home > 通信 > 『アセンション館通信』第493号:知性とは何でしょうか?



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2013/9/15(第493号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

実在するのはただ不垢不浄不増不減の永遠の<今・ここ>のみ。

知覚できる変化の相に何も期待せず、ただ永遠の<在る>に満足し
ているのが、裏切られることのない幸せなのだと教わりました。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在862名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.知性とは何でしょうか?

2.ボブさんの言葉:【自分が実在と知っていれば、概念化はOK】

3.編集後記:手柄もなく……責任もなく……罰もない。
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■ 1.知性とは何でしょうか?
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本当は明日が……地域の草刈りの日なのです。

でも……台風がくるかもしれないという噂(予報)があるものだか
ら……わが集落では今朝……草刈りをしました。

だから……それが終わった今は……もうすべきことなど……何もな
いのです。

生活のための仕事をしないのなら……休日なのだから……何もせず
……ただボーっとしていればいいんです……本当は。

なのにこうしてコンピュータに向かい……さらには一週間に一度の
……もっともらしい思いにふける。

でもまあ……身体の動きと……頭に浮上する想念が……そのように
起こっているのです。

この身体という見かけを根拠にして起こっている幻想の……手柄で
もなければ……罪でも責任でもない。

ただこの幻想のなかに……その理解が充満していないだけです。

意識の焦点が……見かけの動きを追う習慣から……まだ自由になっ
ていない。

見かけの動きのなかで……虜(とりこ)になっている。

これもまた……その幻想の……手柄でもなければ……罪でもない。

ただ……不動の実在を背景にして……あるがままが……起こってい
るだけです。

でもじつは……ここには……誰もいない。

スクリーン上の……映画のなかに……誰もいないように。

誰もいないのなら……何も起こっていない。

なぜなら……体験とは……誰かに起こるものだから。

……。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」を……いかがお過ごしでしょうか?

ぶっつけですが……まずは安心のメッセージをどうぞ。

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 質問者 知性(ブッディ)とは何でしょうか?
 
 マハルシ
 思考あるいは識別の機能です。
 それらは単なる名前でしかありません。
 自我、心、知性、それらはみな同じものです。
 誰の心でしょう?
 誰の知性だと言うのでしょう?
 自我のです。
 自我は実在でしょうか?
 いいえ。
 私たちは自我を取り違えて知性や心と呼ぶのです。(p379)

             『ラマナ・マハルシとの対話 第1巻』 
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アハハ。(*^_^*)

なんともはや。

……。

こういうのを聞くと……安心しますよね。

「思考」という言葉を聞けば……それは何か下品なことなのかもと
……思ってしまう。

「思考」を……やめられるようにならなくちゃ……。

「識別」という言葉を聞けば……それは何か高級なことなのかもと
……思ってしまう。

「識別」できるようにならなくちゃ。

「エゴ」という言葉を聞けば……それは何かいけないものなのかと
……思ってしまう。

「エゴ」を……超克しなくちゃ。

「知性」という言葉を聞けば……それは何か素晴らしいものなのか
と……思ってしまう。

「知性」を……獲得しなくちゃ。

素直なもんです。

でもそれが……全部同じものだと……聞いたら……。

さあ……どうする?

素直に信じますか?

「上に他に誰かいないかー?」……って気分ですよね。(^_-)

まあ……相手がラマナ・マハルシだから……無下にはできません。

ありがたく……お言葉は押しいただいて……それはそれとして……
ってわけですよねぇ。(-_-;)

> 誰の心でしょう?

この心は……誰の心か?

> 誰の知性だと言うのでしょう?

まったくです。

> 自我のです。

はい。(-_-)

> 自我は実在でしょうか?
> いいえ。

いいえ。

> 私たちは自我を取り違えて知性や心と呼ぶのです。

(*-_-*)

そうかぁ……自我と……知性と……心は……同じものなのか……。

しかし……言われてみれば……それしかないよなぁ。

このごろ……時々思い出したように……ラメッシ・バルセカールの
……『CONSCIOUSNESS SPEAKS(意識は語る)』を読んでいます。

最近目についたのは……こんな箇所でした。
(kindleで読んでいるので……書籍のページ数はわかりません。)

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 質問者 私は自分がもっと意識的にならなくてはいけない、もっ
     と完全に意識を拡大しなくちゃならないのだと思ってい
     ました。

 ラメッシ
 それはすべてガラクタです。
 存在するガラクタの量たるや途方もないものです!
 でもその「途方もないガラクタ」もまた、ごく限られた数の場合
 にしか悟りが起こりえないようにするための、全体の働きの一部
 なのです。
 悟りが限られた数の場合にしか起こらないようにするために、こ
 のガラクタは継続しなければならないのです。
 
                  『CONSCIOUSNESS SPEAKS』
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(-||-)

まあ……ナンタルチアな……話ではあります……。

そうすると……いわゆる精神世界の99%は……ガラクタというこ
とになるでしょうか。

というか……社会の構成要素として収まっているものは……すべて
ガラクタでしょう。

無視されるもの……敬遠されるものとして……それは顕現すること
を……許されているのでしょうね。

『灰のなかのダイアモンド』……。

こういう話は……他ではあまり聞けないのかもしれません。

でも……誰かがそれを言わなければ……あるいは意識のなかの何処
かで……この音色が……鳴っていなければならないのでしょう。

かつ……その音色は……現れの世界で……ある限られた範囲をけっ
して超えないような……「大数の法則」が働いているのでしょう。

本当か嘘か……もちろん「知性」の知りうる範囲ではありませんが
……その音色は……この惑星でしか……鳴っていないのだとか。

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 質問者 すべての人が自由で、しかも自分が自由であることを知
     っているような惑星がどこか他に存在するのでしょうか?
 
 パパジ
 いいや。
 自由が手に入るのはこの惑星だけだ。
 もし自由を求めるなら、神をも含めた誰もがここに来なければな
 らない。
 神でさえもここに来なければならないのだ。
 自由が起こるのはこの地球だけだ。
 ほかの場所はすべて快楽と苦痛のために存在している。
 最終的には、誰もがここに来なければならない。
 
            『覚醒の炎―プンジャジの教え』(p167)
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こういう類の話は……おそらくマハルシはなさらないでしょう。

もしそうだとしたら……マハルシの弟子の……パパジからしか……
聞けない話なのかもしれません。

宇宙ゴシップついでに……一頃このメルマガの巻末でよく引用させ
ていただいていた……Dさんの話も再録しておきましょうか。

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 神智学には、地球は7の3乗、すなわち343あるカテゴリーの
 下から二番目の未発達のドンクサイ星であると書いてありますが、
 これは真っ赤な嘘です。
 正しくは、地球は343段階ある難易度の上から2番目に覚醒す
 ることが難しい超難関の星です。
 今現在、343段階の一番上の星は存在しませんから、事実上こ
 の地球が最難関です。
 ですから、この件に関しては、神智学は全くもって正反対のこと
 を書いています。
           預言とアセンション 2003.9.12.
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日付を見ると……ちょうど十年前の……今頃ですねぇ。

現在は……すでにサイトが存在しないようです。

進化レベルゴシップ……という話題で言うなら……EOさんは……
Dさんとは正反対の見解を採っていました。

EOさんは……Hemi-Sync(ヘミシンク)で有名なモンロー研究所の
設立者ロバート・モンローの観点を……受け継いでいたようです。

地球が……「ルーシュ」の採取場であるという……観点です。

EOさんの著書……『ひきつりながら読む精神世界』のなかに……
「ルーシュとは振動である」……という一節があります。

要するに……地球は……なかの生き物(人間)が……常にルーシュ
を分泌しつづけるように……調整された惑星だというわけです。

……。(-_-)

あらゆる観点は……あるがままのなかの……調度です。

なかには……秀逸なものも……月並みなものも……あるでしょう。

でも……すべてはクリエーションです。

対局のペアのなかで……いくらでも……分裂を重ねられる。

いくらでも……ヴァリエーションを……再創造できる。

そして……ある観点を採れば……その他の観点は……隠れる。

それだけのことです。

そこに……どんな真実が……あるわけでもない。

すべての識別は自我であり……それが知性なのですね。

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 人間はいったい、いつになったら
 ひとつのことを別のことに対立させるのをやめるのか?
 
 あらゆる対立を棄て去りなさい
 何が起ころうと幸せでありなさい
 そして、あなた自身を満たしなさい
 
 
 師や聖者や探求者たち
 彼らはみな違ったことを言う
 
 誰であれ、これを知る人は
 無執着とともに、静かになる
 
 
 真の師は冷静に考え
 すべてはひとつだと見なす
 
 彼はものごとの本性
 覚醒の本質を理解したのだ
 
 彼がふたたび生まれ変わることはない
 
           『アシュターヴァクラ・ギーター』(p78)
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(-||-)

……。(-_-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
                     『私は在る』(p421)
------------------------------------------------------------

はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                   『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


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■ 2.ボブさんの言葉:
         【自分が実在と知っていれば、概念化はOK】
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今回も……ボブさんの無断翻訳を……つづけます。

『Living Reality: My Extraordinary Summer With "Sailor" Bob
 Adamson』
(『生きている実在:セイラー・ボブと過ごした途方もない夏』)
からの抽出翻訳です。

ボブさんご夫妻は……アメリカにきてくれて……今は著者のジェー
ムズ・ブラーハの家に滞在しています。

7月23日に行われた、ケリー、ボブ、バーバラ、デル、ジェームズ
の会話の最後の部分です。

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 【自分が実在と知っていれば、概念化はOK】
 
 ボブ
 ところで時間に関するこの話がすべてつづいていた間、あなたは
 一度でも存在の気づきから離れましたか?
 
 ジェームス いいえ。私はつねに今のなかにいました(存在して
       いました)。ただ至る所に私の参照点がありました。
 
 ボブ
 では、あなたは何ですか?
 参照点ですか、それとも実在ですか?
 
 ジェームス 実在です。
 
 ボブ
 そのとおり。
 ですから、いつもそれを知っていることです。
 そうすれば、いつでも好きなように概念化してかまわない。
 それはまたすべてを包含するものになるでしょう。
 
 ジェームス ちょっと待ってください。私がまた概念化をしても
       あなたは私を止めないのですか?
 
 バーバラ ボブに未来の約束をさせてみて!
 
 ボブ
 変化しない背景が真のあなただと理解することです。
 そうすれば、その上に何が現れようとも、それが見かけだと理解
 されます。
 それは大したことではありません。
 例えば、イラクの爆撃について個人的に巻き込まれることはあり
 ません。
 
 ジェームス あの質問をしていた最後の10分間、私は個人的に
       巻き込まれていましたか?
 
 ボブ
 ええ。
 そこには知りたがっている誰かがいました。
 
 ジェームス [笑いながら]だって、どうして私に質問ができま
       すか? もしまた私が概念化したら、あなたは知り
       たがっている誰かがそこにいると言うんでしょ!
 
 ボブ
 ええ。
 でもそのとき、あなたがそこに「自分」などいないことを理解し
 ていたら……。
 
 ジェームス 自分が永遠だと知っていて、どうやって概念化など
       できるんですか?
 
 ボブ
 空に雲が現れるのと同じやり方です。
 
 ジェームス それはただ起こっただけなのではありませんか? 
       たとえ概念化していても、私は存在の気づきのなか
       にいた。自分でそのことを知らなかったかもしれな
       いけど……。
 
 ボブ
 あなたはそれを知っていましたか?
 その「知」がそこにありましたか?
 それともそこには、困惑に巻き込まれることがありましたか?
 
 ジェームス 大々的に“自分”が進行していました。でもあれは
       幻影だった。あなたは私が実在であることを知って
       いた。だとしたら何が違うのですか?
 
 ボブ
 もちろん私は知っています。
 しかしあなたはどうでしたか?

 ジェームス いいえ。私は知りませんでした。でもそれは問題じ
       ゃありません。
 
 バーバラ ボブが知っているかぎり![笑いながら]
 
 ジェームス 私がどうしてそれ以外の何かでありえたでしょう?
 
 ボブ
 そのとおりです。
 
 ジェームス 私が話していたとき、あなたは私がそれであること
       を知っていたんだ。
 
 ケリー 僕にわかるのは、ジェームズ、君がテープに残す本当に
     いい話を録るのを助けてくれたことだ。それは人々が聞
     くための素晴らしい対話になるよ。
 
 ジェームス [ふざけて]まあ、僕はボブを捕らえるさ。僕はど
       こかで彼を捕らえる。彼は自分をロナルド・レーガ
       ンみたいに思っている。何にも捕まらないと。
       [みんなが笑う]
 
 ケリー 彼はあれが大好きなんだよ。あの対話をしている間、彼
     は20歳も若く見えた。
 
 ボブ
 あなたは私を捕まえられない。
 私は「ものではない」から。[笑う]
 
 ケリー あなたはここにいない。
 
 ジェームス 私は見かけを捕まえます。
 
 ボブ
 あなたは見かけなら持てる。
 それを取って!
 
 ジェームス われわれはボブを捕まえます。われわれは彼のなか
       の参照点を見つける。
 
 デル ボブ、あなたはニサルガダッタとこういうことで格闘した
    んですか?
 
 ボブ
 彼は私を持ち上げて、私の下から何もかも蹴り出してしまったの
 です。
 「ノー、ノー、ノー、ノー」と。
 
 ジェームス 良かったのは彼が英語を話さなかったことです。あ
       なたには緩衝材としての通訳者がいた。
 
 ボブ
 それでも私の参照点はつねられたものです。
 「アアッ、アアッ、アアッ」というくらい。
 
 バーバラ 私たちがマハラジのところに友人を連れて行ったとき、
      起こったのがそれだったの。
 
 ボブ
 ジェームズがしていたこととまったく同じです。[笑いながら]
 
 ケリー あなた[ボブを指して]とニサルガダッタの「堂々巡り
     レスリング」がすべて素晴らしいのは、それがあなたが
     理解を得た後に起こったことです。というのも、あなた
     は彼のところにいた最初の数日で理解を得ていたから。
     でもそのときは微調整が起こっていた。
 
 ボブ
 そう、それこそここでジェームズと起こっているのと同じです。
 
 ジェームス 同じことだよ。
 
 ケリー それが僕が「岩のかけら」と呼ぶものだ。君はその「岩
     のかけら」を守るために本当に懸命に働いたんだよ。
     [笑いながら]
 
 バーバラ 私がインドに行ったとき、友達と彼女の娘さんと一緒
      でした。そしてボブは彼らをニサルガダッタに合わせ
      に連れて行きました。彼らはあまり感銘を受けなかっ
      たようで、それは明らかにボブとニサルガダッタが、
      ちょうど今ここで起こったように相手に向かって大声
      を上げていたからなの。私の友人はすべては平和と光
      に満ちているものだと思っていました。彼らには悟り
      とは平和と光だという概念がありました。だから彼ら
      はニサルガダッタには感銘を受けなかったの。彼らは
      興味をもたなかった。
 
 ケリー おそらく彼らは悟った人がニサルガダッタのようにタバ
     コを吸うとは思わなかったでしょう。もし私がニサルガ
     ダッタのところに行って、彼がタバコを吸っているのを
     見たら、自分が飛び出しただろうと思ったものです。
 
 バーバラ それに、ジェームズ、あなたの困惑についての言葉が
      本当だったとしても、少なくともあなたは自分の疑問
      を尋ねる勇気をもっていた。
 
 ジェームス まあ、あれは単なる一例です。
 
 デル 彼は演技していたんだ。
 
 ジェームス いや、僕は演技していたわけじゃない。僕はある例
       を探していて、みんながそれを笑うものだから、何
       かきまりが悪いような感じがしたんだ。それは微か
       な感じだったけど、今になってみれば、それが起こ
       っていたこととして指摘できるかな。
 
 ケリー ジェームズ、君とボブの間に起こったことと、ボブがニ
     サルガダッタと叫び合ったことの違いは、君がより小さ
     な参照点しかもっていなかったことだよ。ボブは本当に
     彼と闘ったんだよ。彼は自分のポジションに執着した。
     君は議論していた。でも君はすぐにそれを手放した。
 
 ボブ
 何か他に質問は?
 
 デル ありません。
 
 ケリー ボブ、あなたはさっき私がけっして忘れられないことを
     言いましたよ。ここから百五十億光年離れたところも、
     やっぱり今だと。あれは驚きでした。あれは永遠の今に
     ついてのあるイメージを呼び出す魔法の呪文です。
 
 ボブ
 時間は参照点からしか評価できません。
 そして地球は有効な参照点ではありません。
 なぜなら、それが太陽の周りを回っているからです。
 
 ケリー もう寝る時間ですね。私は疲れました。
 
 デル それも僕が笑っていた理由の一部だったんだ。
 
 ケリー おお、あれこそは闘いだった。行きつ戻りつの情熱が、
     まばゆいばかりだった。
 
 デル じつは、僕はジェームズのことよりもボブのことを笑って
    いたんだ。あの解説は本当に強烈だった。僕にとっては、
    まるでスパイクが線路の軌道にますます深く食い込んでい
    くみたいだった。
    
                 『Living Reality』(p240-246)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

結局……実在しか……存在していない。

> ボブ
> ところで時間に関するこの話がすべてつづいていた間、あなたは
> 一度でも存在の気づきから離れましたか?
> 
> ジェームス いいえ。私はつねに今にいました。ただ至る所に私
>       の参照点がありました。

そうとしか……言えませんよね。

> ボブ
> では、あなたは何ですか?
> 参照点ですか、それとも実在ですか?
> 
> ジェームス 実在です。

そう。

だって……自分を……すでに消えてしまった参照点だとは……誰に
も言えないわけだから。

> ボブ
> そのとおり。
> ですから、いつもそれを知っていることです。

(-||-)

> ケリー ボブ、あなたはさっき私がけっして忘れられないことを
>     言いましたよ。ここから百五十億光年離れたところも、
>     やっぱり今だと。あれは驚きでした。あれは永遠の今に
>     ついてのあるイメージを呼び出す魔法の呪文です。

この言葉を聴いて……昔浮かんできたことがある……「先端時」と
いう概念を……思い出しました。

「先端時」というのは……「光陰矢の如し」と言われる時間の矢の
……最先端の一点を……意味する言葉です。

生き物は……つねに「先端時」のなかで生きているという……発見
というか……概念でした。

生き物が生きているのは……宇宙が未だかつて体験したことのない
……時間の最先端……つまり「先端時」だと。

そして生き物が死んだら……それは時間軸上のその時点に固定され
て……過去の方に流されていくわけです。

地球上の自分が生きているのは……宇宙が未だかつて体験したこと
のない「先端時」だ。

何億光年か彼方の星に……もし生き物がいたら……彼もやはり……
宇宙がまだ体験したことのない「先端時」を生きているはずだと。

だから……未来から来て……過去の方に流れていく時間軸のなかで
……「先端時」だけが……中央に止まっているのだと。

まあ……そんなふうのイメージでした。

pariパターンは……昔も今も……概念化が好きなようで。

……。(-_-)

ありがとうございました。

(-||-)


       ………○…………○…………○………


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       ………○…………○…………○………


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       ………○…………○…………○………


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■ 3.編集後記:手柄もなく……責任もなく……罰もない。
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今日もまた……頭をずいぶん加熱させました。

でもこれは……自分が……やっていることじゃない。

あるがままの……見かけの世界に織り込まれた……ひとつのパター
ンが……あるがままの一部として……していること。

手柄もなく……責任もなく……罰もない。

フォーカスしなければ……そこには何もない……。

今日も……すっかり暗くなりました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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