home > 通信 >『アセンション館通信』第534号:マインドと感情は外側にある



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2014/06/29(第534号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

わたしが在るがゆえに、その光のなかにすべての現象は現れる。
わたしの幸せは在ることのなかにあり、現象のなかにはない。

現象に注意を向けることが夢を見ること、自分以外の非実在を悟る
ことが目覚めること。それを思いだすため探求が起こっている。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在873名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.マインドと感情は外側にある

2.ラングフォードの言葉:【第四章 解放を求める欲望】(3)

3.編集後記
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■ 1.マインドと感情は外側にある
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このメルマガを書きはじめたころ、十年後に自分がどんなことを書
いているかなど、もちろん、知るはずもありませんでした。

当人の主観のなかでは、たぶんそのころ読んでいたアセンション本
の知識が溜まって、ひけらかしたかっただけかもしれません。

ただ当時、雰囲気のように微かに感じたこともありました。

アセンションというのは、蓄積された傾向性の変化が最後には想像
を超えて極大化するのかもしれないと。

内在因子のかすかな違いが拡大して、最後には量子的跳躍のように
まったく想像もつかない飛跡を描くのかもしれない。

もしかして、アセンションとは、個々の夢がトンデモもなく別れて
行くことなのでは、そんな予感がよぎったような気もします。

とにかく、何の目処もないのに書きはじめたことは確かです。

なんでこんなもの(=現実)があるのか、といった止むに止まれぬ
疑問のような、エネルギーのようなものはあったと思いますが。

> あなたが不調和をつくり出しておいて、それから不平を言うのだ。

まあ、そんなこんなで、自ら納得できるようなどんな根拠もなく、
メルマガを書きはじめていたようです。(^^;)

決まったシナリオの映画が流れているのか、一瞬一瞬、新たなシナ
リオを創造しながら夢を紡ぎだしているのか。

現象世界(見られるもの)の何かに自己同化した意識の種が、夢を
見ているんでしょうかねぇ。

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 心身を乱想して万法を辨肯(はんけん)するには、自身自性は常
 住なるかと誤る。
 もし行李(あんり)をしたしくして箇裏(こり)に帰すれば、万
 法のわれにあらぬ道理あきらけし。(p55)
 
 『正法眼蔵(一)』(現成公案)
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にもかかわらず、エゴはエゴなりの解釈をし、心身を乱想して心配
することで、自らの命脈を保とうとする。

たしかに、いわゆる寝ているときに見る夢ですら、潜在意識はどう
してこんなことを知っているんだろう、と思うことがありますね。

自分や他の誰かについて、じつに辛辣で、もっともらしい洞察の上
に、夢を展開しているようにも思われるじゃないですか。

そうして今も、その夢のつづきをこうして見ている。

不思議ですね。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?

これまで何年にもわたってマハラジの言葉を読んできました。

また一年半ほど前からラングフォードの言葉にも触れはじめました。

それで遅蒔きながら今頃になってつくづく思うのですが、現象のな
かに問題というようなものはないのですね。

というか、現象を問題にするかぎり、永遠に問題を生成しつづける
ということだと思います。

ゲームとすれば、永遠にゲームオーバーにはならない卓抜なゲーム
ということになります。

でもその虜となった身にすれば、じつに悪い悪戯とも言えます。

ゲームをつづけるかぎり、画面の方からクレームが来ることはない。

クレームは、いわゆる“自分”が出しつづけるだけですから。

“自分”が出すクレームが、画面に映しだされる現象(見かけ)の
一部だと本心で納得するまでは、これが永遠につづくわけです。

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 たったひとつ、あなたには誤りがある。
 あなたは内面を外面に見て取り、外面を内面として見ているのだ。
 あなたの内側にあるものをあなたの外側にあると見なし、外側に
 あるものをあなたの内側にあると見なしているのだ。
 マインドと感情は外側にあるのだ。
 だが、あなたはそれらを最も内部にあると見なしている。
 あなたは世界が外界のものだと信じている。
 だが、それは完全にあなたの精神の投影なのだ。
 これが混乱の根本であり、新たな爆発がその混乱を正すわけでは
 ない。
 あなた自身で考え抜かなければならないのだ。
 ほかに道はない。
 
 『私は在る』(p258)
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この一連の言葉の意味を、いつか理解したいと思っていました。

> たったひとつ、あなたには誤りがある。
> あなたは内面を外面に見て取り、外面を内面として見ているのだ。

これはいったいどういうことなのか。(?_?)

> あなたの内側にあるものをあなたの外側にあると見なし、外側に
> あるものをあなたの内側にあると見なしているのだ。

というと……?

> マインドと感情は外側にあるのだ。

そんな。(>_<)

> だが、あなたはそれらを最も内部にあると見なしている。

たしかに。(-_-)

> あなたは世界が外界のものだと信じている。

そのとおりです。

> だが、それは完全にあなたの精神の投影なのだ。

むむ。(-_-;)

> これが混乱の根本であり、新たな爆発がその混乱を正すわけでは
> ない。

ふーむ。

> あなた自身で考え抜かなければならないのだ。

(-_-;)

> ほかに道はない。

……。(-_-)

というわけなのです。

なので、ここでいちどゲーマーとしての現段階の確認作業をしてお
こうと思います。

もういちど行きます。

> たったひとつ、あなたには誤りがある。

はい。

> あなたは内面を外面に見て取り、

わたしがこれまで自分の内面と思ってきたものは、この夢のなかで
わたしが分泌している思考や感情のことだ。

つまり、このゲームでのこのゲーマー(解釈構造体)の出力……。

映画で言えば、映画が観客から呼び出した感情(アウトプット)。

> 外面を内面として見ているのだ。

わたしがこれまで自分の外側にあると思ってきたものは、このゲー
ムでわたしの潜在意識が投影している映画。

現在のわたしのポジショニングが、それにアクセスできるかどうか
は別にして、それはあくまでもわたしの内面だ。

寝ているときの夢で、その夢の場面を投影しているのが、わたしの
潜在意識であることが自明なように。

> あなたの内側にあるものをあなたの外側にあると見なし、

にもかかわらず、わたしはこのゲーマー(解釈構造体)の内面が投
影する映画を外側に客観的にあるものと見なしている。

> 外側にあるものをあなたの内側にあると見なしているのだ。

そしてこのゲーマー(解釈構造体)がその映画を見て分泌する生産
物を、自分の内側にあると見なしている。

> マインドと感情は外側にあるのだ。

内面の投影がこのゲーマーから取り出した想念と感情は、その夢に
あとから付加されたものだ。

> だが、あなたはそれらを最も内部にあると見なしている。

だが、わたしは、この映画に付加されたこのゲーマー(解釈構造体)
の反応を、最も内部にあると見なしている。

> あなたは世界が外界のものだと信じている。
> だが、それは完全にあなたの精神の投影なのだ。

寝ているときの夢のなかの世界が、わたしの潜在意識が投影したも
のであることが自明なように。

> これが混乱の根本であり、新たな爆発がその混乱を正すわけでは
> ない。

わたしがわたしの内面だと思っているものは、この現在のゲーマー
(解釈構造体)の分泌物、いわば“吹き出物”にすぎない。

> あなた自身で考え抜かなければならないのだ。
> ほかに道はない。

わたしが自分の物語から外に出たいのなら、自分の物語がその解釈
構造体の排泄物であることを理解しなければならないのだ。

ほかに道はない。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421)
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はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
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ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
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■ 2.ラングフォードの言葉:【第四章 解放を求める欲望】(3)
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『The Most Direct Means to Eternal Bliss』
(『永遠の至福への最も直接の手段』)の順次紹介をつづけます。

ラングフォードの本書をはじめて読んだとき、いちばんインパクト
が強かったのが今回ご紹介する部分でした。

読まなかったことにしたいと思うくらいでしたが、ほかの誰もこれ
ほど丁寧に本当のニュアンスを伝えてはくれないとも思いました。

でもそれでは、それでなくても甘い覚者たちの言葉を、われわれは
更に更に甘い解釈で薄めてしまうわけですよね。

それがラングフォードの言うエゴの維持戦略なのでしょう。

寡聞にして、他にこんなことが語られているのを知りません。

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(本文は配信メルマガでお読みください。)

 『The Most Direct Means to Eternal Bliss』(p48-51)
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今回は、ここまでです。

> 88. あなたの注意を思考、身体、世界、人々、場所、物事、経験、
>   等々からそらし、あなたの注意を気づきを見ている気づきに
>   向けよ。

ラングフォードが要約してくださった古からの覚者方のメッセージ
のエッセンスがこれです。

これ以外のどんな知的理解も、結局この代わりにはなりえない。

> 89. もしあなたが他の手段によってエゴを終わらそうと試みるな
>   ら、エゴは消えたように見えるかもしれないが、結局、エゴ
>   はまた現れるだろう。

どんな知的理解もエゴを振り切ることはできない、そう言っている
のだと思います。

> 90. それゆえ、エゴを終わらせ、苦しみと悲しみを終わらせて、
>   無限−意識−愛−至福として永遠に生きるための有効な手段
>   は、他に存在しない。

はい。

> 91. 毎日少なくとも二時間、他のことは何もせず、ただ気づきを
>   見守る気づきの実習をする時間を作ることからはじめよ。
> 
> 92. もし不必要な活動を捨てることで実習のために二時間以上を
>   捻出できるなら、そうするがいい。

(-||-)

水中で溺れかけている男の比喩はすべての疑問を吹き飛ばします。

> 126. 彼には自分が水面まで上昇したようなふりをする時間はない。

と。

まったくです。

(-||-)

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▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


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みおさんから、資料請求フォームからの依頼があると伺ったので、
掲載しておきます。(記事はこちら→ http://goo.gl/T0zQkh )

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■ 3.編集後記:
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悩みはすべて夢のなかにあるのだな、などとときどき思います。

だから、悩みというのは、すべて夢のなかでしかない。

はは。(^_-)

いくら言っても、同じことですね。(*^_^*)

つまり、実在するもののなかには悩みはない。

だから、物語もない。

実在するもののなかには欲望はない。

だから、物語もない。

欲望と欲望が引き起こす悩みは、すべて夢のなかにしかない。

いくら言っても、同じです。

今日はまだまだ明るいようです。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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