home > 通信 >『アセンション館通信』(第565号):言葉はすべて喩え話



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2015/2/08(第565号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

こうして顕れているものはすべてパターンです、概念です。
そのパターン、意識作用、概念化の背景に……不動の実在が在る。

意識作用は専ら分離、識別、対比などの二元化の作業に忙しい。
概念化の作業は永遠の盥回し・創造であり、そこに安らぎはない。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在870名
------------------------------------------------------------
◇◇ もくじ ◇◇

1.言葉はすべて喩え話

2.ラングフォードの言葉:【第十四章 体験 旅 最終目的地(4)】

3.編集後記
------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1.言葉はすべて喩え話
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

思考は何者かでありたがる……。

思考は……許されて何者かであろうとしているのです。

つまり……何者かとは……思考のことです。

思考が消えると……何者もいなくなる。

何者もいないところでは……心配も現象できない。

いろいろ問題があるようだったのは……何者かが……いると思われ
ていたからでした。

でも……何者かがいたわけではありませんでした。

思考が……現れていただけです。

思考は要らない……という思考もあります。

いろいろな……判断があります。

判断を……判断する思考もあります。

でも……判断というのは……思考のことでした。

その思考は……許されて……現れている。

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

あ……そういうことだったんだ……。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?

「関心をもっているのはあなたなのだ!」と聞くと……

関心をもっている【あなた】が……いるようにも聞こえます。

こういう言葉は……全部……比喩なんでしょうね。

「あなた」も比喩……「関心をもつ」……というのも比喩です。

言葉とは……すべて……比喩なんでしょう。

言葉はすべて喩え話です。

喩え話を……際限なく許したものだから……その喩え話の迷路のな
かで……迷子になってしまった。

------------------------------------
 そこには想像があるだけだ。
 知性とエネルギーは、あなたの想像のなかですべて使い果たされ
 てしまった。
 あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほ
 ど実在から遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなって
 しまったのだ。
 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。
 宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。
 それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のな
 かにあり、実際は存在しないのだ。
 
 『私は在る』(p306-307)
------------------------------------

> あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほ
> ど実在から遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなって
> しまったのだ。

まったくですねぇ。

言葉が単なる観念であり……喩え話だということを忘れてしまった。

> 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。

そう……色んな意味を込めて……豊かな創造力です。

> 宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。

「宇宙のなかの宇宙」って……どういう意味だろう?

上位次元とか……多次元宇宙というような意味かな。

それとも……身体のことかしら。

つまりは……ホログラフィック・ユニヴァースという意味か。

まあ……全部同じことか。

> それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のな
> かにあり、実際は存在しないのだ。

記憶のなか……想像のなか……つまりは意識のなかにあり……実際
に、いまここには存在しない、と。

ところが……喩え話のなかで迷子になったわたしは……慌てて……
その喩え話のなかの問題に……対応しようとする。

------------------------------------
 あなたは努力、内側、外側、自己といった言葉を発明し、それら
 を実在の上に押しつけようと努めてきた。
 ものごとは、ただあるがままに起こるのだ。
 しかし、私たちはそれを私たちの言語構造に沿うように、ひとつ
 のパターンに組みこむことを望むのだ。
 この習慣があまりにも強いために、私たちは実在を言葉では表現
 できないものとして否定してしまう傾向にある。
 言葉は、繰り返されてきた体験の慣例と習慣に関係する、ただの
 象徴だということを理解しないのだ。
 
 『私は在る』(p394)
------------------------------------

> あなたは努力、内側、外側、自己といった言葉を発明し、それら
> を実在の上に押しつけようと努めてきた。

見かけを想像の解釈で覆うことに努めてきた。

> ものごとは、ただあるがままに起こるのだ。

見かけはただの見かけ……あるがままに起こるだけだ。

> しかし、私たちはそれを私たちの言語構造に沿うように、ひとつ
> のパターンに組みこむことを望むのだ。

わたしたちは……なんとしてもそれに解釈を施したい。

> この習慣があまりにも強いために、私たちは実在を言葉では表現
> できないものとして否定してしまう傾向にある。

解釈の意図があまりにも強いために……わたしたちはそれが単なる
喩え話であることを……忘れてしまう傾向にある。

> 言葉は、繰り返されてきた体験の慣例と習慣に関係する、ただの
> 象徴だということを理解しないのだ。

解釈は……積み重ねられた言語構造の再構成にすぎず……単に……
喩え話の改修工事にすぎない。

------------------------------------
 構造を調べること自体が道を示すのだ。
 つまるところ、あなたの混乱はあなたのマインドのなかにだけ存
 在している。
 そのマインドはけっして混乱に抵抗せず、それを理解しようとも
 してこなかった。
 マインドが抵抗したのは苦しみに対してだけだった。
 
 油断なく在りなさい。
 問いかけ、観察し、調べ、混乱があなたや他人に何をし、どう作
 用するのか、混乱について何ができるのかをすべて学びなさい。
 混乱について明らかにすることで、あなたはそれを一掃する。
 
 『私は在る』(p41)
------------------------------------

> 構造を調べること自体が道を示すのだ。

(-||-)

pariパターンとは……見かけのこの部分を演じている部分か……。

> つまるところ、あなたの混乱はあなたのマインドのなかにだけ存
> 在している。

混乱という実体が……存在するわけではない。

> そのマインドはけっして混乱に抵抗せず、それを理解しようとも
> してこなかった。

なるほど。

混乱をそのままに……その解釈のなかで対処しようとしたのか。

> マインドが抵抗したのは苦しみに対してだけだった。

紛れもなく。
 
> 油断なく在りなさい。

はい。(-_-)

> 問いかけ、観察し、調べ、混乱があなたや他人に何をし、どう作
> 用するのか、混乱について何ができるのかをすべて学びなさい。

わかりました。

> 混乱について明らかにすることで、あなたはそれを一掃する。

(-||-)

------------------------------------
 あなたはあなた自身のための牢獄を築くことに、たいへんなエネ
 ルギーをつぎこんできた。
 今、それを破壊するためにできるかぎりを費やしなさい。
 事実、破壊することはたやすい。
 なぜなら、偽物は発見されたそのときに消え去るからだ。
 すべては「私は在る」という想念にかかっている。
 それを徹底的に調べるがいい。
 それはあらゆる困難の根底に存在している。
 それはあなたを実在から分かつ皮のようなものだ。
 実在は皮の内側にも外側にもある。
 しかし、皮そのものは実在ではないのだ。
 
 『私は在る』(p317)
------------------------------------

> すべては「私は在る」という想念にかかっている。
> それを徹底的に調べるがいい。

この身体のなかに……「わたし」という実体は存在するか?

その「わたし」が……気づいているのか?

気づきは……「わたし」の所有物だろうか?

それとも……気づきのなかに「わたし」という想念が浮上している
だけなのか。

あなたの気づきと……わたしの気づきは……別のものだろうか。

------------------------------------
 あなたに、あなたが人間だと考えさせるものは人間ではない。
 それは意識内の無次元の点、意識している無なのだ。
 あなたがあなた自身に関して言えることは、「私は在る」だけだ。
 あなたは純粋な存在―意識―至福だ。
 それを実現することが、すべての探求の終焉(しゅうえん)なの
 だ。
 あなたがあなた自身だと思いこんでいることすべてが単なる幻影
 であり、そして一時的なものを一時的なものとして、想像上のも
 のを想像上のものとして、非現実のものを非現実のものとして、
 純粋な気づきのなかで超然と離れて見るとき、あなたは探求の終
 焉に突き当たるのだ。
 それは難しいことではない。
 だが、無執着が必要とされる。
 
 『私は在る』(p335)
------------------------------------

> あなたに、あなたが人間だと考えさせるものは人間ではない。

この目の後ろから見ている者は……人間ではない。

> それは意識内の無次元の点、意識している無なのだ。

それは「色」を観ている「空」だ。

> あなたがあなた自身に関して言えることは、「私は在る」だけだ。

顕現を観ている何かが「在る」ことは否定できない。

> あなたは純粋な存在―意識―至福だ。

その「在る」ものは……いっさいの顕現に依存しない。

逆に……いっさいの顕現が……その「在る」ものに依存している。

> それを実現することが、すべての探求の終焉(しゅうえん)なの
> だ。

それを自覚することが……すべての探求の終焉だ。

> あなたがあなた自身だと思いこんでいることすべてが単なる幻影
> であり、そして一時的なものを一時的なものとして、想像上のも
> のを想像上のものとして、非現実のものを非現実のものとして、
> 純粋な気づきのなかで超然と離れて見るとき、あなたは探求の終
> 焉に突き当たるのだ。

現れのすべては……ただあなたが「在る」ことを指し示している。

しかし……指し示しているすべての現れは……存在しない。

その自覚の実現が……探求の終焉だ。

> それは難しいことではない。
> だが、無執着が必要とされる。

(-||-)

------------------------------------
 何にもまして、私たちは意識しつづけていたい。
 あらゆる苦しみや屈辱を耐えてでも、意識しつづけることを望む
 のだ。
 この体験への欲望に逆らって、顕現すべてを手放さないかぎり、
 解放はありえない。
 私たちは罠にはまったままなのだ。
 
 『私は在る』(p346)
------------------------------------

> 何にもまして、私たちは意識しつづけていたい。

(-_-;)

> あらゆる苦しみや屈辱を耐えてでも、意識しつづけることを望む
> のだ。

……。

> この体験への欲望に逆らって、顕現すべてを手放さないかぎり、
> 解放はありえない。

(-_-)

> 私たちは罠にはまったままなのだ。

(-||-)

------------------------------------
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421)
------------------------------------

はい。

(-||-)

------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.ラングフォードの言葉:
           【第十四章 体験 旅 最終目的地(4)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『The Most Direct Means to Eternal Bliss』
(『永遠の至福への最も直接の手段』)の順次紹介をつづけます。

「第十四章 体験 旅 最終目的地」のなかの「最終目的地」の
最初の部分です。

------------------------------------
(本文は配信メルマガでお読みください。)

 『The Most Direct Means to Eternal Bliss』(p150-152)
------------------------------------

今回は、ここまでです。

「最終目的地」の叙述がここで試みられています。

この「第十四章」は、初版の頃はなかった部分で、後から追加され
た部分です。

ラングフォードはこれらの説明は重要ではないと言っていますが、
ただマインドとしては一番面白いところですよね。

全体的に、だいぶ終わりが見えてきました。

少しずつ、ご紹介していきます。

(-||-)

       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


       ………○…………○…………○………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3.編集後記:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

身体の生存に関する想念が浮上すると、一瞬不安が起こります。

でも、じつは、その心配想念が面倒を見ることで、身体を生存させ
ているわけでもない。

身体の生存の面倒も見ているものが、その身体の生存に関する想念
を浮上させているにすぎません。

身体の生存の面倒も見ているものが、実体として存在しているかど
うか、もちろん、そんなことはわかりません。

心配想念を起こしたり、それを起こらなくさせたり、そんなコント
ロールをできる実体が存在するかしないかもわかりません。

なにもわからない。

誰がそんなことを知るというのでしょう。

誰がそんな物好きな……。

Who cares?

今日は、まだ少し明るさが残っています。

<(_ _)>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
------------------------------------------------------------
『アセンション館通信』の既刊号を毎日連続で配信いたします。
連続配信をご希望の方は“『アセ通』連続配信依頼フォーム”
https://www.ascensionkan.com/mm/deliver.html
↑より、空メールをお送りください。翌日より毎日配信されます。
ただし、これからの号の購読にはメルマガ登録が必要です。(無料)
------------------------------------------------------------
このメールマガジンは二つの配信スタンド
『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ と
『melma』 http://www.melma.com/ を利用して発行しています。
「まぐまぐ」は:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
「melma」は  :http://www.melma.com/backnumber_110091/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2014 paritosho
↑コピーレフトの概念についてはこちら↓をご覧ください。
http://now.ohah.net/commune/?license/copyleft.html
------------------------------------------------------------