━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2015/06/21(第584号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。
かつて起こってきたこと、いま起こっていること、起こるであろう
一切は、寸分の狂いなく全知全能の源泉の意志にしたがっている。
したがって、創造もなく、破壊もなく、道もなく、目標もなく、
自由もなく、運命もなく、何も起こっていない。
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在869名
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◇◇ もくじ ◇◇
1.究極の安全は自己知識のなかに
2.編集後記
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■ 1.究極の安全は自己知識のなかに
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知らなければならないことは何もない。
手に入れられるものも何もなければ、失うものも何もない。
すべて起こるべきことが起こっているだけです。
文句が湧いたら、それが起こるべきことだから。
心配が湧いたら、それが起こるべきことだから。
誰の責任でもなければ、誰が悪いのでもない。
そもそも誰がいるというのか。
すべては起こることが定まっている見かけとその解釈です。
そんな想念が湧いても、同じように見かけも解釈も起こりつづける。
これって、まあ、楽っちゃ楽ですよね。
(*^_^*)
さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。
『アセンション館通信』配達人の pari です。
みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?
人間に起こる色々な“意味づけ”は、すべて観念にすぎません。
そして、その観念的“意味づけ”に夢中になって入れこむことも、
別に間違っているわけではありません。
その有機体(精神身体機構)は、そういう見かけや解釈を現象させ
るために創造されているわけですから。
もともと現象世界は、何らかの真理とか正しさが全体を覆うような
仕組みにではありません。
もし何らかの真理や平安や正しさが現象世界を覆うような事態があ
りえたら、そもそも現象世界は始まることもできないでしょう。
現象世界というのは、もともと何もないところに何かがあるかのよ
うな見かけを演出するための仕組みです。
現象世界のどこかが突出して高くそびえるためには、現象世界のど
こかは途方もない深淵にならなければならないでしょう。
現象世界を統べる「二元性の原理」とは、その辺りの事情を表現し
たものでしょう。
だからすべて言葉にできること、おしなべて比較対照から創出され
るすべての価値観は、もともと観念であり、もともと虚構です。
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何であれ、語られたことは言葉にすぎない。
何であれ、考えられたことは思考にすぎない。
真の意味は説明不可能だが、体験することは可能だ。
マハー・ヴァーキャーは真実だが、あなたの観念は偽りだ。
なぜなら、すべての観念(カルパナ)は偽りだからだ。
『私は在る』(p123)
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ま、こうして虎の威を借りなくても、価値を本気で信じることは、
もうできなくなっています。
> 何であれ、語られたことは言葉にすぎない。
理解できますよね。
> 何であれ、考えられたことは思考にすぎない。
これも特に信じなくても、理解できます。
> 真の意味は説明不可能だが、体験することは可能だ。
これは体験していないので、具体的なニュアンスはわかりません。
> マハー・ヴァーキャーは真実だが、あなたの観念は偽りだ。
汝それなり、わたしは空、すべては空なるものの現れ、現象世界を
分離し、比較対照するすべての観念は偽り。
> なぜなら、すべての観念(カルパナ)は偽りだからだ。
なぜなら、すべての観念はただの作り話だから。
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あなたが知覚可能、想像可能なものは何ひとつあなたではありえ
ず、何であれ、意識の領域に現れるものは自己ではないとひとた
び理解したなら、より深い自己実現への唯一の方法として、すべ
ての自己同一化を断ち切ることだろう。
否定することによって、文字どおりあなたは、まさにロケットの
ように進歩するのだ。
あなたが身体のなかにもマインドのなかにも存在せず、しかもそ
の両方に気づいていると知ることは、すでに自己知識なのだ。
『私は在る』(p537)
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> あなたが知覚可能、想像可能なものは何ひとつあなたではありえ
> ず、何であれ、意識の領域に現れるものは自己ではないとひとた
> び理解したなら、
これは、理解したと言わざるをえません。
だって、知覚対象が自分でないことは自明だから。
> より深い自己実現への唯一の方法として、すべての自己同一化を
> 断ち切ることだろう。
“すべての自己同一化を断ち切る”という態度はまだ起こっていな
いけれど、かと言って、自己同一化が真実だとはもう思えない。
もうどんなものにも、本気で自己同一化することはできない。
> 否定することによって、文字どおりあなたは、まさにロケットの
> ように進歩するのだ。
自覚的に特に何が変わったという感じはありません。
でも、起こるべきこと、起こることになっていることが、起こって
いるのだと思います。
> あなたが身体のなかにもマインドのなかにも存在せず、しかもそ
> の両方に気づいていると知ることは、すでに自己知識なのだ。
この意味では、pariパターンに自己知識はすでに起こっています。
こうして無用の言語を弄することが、自然なプロセスを邪魔してい
るのかもしれない、といった思いが湧かないこともありません。
でも、するとまたすぐに、それが無用な“自惚れ”だという思いも
湧いてくるのです。
意識のなかの“見かけ”の構成素材にすぎない“自分”が、源から
流れ出すものの進路を変更できるなどと妄想するとは。(^^;)
まるで、海中でまわりと一緒に揺れるプランクトンが、自分だけが
間違って、神の計画を挫折させられると妄想するようなものです。
そんなとき何度も何度も反芻されるのが、『踊る物理学者たち』の
著者ゲイリー・ズーカフ氏に教わった、あの物質のイメージです。
サンピエトロ大聖堂のドームの中心にある塩粒の原子核と、ドーム
の外周を狂ったように回転するその数千分の一の質量の電子。
いくら自分(=身体)の個体性を信じたくても、その電子が自分の
意志でサンピエトロ大聖堂のまわりを飛んでいるとは思えない。
虚無の空間のなかをゼロとも言える健気な物質性が懸命に頑張って、
その結果、生命が生じているのではない。
生きているのは、全知・全能・遍在である空間のほうです。
量子力学が暴露した物質イメージは、独自存在としての物質的実体
という観念を、根本的に崩壊させたと思います。
これまでの地上文明から、ニューエイジスピリチュアルまでを含め
て、すべての価値観は何らかの物質的実体を前提にしています。
地上のヒエラルキーから、多次元宇宙のヒエラルキーまで、すべて
は何らかの個人性を根拠にしなくては成り立たないお話です。
でも、物質性の側にいかなる個別実体もありえないのが自明なら、
何を根拠に多次元宇宙まで広がる物語を捏造できるのか?
物質性を装う“見かけ”とは、現象世界という幻像を演出し、不安
をかきたて、今起こっているようなドラマを捏造する仕組みです。
それこそが古来インドで「リーラ」と呼ばれてきた概念です。
「リーラ」、神の戯れ、神の隠れん坊とは、いわば“不安ゴッコ”
ということでしょう。(^^;)
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質問者 しかし、不安はどのようにして現れるのでしょうか?
それは「私は身体だ」という観念によって生じた精神的状態だ。
それは「私は身体ではない」という反対の観念によって取り除く
ことができる。
どちらも観念であり偽りだ。
しかし、ひとつがもうひとつを取り除く。
どの観念もあなた自身のものではないということを認識しなさい。
それらはみな、外側からあなたにやってくるのだ。
あなたは全力をあげて考えなければならない。
『私は在る』(p430)
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(-||-)
この現象世界という“見かけ”は、注目しているかぎりは、永遠に
つづくわけです。
この現象世界が自らその不毛を悟って、恥ずかしくなって消えてし
まう、などということはありえない。(^^;)
だから、今もこうして、永遠の変化を続けているわけです。
いつまでも悟らぬわれわれがバカなわけではない。
悟って消えていく人たちが正しいわけでもない。
あらゆる個別性が幻想であり、あらゆるドラマが、あらゆる価値観
が、単なる観念であり、幻想なのですから。
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あなたには何の間違いもない。
ただ、あなたのあなた自身に関する考えは、まったくの間違いだ。
欲望をもち、恐れ、苦しむのはあなたではなく、環境と影響によ
ってあなたの身体に築かれた個人なのだ。
あなたは個人ではない。
これがあなたのマインドのなかで明確に確立されるべき、けっし
て見失ってはならないものだ。
『私は在る』(p442)
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> 欲望をもち、恐れ、苦しむのはあなたではなく、環境と影響によ
> ってあなたの身体に築かれた個人なのだ。
わかりました。
> あなたは個人ではない。
はい。
> これがあなたのマインドのなかで明確に確立されるべき、けっし
> て見失ってはならないものだ。
了解です。(-||-)
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あなたに確信がないのは、体験にばかり注意を払って、けっして
自分自身に注意を払わなかったからだ。
すべての体験を超え、あなた自身に興味をもちなさい。
あなた自身とともに在りなさい。
あなた自身を愛しなさい。
究極の安全は自己知識のなかにだけ見いだすことができる。
重要なのは誠実さだ。
自分自身に正直でありなさい。
そうすれば、何もあなたを裏切ることはない。
美徳や力は、子どもが遊ぶためのただのおもちゃのコインにすぎ
ない。
世界のなかでは、それらは有用だ。
だが、あなたをそれから連れだしはしない。
その彼方へと行くには不動の油断のなさ、平静な注意力が必要だ。
『私は在る』(p235)
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> あなたに確信がないのは、体験にばかり注意を払って、けっして
> 自分自身に注意を払わなかったからだ。
ああ……。(*-_-*)
> すべての体験を超え、あなた自身に興味をもちなさい。
そうか。
> あなた自身とともに在りなさい。
(-_-)
> あなた自身を愛しなさい。
(*-_-*)
> 究極の安全は自己知識のなかにだけ見いだすことができる。
わかりました。
> 重要なのは誠実さだ。
> 自分自身に正直でありなさい。
これはマハラジの語法です。
というか、覚者たちが存在しない夢に語りかけるための語法です。
自分自身に正直であろうとする個人が存在するわけではないから。
ただ、正直が起こることが目印だという事実を指摘しています。
> そうすれば、何もあなたを裏切ることはない。
その正直が起こった後には、解放への道を塞ぐものは何もない。
> 美徳や力は、子どもが遊ぶためのただのおもちゃのコインにすぎ
> ない。
【見かけ】の分離と比較対照から捏造されたすべての観念は、たん
なる娯楽、「リーラ」の一面でしかありません。
> 世界のなかでは、それらは有用だ。
> だが、あなたをそれから連れだしはしない。
> その彼方へと行くには不動の油断のなさ、平静な注意力が必要だ。
彼方へと超えていく過程では、不動の油断のなさ、平静な注意力と
いうプロセスが起こるだろう。
(-||-)
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あなたの非依存性を自覚し、幸せでありなさい。
あなたに言おう。
これが幸福の秘密なのだ。
あなたの幸せがものごとや人びとに依存すると信じることは、自
己の真の本性に関するあなたの無知によるものなのだ。
自己知識を除いては、幸せとなるために必要なものは何もないと
知ることが智慧なのだ。
『私は在る』(p523)
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> あなたの非依存性を自覚し、幸せでありなさい。
わたしの非依存性……。
「私は在る」……これを否定することはできない。
すべての虚構の観念世界はこの根本観念の上に築かれ、しかもそれ
自体が実在への通路でもあるという。
> あなたに言おう。
(-_-)?
> これが幸福の秘密なのだ。
おお……。
> あなたの幸せがものごとや人びとに依存すると信じることは、自
> 己の真の本性に関するあなたの無知によるものなのだ。
はい。(*-_-*)
> 自己知識を除いては、幸せとなるために必要なものは何もないと
> 知ることが智慧なのだ。
「自己知識を除いて、幸せとなるために必要なものは何もない」
「私は在る」、しかしわたしは何かではない。(-_-)
何かはすべて、わたしのなかにある。
(-||-)
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あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
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はい。
(-||-)
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永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
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……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
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おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
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………○…………○…………○………
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というのを作らせていただきました。(^^;)
「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。
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■ 2.編集後記:
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心配するとか、迷うとか、悩むということは、「リーラ」のなかに
本来仕組まれているドラマの味つけです。
でも、心配すること、迷うこと、悩むことによって、起こることに
なっている以外のことを、起こせるわけではない。(^_-)
いずれにせよ、何が起ころうとも、起こることになっている以外の
ことが、起こっているわけもありませんし。
だから、必ずしも、心配しなければならないわけではない。
そんなことを選べる自分など、どこにもいないというだけです。
起こることが起こる。
でも、必ずしも、それを心配しなければならないわけではない。
もし、そうなっているなら。
それもまた、誰の自由にもなりません。
なぜなら、誰もいないのだから。
今日もすっかり昏くなりました。
ではおやすみなさい。
<(_ _)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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