home > 通信 > 『アセンション館通信』第494号:言葉はすべて……想像



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2013/9/22(第494号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

実在するのはただ不垢不浄不増不減の永遠の<今・ここ>のみ。

知覚できる変化の相に何も期待せず、ただ永遠の<在る>に満足し
ているのが、裏切られることのない幸せなのだと教わりました。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在863名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.言葉はすべて……想像

2.ボブさんの言葉:【質問はわれわれを二元性に留めることができる】

3.編集後記:手柄もなく……責任もなく……罰もない。
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■ 1.言葉はすべて……想像
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今日は午前中に臨時の仕事が入って……もう午後になりました。

すっかり秋になったけど……今日は暑そうな一日ですね。

なんだか……マインドで色々思うことが……すべて無駄なんだ……
という感じがしてきました。(^^;)

いや……マインドで色々思うことがすべて無駄かどうか……そんな
ことは……わかりません。

宇宙には色々な位置があるのだろうから……いろいろ有益な思いが
……湧いているところもあるのだろうし。

ただ……結局すべての思いは無駄なんだと……そう思われてくるよ
うな思いだけが……ここで湧いていたということでしょうか。

いやいや……言葉はすべて……想像だなぁ。

現れてはいても……存在してはいないんだ……。(-_-;)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」を……いかがお過ごしでしょうか?

さっき……ちょっとキッカケがあって……山尾三省の『聖老人』と
いう本を……開いて見ていました。

今日は土曜なので……地元では……土曜市というのが開かれます。

さっきシャーラが土曜市から帰ってきて……ジンさんは長本兄弟
商会と縁があったみたい……という話をしました。

ジンさんというのは……土曜市の代表です。

ところで……なぜそんな八百屋さんを知ってたんだっけ……とい
う話から……プラサード書店や山尾三省まで行ったわけです。

そんなわけで……久しぶりに『聖老人』を取り出して……色々眺め
てしまいました。

山尾三省さんは……ラーマクリシュナが……好きだったんですね。

本を眺めているうちに……いろんな思いが来てしまって……。

思いには……いろんな層があるのでしょう。

だから……一種の哀切さみたいなものも……浮上するけど……同時
に……そういう感傷を……見ているような層もある。

そしたら……なんだか……マインドで思うことが……すべて無駄な
ような感想も……浮かんできたというわけです。

きっと……今こんな思いが湧いてくること自体……地上的な流行り
……言わばシンクロニシティなんでしょうね。

だから……誰の手柄でもなければ……誰の罪でもない。

ただ何となく……すべてのマインドは……いらざる解釈だ……とい
うような思いが……浮かんできてしまったというわけです。

自然な流れを……拒否しようとしたり……超克しようとしたりする
こと自体が……自然の流れの一部だというか。

それがつねに……自然の流れとともに……その解釈として……同時
発生している。

それは……誰の手柄でもなければ……誰の罪でもない。

自らを責めようとすること自体も……予定調和のなかの……一種の
誤解として……予定された自惚れとして……起こっている。

すべては……ただ……あるがままに……現れている。

もちろん……こんなことはすべて……ただの想像です。

現れの一部が……それを証明することは……ありえないでしょう。

ただ……覚者は優しく……こう告げている。

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 欲望や嫌悪は心のもの
 そして心はあなたのものではない
 あなたはその混乱から自由なのだ
 
 あなたは不変なる
 気づきそのもの
 
 どこへ行こうと
 幸せでありなさい1
 
 
 なぜなら、見るがいい!
 真我は生きとし生けるものの中に存在し
 生きとし生けるものは真我の中に存在している
 知るがいい
 あなたは「私」からも
 「私のもの」からも自由なのだ
 幸せでありなさい!
 
           『アシュターヴァクラ・ギーター』(p101)
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> 欲望や嫌悪は心のもの
> そして心はあなたのものではない
> あなたはその混乱から自由なのだ

(-||-)

……。(-_-)

------------------------------------------------------------
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
                     『私は在る』(p421)
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はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                   『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
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おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
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       ………○…………○…………○………


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■ 2.ボブさんの言葉:
         【質問はわれわれを二元性に留めることができる】
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今回も……ボブさんの無断翻訳を……つづけます。

『Living Reality: My Extraordinary Summer With "Sailor" Bob
 Adamson』
(『生きている実在:セイラー・ボブと過ごした途方もない夏』)
からの抽出翻訳です。

ボブさんご夫妻は……アメリカにきてくれて……今は著者のジェー
ムズ・ブラーハの家に滞在しています。

7月23日に行われた、ケリー、ボブ、バーバラ、デル、ジェームズ
の会話の最後の部分です。

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 翌朝の小景

 【質問はわれわれを二元性に留めることができる】
 
 ジェームズ 昨晩、私がもっていた問題は、未来について何かを
       尋ねるのは非二元の知識を完全に否定しているとい
       うことでした。 
 
 ボブ
 それは微妙にあなたを存在から遠ざけるのです。
 
 ジェームズ それはどんな理解も否定しているのです。[ケリー
       とエメットに]君たち、僕をピシャリとやってくれ
       たらよかったのに。
 
 ボブ
 それが今わかったんですよ。
 
 ジェームズ 参照点が働いていたとき、私は本当に答が欲しかっ
       たんです。「知りたい。知りたい」の一念で。
 
 ボブ
 もし私があなたに何か答えを与えたとしても、それは二、三ヶ月
 はあなたを満足させるかもしれませんが、でもまた別の問題が起
 こってくるでしょう。そしてまたその次、またその次と。
 
 ジェームズ あたかも「自分」がいるかのように、私はまた二元
       性のなかに戻ってしまったでしょう。
 
 ボブ
 ええ、それが私たちがいつもしていることです。
 質問をするのは無意味なのです。
 そこからどこへ行こうというのですか?
 質問がないとき、質問者もいません。
 あなたは空のなかに戻っていくことしかできません。
 「質問がなく」ても、「質問者がいなく」ても、あなたはやはり
 存在します。
 
 ジェームズ 分かりました。ところで、もうひとつジョークがあ
       るんです。
 
 エメット:聞かせてよ。
 
 ジェームズ あるとき悟りを求めてインド中を旅した男がいまし
       た。彼は何年も何年も探し求めました。ついに彼は
       あるアシュラムを見つけると、そこのグルは「私は
       あなたに解放を与えることができるが、それは簡単
       ではない。それは長い過酷な過程だ」と言います。
       そのとき求道者は、目的を達成するためなら自分は
       どんなことでもするつもりだ、と言いました。する
       とグルは彼に、あなたはある部屋に入って、そこで
       昼も夜も瞑想しなければならない、食事は支給され
       るだろう、と告げます。つまり、彼は一度も部屋か
       ら離れる必要はないが、一年後僧侶たちがやってき
       てチェックするまで、ずっと沈黙を守らなければな
       らない。そのとき、彼は二つの言葉を述べることが
       許される、というのです。
 
 ボブ
 二つの言葉?
 
 ジェームズ そうです。二つの言葉です。かくて一年が過ぎ去り、
       その求道者は瞑想し、祈り、つねに完全な沈黙のな
       かで過ごします。僧侶たちが彼の部屋にやってきて、
       「それで、調子はどうかな? どんな具合かね?」
       と尋ねます。求道者は苦しげな表情を浮かべると、
       「ベッドが、硬い」と言います。僧侶は「おお、す
       ごい、すごい。瞑想を続けなさい。あなたはよくや
       っている。あなたは到達するだろう」と答えます。
       それから、また長い一年が過ぎて、僧侶たちは再び
       彼のところに来ます。「どんな様子かね。あなたの
       進歩具合はどうかな?」と尋ねます。彼は再び苦し
       げな表情を浮かべます。今度は彼は「食事が、ひど
       い」と言います。僧侶は「おお、すごい、すごい。
       それはいい。瞑想を続けなさい」と答えます。それ
       から、三年目が過ぎて、また彼を調べるために僧侶
       たちがきました。「それで、どんな具合かね?」と
       尋ねます。求道者は「私は、やめる」と言います。
       彼らは「頃合いだろうね。あなたはここに来てから、
       ずっと不平を言っている」[みんな笑う]
 
 ボブ
 それは、素晴らしい。
 オーストラリアに戻ったら、絶対話さなくちゃ。
    
                 『Living Reality』(p240-246)
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なんとねぇ……。(-_-)

(*-_-*)

そういうことか……。

……。(-_-)

ありがとうございました。

(-||-)


       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


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       ………○…………○…………○………


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■ 3.編集後記:なぜかそこに……自己同化が……
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……。

ジェームズのジョーク……なかなかのもんですね。(-_-)

マインドが状況を解釈し……マインドが疑問を作り……マインドが
苦しむ。

そのように……すべてが起こっている。

誰がその状況を作り……誰がその解釈を作るのか?……と……問う
ことも……できる。

でも……現れを……どんなに細分してみても……質問と解答の……
分裂を起動するだけ。

質問が正しいわけでも……解答が間違っているわけでも……ない。

また……その逆でもない。

ただ無用な解釈が……さらに無用な解釈を起動する……玉突き現象
が……起こっているだけ。

誰が……していることでもない。

誰が……やめさせられることでもない。

ただ……ありのままに……現れが……起こっているだけ。

なぜなら……ここには……分離独立した……誰も存在しないから。

なぜかそこに……自己同化が……起こっているだけ。

そろそろ……日が暮れかかるようです。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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