home > 通信 > 『アセンション館通信』第491号:すべては欲望から生まれた想像



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2013/9/01(第491号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

実在するのはただ増えも減りもしない永遠の<今・ここ>のみ。

知覚できる変化の相に何も期待することなく、ただ永遠の<在る>
に満足するのが裏切られることのない幸せなのだと教わりました。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在864名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.すべては欲望から生まれた想像

2.ボブさんの言葉:
  【なぜそれを理解するのに時間がかかるように見えるのか?
  (または、ジェームスとボブがボリュームを上げる)】

3.編集後記:ボブさんの言葉……すごかったですね。
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■ 1.すべては欲望から生まれた想像
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今日はさすがに暑いですね。

暑いとか寒いとか……こういう事実と感想はすべて……マインドの
なかで……発生するわけですよね。

そして身体に自己同化したわれわれは……いつもそのマインドのレ
ベルで……安定した幸せを求めている。

そこまでは……確かです。

そして……覚者はつねに……そういうものは存在しないのだと……
言っているわけです。

それもまた……確かです。

ここまでは完全に……マインドのレベルで理解できることです。

じゃ……何が問題なのか。(?_?)

別に……真の問題など……存在しません。

ただ……マインドが……それじゃ嫌だと……駄々をこねているだけ
です。(^^;)

そして……どこかのマインドの片隅に……そういうものがあるんじ
ゃないかと……主張し続けているというわけです。

そりゃ……“ネトゲ廃人”が……パソコンを取り上げられたら……
怒りだすでしょうね。

それだけのことです。

ふ。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」を……いかがお過ごしでしょうか?

これまで色々……アドヴァイタの覚者たちの言葉を……拾い読みし
てきました。

そして……最初あれほど意味不明だった言葉が……それなりに通じ
るようになってしまった。

マハラジが言う……こんな状態にも当たるでしょうか。(*-_-*)

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 ひとたびあなたが知覚可能、想像可能なものはあなた自身ではあ
 りえないと理解するならば、あなたはあなたの想像から自由にな
 る。
 すべてを欲望から生まれた想像だと見ることは、真我の実現に必
 要不可欠なのだ。
                     『私は在る』(p507)
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> すべてを欲望から生まれた想像だと見ることは、真我の実現に必
> 要不可欠なのだ。

ここまでは……納得してしまった。

真理に関してマインドで知りうることは……すべて知りました。

それを……マインドのあるレベルというなら……そのとおりなのか
もしれません。

しかし……次のマハラジの言葉を……全身で受け止められるかとな
ると……。(-_-;)

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 一切の外的なものに価値がなくなり、ハートにそのすべてを放棄
 する用意があるとき、ひとつの霊的な成熟のレベルに到達された
 のだ。
 そのときこそ実在はチャンスを得、それをしっかりとつかむ。
 
                     『私は在る』(p507)
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なるほど。

どの辺りで……たゆたっているのかが……分かってきました。

一見「一切の外的なものに価値がなくな」っているようなのに……
「そのすべてを放棄する用意が」ハートにあるように思えない。

そうか……なるほど。

正確なものですね。

だからこそ……、

> そのときこそ実在はチャンスを得、それをしっかりとつかむ。

という状態に……ないわけだ。(-_-;)

それはつまり……、

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 もし遅れがあるとしたら、マインドが見ること、あるいは捨て去
 ることを望まないことが原因なのだ。
                     『私は在る』(p507)
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というわけですねぇ。

なるほどなぁ。

それで……肉体の命が終わるまで……だらだらと時を過ごしてしま
うわけだ……。

だから……「解放とは獲得ではなく勇気の問題」なのか。(-_-)

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 マインドと自己同一化すること、ただそれだけがあなたを幸福に、
 あるいは不幸にするのだ。
 マインドへの隷属に反抗しなさい。
 あなたの束縛は自分が創造したものだということを見なさい。
 そして執着と反感への鎖を断ち切るのだ。
 あなたがすでに自由であること、そして自由とは苦しい努力によ
 って遠い未来に獲得される何かではなく、永久にあなた自身のも
 のとして使われるためにそこにあることが明らかになるまでは、
 自由という目的を心に保ちなさい。
 解放とは獲得ではなく勇気の問題だ。
 あなたがすでに自由であると信じ、それにしたがって行為する勇
 気だ。
                     『私は在る』(p538)
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そうか……。

> マインドと自己同一化すること、ただそれだけがあなたを幸福に、
> あるいは不幸にするのだ。

現れについて……問題にすべきことなど何もないんだ。(-_-)

> マインドへの隷属に反抗しなさい。
> あなたの束縛は自分が創造したものだということを見なさい。

すべては……想像が積み重なっただけ。

まったく……マハラジに出会う前後で……「創造」(creation)と
「想像」(imagination)ほど……意味が変わった言葉はない。

それまで……イマジネーションとか……クリエイティビティは……
素晴らしい言葉だと……思っていたもんなぁ。

ところが……「それはただの想像だ」というような……言い回しを
……聞いてしまった。(@_@)

そしたら……たちまち……その意味がわかってしまった。(-_-)

------------------------------------------------------------
 そこには想像があるだけだ。
 知性とエネルギーは、あなたの想像のなかですべて使い果たされ
 てしまった。
 あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほ
 ど実在から遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなって
 しまったのだ。
 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。
 宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。
 それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のな
 かにあり、実際は存在しないのだ。
                   『私は在る』(p306-307)
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こうだもんなぁ。

人間はみんな……自分の想像のなかで……苦しんでいる。

でも……考えれば考えるほど……これは間違いない。

「人皆生を楽しまざるは、死を恐れざる故なり
 死を恐れざるにはあらず、死の近き事を忘るるなり」

と『徒然草』の吉田兼好さんは……言ったそうだけど。

でも実際は……、

「人皆生を楽しまざるは、死を恐れるが故なり
 避けえない偽りの死の影を、徒に恐れるが故なり」

じゃないのかしら。

とは言え同時に……こういう言葉はすべて……集合意識のなか……
時代の流行りのなかで……流れている言葉にすぎないわけだ。

陳腐な……宇宙テープレコーダーからの……放送にすぎない。

「どんな意見も自分の意見ではないというのが私の意見です」(^_-)

------------------------------------------------------------
 世界とは無だ。
 それはただの概念にすぎない。
                  『Ashtavakra Gita』(p126)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
                     『私は在る』(p421)
------------------------------------------------------------

はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                   『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
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       ………○…………○…………○………


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■ 2.ボブさんの言葉:
  【なぜそれを理解するのに時間がかかるように見えるのか?
  (または、ジェームスとボブがボリュームを上げる)】
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今回また……ボブさんの無断翻訳を……再開します。

『Living Reality: My Extraordinary Summer With "Sailor" Bob
 Adamson』
(『生きている実在:セイラー・ボブと過ごした途方もない夏』)
からの抽出翻訳です。

ボブさんご夫妻は……アメリカにきてくれて……今は著者のジェー
ムズ・ブラーハの家に滞在しています。

7月23日に行われた、ケリー、ボブ、バーバラ、デル、ジェームズ
の会話の一部です。

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 【なぜそれを理解するのに時間がかかるように見えるのか?
 (または、ジェームスとボブがボリュームを上げる)】
 
 ボブ
 ブラーハ諮問委員会の様子はどうですか?
 何か質問がありますか?
 あなたの疑問を訊いてください。
 
 ジェームス 逆らったりプッシュしたりせずに、人生にまかせる
       能力、体験がくるにまかせる能力は、ただ個人はい
       ないという理解からくるんですね? そうですか?
 
 ボブ
 そうです。
 それが自然な状態です。
 小さな子をご覧なさい。
 理性がはじまるまでは、どんな問題にも囚われていません。
 障害は、分離した自分という考えを基にしているのです。
 
 デル 感情やフィーリング、つまり好きとか嫌いは、自分の人格
    や育ちに基づいています。そういうものは浮上しますが、
    根を下ろすことはありません。
 
 ボブ
 それらは単に作用の一部です。
 私たちは人生でこういう反応を非常に多く起こしてきました。
 あまりにも習慣的にしょっちゅう起こすものだから、非常に多く
 の出来事がそれを引き起こせます。
 何かで悪い記憶を呼び覚まされると、ほとんど即座に突然涙が出
 てくる。
 こういうことを何度も繰り返して、私たちは自分に催眠をかけて
 きたのです。
 まるで舞台の上の催眠術師のように。
 彼は人々に呪文をかけて、あらゆる類のトリックをさせます。
 そして、後でただ指をパチンと鳴らせばいいようにして、催眠中
 にすべきことを伝えます。
 そしてパチンとやると彼らは催眠にかかるのです。
 ですから、私たちはそれが誰に起こっているのかを調べもせずに、
 絶えず反復することで、これらの反応に向けて自己催眠してきた
 のです。
 私たちは一度も自分の内面を見ませんでした。
 それをすればすぐに、私たちが自分自身について持っている考え
 や信念に、どんな有効性もないことが分かります。
 
 ジェームス それが誰に起こっているのかと、繰り返して内面を
       見れば、それは条件づけの解除過程になりますか?
       自分が望まない感覚や体験に反応するのではなく、
       「これは誰に起こっているのか?」と自問すれば。
 
 ボブ
 条件づけの解除過程というものはありません。
 それは即座です。
 あらゆるものに対する抵抗の認識は、知性エネルギーの中で自然
 に起こります。
 何もする必要はありません。
 あなたは無抵抗ではいられません。
 あなたは無抵抗のポイントから抵抗を認識できるのです。
 その認識の瞬間、あなたはその外にいるのです。
 
 ジェームス 見かけの世界、つまり私たちが住んでいる世界では
       それはプロセスのように見えます。あなたは私たち
       に、ニサルガダッタが教えていたことを理解した後、
       あなたが彼のフラットを離れると、数分のうちにま
       たマインドに戻ったと言いました。五年とか十年の
       後には、抵抗せずにいて参照点に捕まるのを避ける
       のはより容易でした。
 
 ボブ
 いいですか、これは「あなたに何が起こったのですか?」と人々
 が聞くとき、いつも起こることです。
 私が彼らにその話をすると、彼らはそれがまったく同じようでな
 ければならないと考えるのです。
 彼らはそれまでに私が言っていることを理解しません。
 それはいつも同じです。
 「おお、彼はそれを一瞬で理解した。この人はそうやって会得し
 たんだ。だからこれはプロセスだ。彼は何年も何年もかけてそれ
 をやったんだ」と。
 そして彼らは、私が今あなたに言っていることを理解しません。
 これは、自分が存在すること、ただあるがままで、いま直下に気
 づいていること、に関することです。
 他の誰かにとって、それがどのように起こったのかという物語に
 入ることはできます。
 つまり「そのプロセスはこうだった、ああだった」と。
 そして「そこにはこれをしているある実体がいた、だから私は同
 じことをしなくてはならない」と。
 しかし私が指摘しつづけているのは、あなたは自分が存在するこ
 とをすでに知っている、ということです。
 これはあなたが否定できないことです。
 
 ジェームス まあ、実際、それこそが私の質問なんですが。それ
       は即座である“べき”です。でも、どういうわけか、
       それはそうならない。それは多くの人には時間のな
       かで起こるように見えるのです。実際は時間という
       ようなものはないわけなので、人が即座の認識を得
       るのに、なぜ時間がかかるように見えるのでしょう?
       あなたは即座の認識を得ているようですが、私は得
       ていません。私はあなたがニサルガダッタのところ
       を離れたときと同じように、すぐにマインドに戻っ
       てすべてに反応してしまうのです。今私には、それ
       はフルストップであるべきだというふうに思えます。
       二年とか三年とか五年後ではなく。
 
 ボブ
 その「思える(seem)」という言葉は何を意味しますか?
 それは「そう見える(appear to be)」という意味です。
 だから、あなたは見かけを本物として受け取っているのです。
 それは見かけにすぎません。
 
 ジェームス そのとおりです。時間というようなものはない。だ
       から、私がこの理解を得た今は……。
 
 ボブ
 誰の思考ですか?
 誰の理解ですか?
 そして、その「今」というのは何ですか?
 あなたはこういうものをすべて分割しています。
 「今」でさえも時間の概念です。
 「現在」という言葉さえも、時間の概念です。
 
 ジェームス [笑いながら]私は質問ができません。どう聞いた
       らいいか分からない。
 
 ボブ
 そのとおりです。
 そしてその停止のなかで、あなたはどこにいますか?
 
 ジェームス 現在のなかに。
 
 ボブ
 そこに留まって、何ひとつ言うべきことも、すべきこともないと
 理解する代わりに、あなたは「私には質問ができません」と言っ
 たのです。
 
 今は、深まっています。
 自分が言っていることを見てください。
 それをマインドが調べ尽くすことはけっしてないでしょう。
 けっして。
 
 ジェームス これは私たちが今日話していたことに戻りますね。
       人々が「分かりました、でも……」と言うそのやり
       口に。
 
 ボブ
 それが分かりますか?
 
 ジェームス はい。
 
 ボブ
 なぜそうするのですか?[笑いながら]
 
 ジェームス なぜそうするのか? なぜなら……。
 
 ボブ
 なぜなら(Because)。
 原因!(A cause)[笑いながら]
 
 ジェームス 何ですか?
 
 ボブ
 なぜならは、「原因」を意味します。
 原因と結果です。
 誰が原因か?[もっと笑いながら]
 それをやめることです。
 あなたはまたもや、別の質問によって出口を見つけようとしてい
 るのです。
 しばらく、ただその空虚のなかに座っていることです。
 
 ジェームス できません。私にはこれを別の観点から尋ねる必要
       があるんです。[笑いながら] 私の参照点はもう狂
       いそうです。私は実在を理解している。あるいは、
       私には実在のある理解があります。私は存在の気づ
       きです。
 
 ボブ
 何が実在の定義ですか?[笑いながら]
 あなたがこれから離れることはありませんよ、ジェームズ。
 
 ジェームス 永遠であるものです。けっして変化しないもの。
 
 ボブ
 変化するものは実在を理解できますか?
 変化するものは変化しないものを理解できますか?
 
 ジェームス いいえ。
 
 ボブ
 実在を理解する「私」とは誰ですか?
 それこそが変化しないものを把握しようとしている変化するもの
 なのです。
 そこでもフルストップ。
 
 ジェームス でも私は見かけについて話したい。自分がしばらく
       生きているところについて話したい。[みんな笑う]
 
 ボブ
 では、何のためにあなたはここにいるのですか?
 見かけについて話すためですか、それとも実在を理解するためで
 すか?
 
 ジェームス 私が理解したいのは……

 ボブ
 [わざと真似て]「『私』は理解したい」。
 たった今そこに理解はありますか?
 
 ジェームス [ふざけて]ボブが僕に逆らってる![みんな笑う]
 
 ボブ
 たった今そこに理解はありますか?
 あなたは自分が存在することを知っていますか?
 
 ジェームス 
 はい。
                 『Living Reality』(p237-240)
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……。(-_-;)

まあ……今回はここまで……この対話の前半までにしておきます。

今回の対話は……ボブさん……本当にボリュームを上げてますね。

> 条件づけの解除過程というものはありません。

この言葉……ここで初めて伝わりました。

> それは即座です。
> あらゆるものに対する抵抗の認識は、知性エネルギーの中で自然
> に起こります。

わかります。

> 何もする必要はありません。
> あなたは無抵抗ではいられません。

確かに。

ここで言う「あなた」とは……身体を意味する“一般人称”でしょ
うね。

> あなたは無抵抗のポイントから抵抗を認識できるのです。

この言葉が……意味深です。

> その認識の瞬間、あなたはその外にいるのです。

(@_@) ⌒★?

これは……強烈。

「あなたは身体ではない」……とはこのことなんですね。

身体は……何ごとに対しても反応し……脅威に対しては……抵抗せ
ずにはいられない。

身体は……そのための器です。

しかし……抵抗が起こっているというその認識は……抵抗している
身体に起こっているのではない。

その認識が起こりうる場所は……無抵抗のポイントです。

その認識は……無抵抗のポイントにしか……起こりえない。

ならば……人間の悩みを認識できるのは……この身体ではありえな
いということです。

人間の悩みは……無抵抗のポイントで……認識されている。

> その認識の瞬間、あなたはその外にいるのです。

身体過程は……あらゆる出来事に反応し……ときには抵抗する。

それはそれでいい……それが身体の働きだから。

しかし……その抵抗を認識しているのは……身体じゃない。

人間じゃない。

その抵抗に気づいているのは……無抵抗のポイント。

つまり……気づいている……わたしです。

> 私たちはそれが誰に起こっているのかを調べもせずに、絶えず反復
> することで、これらの反応に向けて自己催眠してきたのです。

私は身体だ……私は身体だ……と自己催眠をかけてきた、と。

> 私たちは一度も自分の内面を見ませんでした。

何がそれに気づいているのかを……けっして見ようとしなかった。

> それをすればすぐに、私たちが自分自身について持っている考え
> や信念に、どんな有効性もないことが分かります。

そのつもりになれば……反応を起こしている道具が……反応に気づ
きえないことくらい……自明にわかったのに。

すべての出来事は……わたしに起こっている。

この身体過程という……現象も含めて。

そして……この↓一連の文脈。

> いいですか、これは「あなたに何が起こったのですか?」と人々
> が聞くとき、いつも起こることです。
> 私が彼らにその話をすると、彼らはそれがまったく同じようでな
> ければならないと考えるのです。

なるほど。

> 彼らはそれまでに私が言っていることを理解しません。

確かに。

> それはいつも同じです。
> 「おお、彼はそれを一瞬で理解した。この人はそうやって会得し
> たんだ。だからこれはプロセスだ。彼は何年も何年もかけてそれ
> をやったんだ」と。

まったく。(*-_-*)

> そして彼らは、私が今あなたに言っていることを理解しません。

(*-_-*)

> これは、自分が存在すること、ただあるがままで、いま直下に気
> づいていること、に関することです。

存在するということが……気づいていると……いうこと。(-_-)

> 他の誰かにとって、それがどのように起こったのかという物語に
> 入ることはできます。
> つまり「そのプロセスはこうだった、ああだった」と。
> そして「そこにはこれをしているある実体がいた、だから私は同
> じことをしなくてはならない」と。

まさに。(*-_-*)

> しかし私が指摘しつづけているのは、あなたは自分が存在するこ
> とをすでに知っている、ということです。

はい。

> これはあなたが否定できないことです。

完璧ですね。

あなたは……自分が存在していることを……否定できない。

そして身体は……その気づきのなかで……起こっているだけ。

> 実在を理解する「私」とは誰ですか?
> それこそが変化しないものを把握しようとしている変化するもの
> なのです。
> そこでもフルストップ。

(-||-)

これ以上……何をか言わんや……ですね。

……。(-_-)

ありがとうございました。

(-||-)


       ………○…………○…………○………


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■ 3.編集後記:ボブさんの言葉……すごかったですね。
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今回の……ボブさんの言葉……すごかったですね。

一挙に……ボリュームを上げた。

「私は在る」とは……私は気づいている……ということなんですね。

要するに……「私は在る」に……フォーカスしつづけること。

それが真実であること。

それ以外は……すべて想像ということですね。

想像のなかでは……必然的に……幸不幸が……起こる。

しかし……実在のなかでは……何も起こっていない。

物語はすべて……過去の記憶と……未来の想像のなかにある。

つまり……実際には……存在していない。

今日は……暑い日でした。

すっかり暗くなりました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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