home > 通信 >『アセンション館通信』第530号:番外編「絆通貨」ご紹介&ゴシップ



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2014/06/01(第530号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

実在は概念ではなく、概念の顕現でもない。概念は実在しない。
概念はただ“見かけ”の解釈のなかにのみ現れる。

実在は、“見かけ”の発現を可能にし、解釈の発現を可能にする。
“見かけ”と解釈のなかで迷子になると、苦楽の海に溺れる。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在880名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.番外:「絆通貨」ご紹介&ゴシップ

2.ラングフォードの言葉:【第三章 詐称者のツール】(3)

3.編集後記
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■ 1.番外:「絆通貨」ご紹介&ゴシップ
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晴天ですが、かすかに空気に靄がかかったような感じです。

この季節の晴天は、こんな感じだったでしょうか。

この空気感に気づいているのが自分です。

でも目をつぶれば、そういう空気感は別に感じられない。

とは言え、もちろん、目をつぶった状態でも気づきは途切れない。

この気づいているのが自分です。

自分の身体もその気づきのなかに起こっている。

そんなことが自明になってくるようです。

すべて自分のなかで起こっているんですね。

だからすべては自分なんでしょう。

この自分が存在しないことはありえない。

だって、自分が存在なんですから。(^_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?

今日はちょっと風変わりなことを書こうと思います。

今回だけこのメルマガは例外的な内容になります。

つまり、夢の世界に棹さす内容を書いてみようと思います。

だから、たまたま今回の号に目を通される方は、まあ、そういうこ
とになっていたんでしょうね。(^_-)

普段書いていることとかけ離れているので、とても読みにくいかも
しれません。

あるいは逆に、いや、そういう話なら分かる、と思われる方もいら
っしゃるかもしれません。

もちろん、興味がないし、難しいと感じられる方もいるでしょう。

でもじきに、何を問題にしているのかはわかるはずです。

よろしければ、少しお付き合いいただければと思います。

以前、「禊ぎ通貨」というものをご紹介したことがありました。

これは多呂ご兄弟が発明された「FBS通貨」というスタンプ通貨
の愛称です。

「禊ぎ通貨」とは、「価値の尺度」「交換の媒介」「価値の保蔵」
の三つの貨幣機能を個別の機能媒体に分担させた劣化通貨です。

ゲゼルの「自由貨幣」から発想され、現在の国際通貨と連携させた
ある種の理想型とも言える通貨形態です。

ひとつの惑星が「お金」を超えていくためには、通過しなければな
らない“通過儀礼”のようなものかもしれません。

「禊ぎ通貨」の最大の特徴は、一定の条件のもとに国際通貨「円」
との兌換を可能にしていることでした。

とても良くできた通貨なので流行るといいなと思っていました。

と同時に、流行らないだろうな、とも思っていました。(^^;)

“スタンプ通貨”というのが時代とズレすぎているからです。

でも、なぜかこの「禊ぎ通貨」のアイディアがわたしのなかから消
え去りませんでした。

これはもう、カルマとでも言うより仕方がないかもしれません。

それでいつの間にかこの「禊ぎ通貨」のアイディアが、わたしのな
かで「絆通貨」というものに変容していきました。

「絆通貨」とは、「禊ぎ通貨」の機能を時代に合った“カード通貨”
に焼き直したものです。

「禊ぎ通貨」の働きがいかに公平なものであろうと、“減価紙幣に
スタンプを貼る”というのではあまりにも時代錯誤的です。

多くの支払いがカード化されている現代において、これではとても
実現可能性はないと思いました。

もっとシンプルなものにしないと、この「禊ぎ通貨」のアイディア
を活かすことはできないだろうと思われたわけです。

「絆通貨」は、「禊ぎ通貨」のアイディアの肝心要を、非常に単純
なイメージに集約できたと思います。

ただ、このアイディアを聞いただけで、すぐにそのリアリティをイ
メージできる方がどれくらいいるか、わたしにはわかりません。

このアイディアは、理解されるかどうかがキモです。

アイディア自体に“伝染力”がなければ話になりませんから。

ただ、そうは言っても、頭の中に抱えているだけでは仕方がない。

何らかの形で公開しなければならないとは思っていました。

それが、ちょっとしたきっかけで早まることになりました。

このアイディアがこの惑星地球で最初に公開されるのが、今日のこ
のメルマガ上なんです。(*^_^*)

今回たまたまメルマガに目を通された方は、ちょっとした特別席か
もしれませんよ。(^_-)

これは、またちょっと私事ですが、以前「13の月の暦」を見てい
たころ知ったことがあります。

わたしの誕生日のキンは「黄色い倍音の戦士」なんだそうです。

いわば広報宣伝担当みたいな感じらしいです。(*-_-*)

まあ、幻想上のカルマも支払わなければならないのでしょう。

なので、もし今回このメルマガでこのアイディアを聞いた方にその
イメージが伝わらなければ、「絆通貨」はダメでしょうね。

では、早速簡単に「絆通貨」のイメージをお伝えします。

(面倒で読みたくならない部分は、飛ばしてくださいね。

 興味を持てるところだけ読んでいただければ十分です。)

今地上世界はグローバリズムの猛威のもとに翻弄されて、経済成長
という“一場の夢”からの卒業もままならない状態です。

今の地上人類の最緊急課題はいかにして可及的速やかに“脱成長”
し、母なる地球生態系にソフトランディングできるかです。

(もちろん、こういう世界観は物理世界が実在するという幻想のな
 かでのお話なのですが、そのことは今回は言いません。

 今回のメルマガは、夢から醒めようとするエネルギーではなく、
 地上の夢の「黄色の倍音の戦士」のエネルギー代表ですから)

1990年代後半、日本は“失われた20年”という未知の領域に地上で
最初に突入しました。

そして今や、グローバリゼーションという国際金融操作を使って、
地上の大資本が新たな投資領域を求め世界中を瞬時に移動します。

グローバリゼーションの結果、地上社会全体が“失われた20年”に
突入しはじめているわけです。

日本が最初に“失われた20年”に突入したのは、日本型資本主義で
日本が生産部門における資本主義の優等生になったからです。

だから日本が世界に先駆けて資本主義の限界に突き当たりました。

つまり、国民の需要を超えた供給力を達成してしまい、デフレ圧力
を創出し、それ以降デフレ傾向を固定させることになりました。

今後金融政策などで、デフレ傾向を動かせるものではありません。

なぜそうなるのか?

なぜなら、どんな商品も需要以上に供給されてしまうからです。

つまり、商品を作っただけでは売れない時代にはいったわけです。

1990年代、日本が資本主義社会の最先端に飛び出した最大要因は、
日本における産業用ロボット普及率の圧倒的な高さです。

次の「世界の産業用ロボット稼動台数」のグラフを見てください。
http://karafro.com/indrobo/inrobot.html

ピンクの折れ線が日本です、上の藍色の折れ線は世界総計です。

1985年から1995年にかけて、日本におけるロボット稼働台数がいか
に急拡大したかが一目瞭然でわかります。

1995年には世界中の工場の産業用ロボットの6割が、日本一国に集
中する状態になってしまいました。

このままいけば日本一国でも、世界の工業産品を賄えるとまで言わ
れた時代です。

なぜそんなことが起こったのでしょうか?

それは他の先進諸国では、労働者がロボットを自分たちの労働力の
置換勢力として毛嫌いしたからです。

産業用ロボットを、自分たちの対抗勢力と認識したわけです。

日本人でそんなことを想像した人はひとりもいませんでした。

手塚治虫さんの「鉄腕アトム」のイメージもあるかもしれませんが、
何よりも日本人労働者の知的水準の高さです。

自分が産業用ロボットを使いこなせないかもしれない、というふう
に想像を巡らせた労働者がいなかったということです。

そして、そこまでは日本人の知性と集合知のダントツの強さが表現
されました。

しかし、その先はそういうわけにはいかなかった。

次のグラフを見てください。
http://www.exsoljp.com/99_blank002107.html

先に韓国での産業用ロボットの急速な普及拡大が起こり、次いでそ
れを上回る勢いで中国が急追しています。

もちろん日本の技術だけではないでしょうが、2000年以降での産業
用ロボットのアジア圏移転が大きな経済動向になっています。

その間日本ではどんなことが起こったか?

次の「日本の自殺者数・自殺率」のグラフを見てください。
http://www.lifelink.or.jp/hp/statistics.html

1998年からそれまでの年間20000〜25000人の間を上下していた自殺
者数が、突然毎年32000を超えるようになっています。

いったい、1998年にはなにか特別のことがあったのでしょうか?

そうです、4月1日、日本版金融ビッグバンがスタートした年です。

AAA+評価を独走していた日本の各銀行弱体化の決定打として、日本
だけを真のターゲットに発案された「BIS規制」発効の年です。

この時点から、国際金融銀行として認められる8%以上の自己資本
比率達成のために、日本の各銀行は懸命に貸し剥がしに走ります。

資金繰りに窮した中小企業関連の方々の困窮が、こうして統計上の
数値にまで反映されはじめたわけです。

銀行による貸し渋り、貸し剥がしが起こり、日本の“護送船団”は
見事に解体されバラバラにされます。

分厚い中流を護ってきた優しい日本型資本主義は解体されます。

その結果、どういうことが起こったか。

【日本の名目GDPの推移(1980〜2013年)】
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html

1992年から急速に増加傾向が鈍り、1998年を頂点にして以後日本の
国内総生産は横ばいから縮小傾向に入ります。

しかも総体はともかく、内容はずいぶん変化しています。

【1995年から2005年までの10年間に、大企業製造業の役員報酬は
 約2倍に、従業員の給与は横ばい】
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2007/08/28231540/

【平均給与の推移】
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_company-heikinkyuyo

【5図 非正規労働者比率と賃金水準の推移】
http://tinyurl.com/lxxglaw

そして雇用形態は非正規労働へとシフトしていくのです。

【正規雇用者と非正規雇用者の推移】
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3240.html

ではその間、日本人の労働の成果はどこへいったのでしょうか?

【配当金総額および人件費総額の推移】(朝倉新哉の研究室)
http://ameblo.jp/karate246/image-11549020986-12048064279.html

これが、金融ビッグバンによって日本に強襲してきたグローバリゼ
ーションのもっとも明白な結果です。

このグローバリゼーションの甘い果実を世界中で最大限に吸収した
のが国家で言うならアメリカであることは言うまでもありません。

【G8の名目GDP(USドル)の推移(1980〜2014年)】(世界経済のネタ帳)
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=ngdpd&g=XC

これに中国インドを加えるとこんな感じです。
http://tinyurl.com/qxj2cvo

では、このグローバリゼーションのなかで突出した成長を遂げてい
るアメリカと中国は、はたして“豊かな国”と言えるのか。

ジニ係数とは、社会における所得分配の不平等さを測る指標です。

【世界主要国のジニ係数(07年にIMFが報告したジニ係数)】(DEBUO日記)
http://tinyurl.com/opmbu2w

【ジニ係数世界地図】
http://tinyurl.com/lunr2vc

社会の不安定性の指標としては、0.4位上は危険水位、0.6位上はい
つ暴動が起こってもおかしくない水準と言われています。

上の地図では、アメリカと中国は紫色で「.45-.49」ということにな
っています。

中国などは現在は0.6を上回っているのではと噂されていますが。

では、1990年台以降の日本は、同じ生産力を持ち、同じく勤勉なの
に、なぜ結果だけがこのように変化しなければならないのか。

それは、その強力な生産力の恩恵を受けた分だけ、労働から解放さ
れる方向に向かわず、ひたすら生産力競争を戦ったからです。

生産力競争をつづけるかぎり、日本は自分たちの過去とも言える、
アジア圏の安い労働力を相手に戦わざるをえません。

それ以来、日本は過去との競争に明け暮れることになったのです。

産業用ロボットを使って豊かになる代わりに、西洋の労働者が想像
したロボットによる仕事からの排除が現実になったわけです。

以後日本の勤労者たちは、つねにアジア圏のより安価な労働力との
競争に晒されることになります。

ホームレスが増え、生活保護世帯が増加し、ブラック企業が起こり、
障害者犯罪が絶えず、貧富格差の拡大する国になったわけです。

以上、ごくごく簡単にこの間の推移を追ってきました。

資本主義に対して地球は、これ以上の地理的フロンティアを提供す
る能力はありません。

まだ資本の暴威に対して抵抗できないのなら、これからあなたたち
は自分たちでフロンティアを自給しなさい、ということです。

まだ資本の集中を実現したいのなら、後は人間を新フロンティアに
して、貧富格差で勝手に競争しなさい、ということです。

ただし、わたし(地球生態系)がいつまで持ちこたえられるかは、
わかりませんよ、と。

そう言われても、われわれとしてはちょっと困るわけですが、ただ
地上での“正気の余力”はどこにでもあるわけではありません。

いろいろな条件を鑑みて、その余力が残っている筆頭にあげられる
のが、まず日本でしょうね。

だが、地上の集合無意識のチャンピオンである既得権益(大資本)
に抵抗できるような手段が、果たしてありうるものでしょうか?

ありうる道筋のジグソーを埋める必須ピースのひとつが、わたしは
「絆通貨」だと思っているというわけです。

アメリカが気も遠くなるような大借金を抱えたまま、金融資本主義
の最先端を走り続けられた理由はドルという基軸通貨にあります。

しかし、それももう賞味期限が切れつつあります。

基軸通貨ドルに代わることを目的に作られた「EU統合」と、その
成果である「ユーロ」は、多分ドルには代われそうもない。

昔、あんた、「円」でアジア圏をまとめるつもりはないか、と打診
されて一度は辞退した日本ですが……。

このままただただ地上の既得権益の下僕の地位に甘んじて、徐々に
体力を落とし、国内の貧富格差の拡大に貢献するしかないのか。

核兵器をもたない日本は、従来の意味での“覇権国”になることは
ありえないでしょう。

ただ、経済的に繁栄する“経済覇権国”になる可能性が、残されて
いないわけではない。

経済学者で歴史学者でもある増田悦佐さんは、従来の覇権国である
“帝国”と“経済覇権国”の概念を切り分けました。

日本が帝国になれる可能性や必然性は皆無と言っていいでしょう。

またそんなものになって時代を逆行してみても仕方がない。

では、戦力をもたない日本がどうやって地上の既得権益(大資本)
に対抗できるのか。

時代の流れに逆らわずに、その意味するところに素直に対応するこ
とです。

国内需要を超える供給力を達成した国が為すべき経済政策とは?

現在の経済社会において、真の権力が「生産力」から「消費力」に
移行していることを理解することです。

良くも悪くも、グローバリゼーション以後の現代国際金融社会のな
かには“実効ある可処分所得”に対抗できる力はありません。

かならずその“実際の必要を伴った可処分所得”を目指して、商品
が生産され、供給されます。

つまり、現在の経済社会を主導しているのは、実際は「生産力」で
はなく「消費力」なのです。

しかし実際の必要があっても、その必要に沿ったお金の流れを設計
できなければ、そこに経済活動を起こすことはできません。

つまり、グローバリゼーションの成果が“富の集中”にしか向かえ
ないところに、現在の地球社会の本質的危機があるのです。

この流れをそのまま素直に受け入れ、それを新しい社会の形成に向
けて流せる力、その可能性は日本にしかありません。

なぜなら、日本国民にしかまだその民度がないからです。

日本人なら、まわりじゅうの貧困者を睥睨して、なおかつ一生使い
きれないほどの富を集中する無意味さが理解できる。

別に自分が特別でなくても、みんなと同じに豊かだったら、それで
いいんです。

そういう人たちの社会のなかにならこの仕組を仕掛られる。

そのような社会の中核に仕掛けられるのが「絆通貨」です。

「絆通貨」とは、日本国の「国民生活通貨」の愛称です。

ただしこの「国民生活通貨」の発行主体は、日本国政府です。

地球の既得権益の代行機関、中央銀行機構の一環である日本銀行は、
これを許容できないでしょう。

「絆通貨」とは、すべての日本国民に憲法が定める“健康で文化的
な最低限度の生活を営む権利”を保証するための生活資金です。

ただし、これには財源がありません。

つまり、財源があってはならないからです。

今の地上社会では、経済政策には財源の確保が必須だということに
なっています。

つまり、余裕資金からの借金なしには、どんな経済政策も実施でき
ないことになっている。

しかし、これは単なるマインドコントロールにすぎません。

同時代を生きる人間たちが互いに支えあって生きているだけなので、
何かするのに金持ちに借金しなければならないことはない。

ただあまりにも深くマインドコントロールに組み込まれた現代社会
で、誰もがこれが理解できるとはかぎりません。

また、たとえ、理解できたとしても、あまりにも大きな既得権益を
もっている人間には、これまた賛成する動機がない。

これまでフリーエネルギー技術にしろ、ゲゼルの“自由通貨”にし
ろ、芽の段階から潰してきた既得権益者たちです。

いざとなれば、ビルも倒壊させられれば、地震も起こせます。

原発の炉心を爆破することもできる。

しかし同時に、時代も動いています。

もしかしたら、「絆通貨」の出番があるかもしれません。

「絆通貨」の実際の姿はごく単純なものです。

すべての日本国民の「絆通貨口座」に、毎月一定の基本生活資金が
振り込まれます。

たとえば、それが十万円だとしましょうか。

この生活資金は、毎週2%減価していきます。

つまり、一年後には、一年前に振り込まれた国民生活資金は、何も
使わなくても残ってはいないということです。

この「絆通貨口座」は、“流通口座”と“貯蓄口座”に分かれてい
ます。

国から振り込まれてくるのは“流通口座”のほうです。

国民は、自分の“流通口座”を反映する「絆流通カード」と、また
“貯蓄口座”を反映する「絆貯蓄カード」をもっています。

そして、自分の“流通口座”を反映する「絆流通カード」を使って
生活物資の買い物やサービスに対する支払いをします。

ただしそのとき、使った金額の2%の額の「円」を「絆通貨基金」
に寄金する(支払う)義務があります。

この「絆通貨基金」が「絆通貨」の発行財源を担保するわけです。

日本国内で商取引をする企業者は、「絆通貨」の受け取りを拒否す
ることはできません。

国が「絆通貨」に通貨としての強制力をもたせているからです。

企業者にかぎらず「絆通貨」を受け取った者には、これを国際通貨
の「円」と兌換する必要が出てくる場合があります。

「絆貯蓄口座」額は、国際通貨「円」と一対一に対応しています。

しかし「絆流通口座」額は、国際通貨「円」と一対一には対応せず、
そのときのレートで交換する必要があります。

つまり、「絆流通口座」額を国際通貨「円」に変えるとは、自分の
“流通口座”の額を“貯蓄口座”に移すということです。

“貯蓄口座”の残額は、いつでも「絆貯蓄カード」で「円」として
引き出すことができます。

「絆通貨基金」は、随時、国民全体に発行された「絆流通口座」の
累積発行総額を把握し、それを基準に時々の交換率を算定します。

つまり、国民全体の“貯蓄口座”額の総計が、経年の“流通口座”
累積発行総額と均衡するように交換レートを誘導するわけです。

つまり、ここで言う“流通口座”と“貯蓄口座”間の交換レートと
は、数学的、機械的に導き出される誘導レートということです。

ここで創出される日本国内の実際の必要に応じた“実効ある可処分
所得”は、日本国内に大変な豊かさをもたらすでしょう。

しかし、この日本国の「国民生活通貨」を排除する論理と権力は、
現在の国際金融社会【内部】には、恐らく存在しないでしょう。

なぜなら、この日本国の「絆通貨」は現在の国際金融社会システム
そのものの、破綻の回避策でもあるからです。

どんな文明も、極端な社会的不公正を超えて生き延びることはでき
ないわけですから。


      ………○…………○…………○………


さて、今回このメルマガになぜこんな話題を書いたのか? (*^_^*)

半ば衝動的、半ば操られているかのような理由があります。

かねがね、この「絆通貨」というアイディアを何らかの形で公開す
るタイミングがあるかもしれない、という感じを持っていました。

船井幸雄さんが亡くなられて、船井幸雄.com を見ることもあまり
なくなっていました。

ところが、あるとき覗いてみたら、現代表の船井勝人さんの言葉で
「舩井☆SAKIGAKEフォーラム2014」の案内がありました。

そこに、今回初めての試みとして、話してみたいアイディアがある
人にチャンスを提供する、みたいな話題が載っていました。

つまり、アイディアがある人の自薦を募り、その上でその主題で話
しを聴いてみたいひとの一般投票を募る、というのです。

その自薦の締め切りが、あまりにも近かったものだから、これも何
かの縁かと思って、立候補の文章を出してみたのです。

すると折り返し、写真を要求され、それも出しました。

あとは、放っておくつもりでいたら、今度はメールが送られてきて
----------------------------------
 投票の呼びかけはいかがでしょうか?
----------------------------------
という文面が中にあるのには、驚きました。(@_@)

いや、とてもそんなことはできないと思って、放っておきました。

で、今日、投票期間っていつまでなんだろう、と思って、もう一度
サイトを見てみたら、なんと、

「ワイルドカード出演枠投票中 6月2日(月)12時まで」

と書いてあるのには、またまた、驚いたというわけです。(@_@)

これも何かの縁かと思って (^_-)  \←……(\/U)

まあ、そういうわけで、今回のこの内容になりました。(*^_^*)

たまたま今日読まれた方、そしてここまで読み続けられた方、内容
にいささかでも共感された方、そしてその気になった方……。

まあ、興味半分で覗いてみて、良ければ投票していただけますか。

写真とか、名前とかあります。

まあ、わたしもよくわからないので、できなければそれまで、とい
うことで。(^^;)

ここまで書けば、わたしもエネルギーは充分放出できたようです。

では、よろしくお願いします。m(_ _)m

今回は、お騒がせしました。

いずれにせよ……夢のなかのお話です。

------------------------------------
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421)
------------------------------------

はい。

(-||-)

------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


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■ 2.ラングフォードの言葉:【第三章 詐称者のツール】(3)
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『The Most Direct Means to Eternal Bliss』
(『永遠の至福への最も直接の手段』)の順次紹介をつづけます。

今回は、エネルギーが別の方に流れていますので、ラングフォード
の言葉は、少し控えめにしておきます。

この辺りはマインドの準備が主要なテーマです。

------------------------------------
(本文は配信メルマガでお読みください。)

 『The Most Direct Means to Eternal Bliss』(p32-34)
------------------------------------

今回は、ここまでです。

> 63. しかし、次から次へと本を読んで霊的な教えを議論すること
>   は、あなたを実習の代わりに思考の領域にとどめて置こうと
>   するエゴの維持戦略だ。

ここすら脱出できていない。

> 70. もし不必要な活動をすべてやめるなら、あなたは霊的実習の
>   ためにずっと多くの時間をもつことになるだろう。

ラングフォードはニサルガダッタの純粋な弟子とも言えそうです。

> 79. もし本当に真実を望んでいたなら、あなたはけっして信念を
>   受け入れなかっただろう。
>   信念とは記号の集団にすぎない。
>   すべての言葉は記号だ。

これがラングフォードの音色なんででしょうね。

(-||-)

       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


       ………○…………○…………○………


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■ 3.編集後記:
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気になっていたエネルギーをだいぶ放出できました。

あんな内容もすべてわたしという気づきのなかで起こっています。

でもわれわれには、自分よりは、自分のなかに浮上する想念とそれ
をつないだ物語に、より執着する傾向があります。

そこはラングフォード流に言うなら、エゴの支配領域ですよね。

“蜜の味”ならぬ“不幸”への執着なのでしょう。

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 生命への執着は不幸への執着だ。
 私たちは私たちに苦痛を与えるものに執着するのだ。
 私たちの本性とはそんなものなのだ。
 
 『私は在る』(p436)
------------------------------------

こんな言葉が本当だと思うようになろうとは。

今日も暗くなりました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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