home > 通信 >『アセンション館通信』(第571号):すべては「今」のなかにある



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2015/03/22(第571号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

かつて起こったこと、いま起こっていること、起こるであろうこと
一切は、寸分の狂いなく全知全能の源泉の意志にしたがっている。

したがって、創造もなく、破壊もなく、道もなく、目標もなく、
自由もなく、運命もなく、何も起こっていない。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在868名
------------------------------------------------------------
◇◇ もくじ ◇◇

1.一切二辺 妄自斟酌

2.ラングフォードの言葉:【第十四章 体験 旅 最終目的地(10)】

3.編集後記

------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1.一切二辺 妄自斟酌
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

雨ですね。

こういう雨を見ると、一種の気分になります。

だからどうということもありませんが……。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?

このごろ朝コンピュータを起動すると、なんとなく拓さんのブログ
を訪問していたりします。

【拓の世界一周旅日記】
http://yosikoakihiro.cocolog-nifty.com/blog/

そしたら、拓さんの前日の食べ物の写真が載っていたりして。^^;

つい先日もブログを覗いたら、ハッとする言葉に出会いました。

信心銘(メルボルン)
http://yosikoakihiro.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-2647.html

『信心銘』は昔自分が最初に翻訳したOshoの本の日本語タイトルだ
ったので、ちょっと特別な感じがあるんでしょうね。

ボブさんの家の玄関に、信心銘の英語版のプリントが置いてあるの
だそうです。

そして、講話のなかで時々、信心銘の一節を引用するのだとか。

【引用するのは決まって、

 "Make the smallest distinction, however 
 and heaven and earth are set infinitely apart."

(もしわずかでも区別をすれば、天と地は無限に離れる)

という部分】だそうです。

拓さんも昔Oshoの『信心銘』を読んでくださったみたいで。

その下を見ると昔見慣れた同じ英語が出ていて、懐かしい感じがし
ました。

日本語訳は『覚醒の炎 プンジャジの教え』の福間巌さんです。

この訳がとてもいいです。

たどっていくと、こんな言葉に遭遇しました。

------------------------------------
 すべての二元対立は
 自己中心の分別から生じる
------------------------------------

(@_@) ⌒★?

まさに当然なんだけど、こう見事に断定されると……。

まあ、こういう言葉が聞こえる時節にはいってきたということか。

英語はどうやら

All dualities come from ignorant inference.

らしい。

自分はこれをどう訳したんだろう?

------------------------------------
 すべての是非は、無知なる解釈によって起こる

 『信心銘』(p283) 
------------------------------------

うーむ、ちょっと意味を狭めたか……。

これは僧燦(そうさん)のどのような表現にあたるのか。

思わず『覚醒の炎』を取り出して眺めました。

------------------------------------
 すべての二元対立は     一切二辺
 自己中心の分別から生じる  妄自斟酌

 『覚醒の炎 プンジャジの教え』(p370)
------------------------------------

おお……。

そうそう、自分も昔「信心銘」の本文を探したけどなぁ。

ついでに禅家はどんな表現を採用しているのか探してみた。

------------------------------------
 三祖大師信心銘 十一

 一切二邊、妄自斟酌、
 
 一切(いっさい)の二邊(にへん)、
  妄(みだ)りに自(みず)から斟酌(しんしゃく)す
 
 すべてのことに(善悪とかの)二極をたてて、
 自分勝手に考えてしまう。
 
 http://www.shomonji.or.jp/zazen/shinjinmei.pdf
------------------------------------

なるほどなぁ。

> 一切二邊、妄自斟酌、

この断定の強さは、

------------------------------------
 すべての二元対立は
 自己中心の分別から生じる
------------------------------------

に反映されているかもなぁ。(-_-;)

あ。(@_@)

【一切二邊 妄自斟酌】

(*^_^*)

なんくるないさぁ……。

一切の二辺は、妄自斟酌にすぎないわけだ。

それだけのことだ……。

------------------------------------
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421)
------------------------------------

はい。

(-||-)

------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.ラングフォードの言葉:
           【第十四章 体験 旅 最終目的地(10)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『The Most Direct Means to Eternal Bliss』
(『永遠の至福への最も直接の手段』)の順次紹介をつづけます。

ここでラングフォードが言及している論点は、これまで他で見たこ
とがありません。

ここでは仏教とユダヤ教に触れているようです。

まあ、こういうことを書く方は他にはいなかったようで。(^^;)

------------------------------------
(本文は配信メルマガでお読みください。)

 『The Most Direct Means to Eternal Bliss』(p164-166)
------------------------------------

>   後にその宗教は非常に多様な教えの集団に分裂し、それらの
>   教えでは、最終目的地では世界は戻ってくると言われた。

どうやら「十牛図」の十番目「入てん垂手(にってんすいしゅ)」に
触れているようです。
http://goo.gl/VXqODf

>   エゴの汚染を見て取るのはきわめて簡単だ。

仏教の最も深い潮流と見なされている禅(と明言されてはいません
が)の伝統を、こう切って捨てる断言は珍しいですね。

>   彼は非常に言葉数が多く、彼の話のなかで肝心な要点に到達
>   することはできないように思われる。
>   彼の教えは非常にわかりにくい。

仏陀がこのように言及されることも滅多にない。(^^;)

ユダヤ教に触れていると思われる論点もメチャ面白いですよね。

夢から出る、とはこういうことかと思わせますね。

あと一回か……もしかしたら二回です。

(-||-)

       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


『アセンション館通信』への「情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


       ………○…………○…………○………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3.編集後記:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日はすっかり音信不通だった友人から電話をもらいました。

近いうちに再会できるようです。

朋あり遠方より来る、また楽しからずや

おやすみなさい。

<(_ _)>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
------------------------------------------------------------
『アセンション館通信』の既刊号を毎日連続で配信いたします。
連続配信をご希望の方は“『アセ通』連続配信依頼フォーム”
https://www.ascensionkan.com/mm/deliver.html
↑より、空メールをお送りください。翌日より毎日配信されます。
ただし、これからの号の購読にはメルマガ登録が必要です。(無料)
------------------------------------------------------------
このメールマガジンは二つの配信スタンド
『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ と
『melma』 http://www.melma.com/ を利用して発行しています。
「まぐまぐ」は:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
「melma」は  :http://www.melma.com/backnumber_110091/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2014 paritosho
↑コピーレフトの概念についてはこちら↓をご覧ください。
http://now.ohah.net/commune/?license/copyleft.html
------------------------------------------------------------