home > 通信 >『アセンション館通信』(第587号):宇宙の膠(にかわ)



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2015/07/12(第587号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

かつて起こってきたこと、いま起こっていること、起こるであろう
一切は、寸分の狂いなく全知全能の源泉の意志にしたがっている。

したがって、創造もなく、破壊もなく、道もなく、目標もなく、
自由もなく、運命もなく、何も起こっていない。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在868名
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◇◇ もくじ ◇◇

1. 宇宙の膠(にかわ)

2.いただいたお手紙から:イッセイさん

3.編集後記
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■ 1.宇宙の膠(にかわ)
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「あなたが失うものは何もない」

こう言われたら、あなたは嬉しいですか?

それとも、あまり信じられない?

「あなたが獲得できるものも何もない」

こう言われたら、あまり面白くない?

それとも、ほっとしますか?

「なぜなら、あなたというのは存在していないからだ」

こう言われたら、あなたは信じられますか?

そう、これは事実なのに、信じられないんですよね。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?

『意識は語る』には、ある輪廻転生を信じている方とラメッシ・バ
ルセカールの間に交わされたある問答が記されています。

以下は質問者に答えたラメッシの言葉です。

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 輪廻転生とカルマについて、仏陀は明確に言いました。
 「どんな自己もいないので、自己の転生もない。
 しかし、行為と行為の継続的影響はある。
 行為は為されるが、どんな行為者もいない。
 転生するどんな実体もなく、どんな自己も一つの場所から別の場
 所へ移動したりしない。
 しかし、ここで声が発せられると、それにふさわしい反響が戻っ
 て来る」
 これが意味するところは、個人的動機なく、個人としての視点な
 く、この全体性の機能を私たちが眺め、全体性の非個人的機能を
 単に見るならば、問題は何もないということです。
 物事が個人的観点から見られれば、問題は決して終わることはで
 きません。
 どんな個人的行為者もなく、行為が為される非個人的物事の流れ
 として全体性の観点から物事を眺めれば、そのときにはどんな問
 題も起こりようがありません。
 物事が個人的観点から見られれば、問題は決して終わることはで
 きません。
 どんな個人的行為者もなく、行為が為される非個人的物事の流れ
 として全体性の観点から物事を眺めれば、そのときにはどんな問
 題も起こりようがありません。
 
 『意識は語る』(p170-171) 
------------------------------------

> 輪廻転生とカルマについて、仏陀は明確に言いました。

仏陀といえば、われわれが最も安心できる権威の一人ですよね。

> 「どんな自己もいないので、自己の転生もない。

これは“アドヴァイタ好き”なら、誰も否定しないでしょうね。

観念としては誰でも喜んで同意するはずです。

> しかし、行為と行為の継続的影響はある。

縁起はある、因果はめぐる。

> 行為は為されるが、どんな行為者もいない。

出来事は起こるが、そこに個別の主体というのは存在しない。

まさに映画の画面のなかの世界ですね。

> 転生するどんな実体もなく、どんな自己も一つの場所から別の場
> 所へ移動したりしない。

起こっている変化は、まったくの“見かけ”にすぎない。

> しかし、ここで声が発せられると、それにふさわしい反響が戻っ
> て来る」

しかし、その“見かけ”のなかでは首尾一貫した起こるべき変化が
継続して起こっている、と。

そう、お釈迦さまはおっしゃったそうです。

この仏陀の言葉の意味を、ラメッシ・バルセカールは、次のように
まとめます。

> これが意味するところは、個人的動機なく、個人としての視点な
> く、この全体性の機能を私たちが眺め、全体性の非個人的機能を
> 単に見るならば、問題は何もないということです。

うーむ。(-_-;)

これだけなんですね。

もしわれわれに、

個人的動機も、

個人としての視点もなくて、

眼前に展開する全体性の働きを

ただ全体性の非個人的機能として見るなら、

問題は何もない……と。

まあ、赤ん坊はそういう目つきでまわりを眺めているのかなぁ。

> 物事が個人的観点から見られれば、問題は決して終わることはで
> きません。

ところが一転して、われわれ個人の立場から見るなら、問題はけっ
して終わることはできない。

> どんな個人的行為者もなく、行為が為される非個人的物事の流れ
> として全体性の観点から物事を眺めれば、そのときにはどんな問
> 題も起こりようがありません。

仏陀が知った事実的観点から物事を眺めれば、どんな問題もありえ
ないわけですね。

こう聞いて、転生信者の方はわれわれに代わって、不満を述べてく
れています。

これが結構面白い。

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 質問者 もし転生するどんな自己もないなら、肉体精神機構はこ
     の世界に偶然に入って来たように私には思えます。
 
 はい。
 個人的観点からは偶然ですが、全体性に臥して言えば、そうでは
 ありません。
 全体性はある明確な肉体的、精神的、気質的特徴をもった肉体精
 神機構を受胎させ、創造します。
 そうすれば、こういった生まれながらの特徴をもっているので、
 ある行為だけがその肉体精神機構を通じて起こるようになるので
 す。
 
 質問者 でも、なぜ特定の人に対してなのでしょうか?
 
 人は誰もいず、それは機構です。
 
 質問者 では、なぜ特定の行為が起こらなければならないのでし
     ょうか?
 
 それは以前の行為の影響だからです。
 ある行為が起こりました。
 それから、ある影響が起こらなければならないのです。
 ですから、こういった行為が起こるために、全体性はそういった
 行為を生み出すような内在的特徴をもつ、新しい肉体精神機構を
 創造しなければならないのです。
 
 質問者 それは公平には見えません!(笑)。
 
 全体性は一人ひとりの個人にとっての公平性や正義に関心があり
 ません。
 もしあなたがそういう観点で考えなければならないとしたら、全
 体性は主に、どんな人間もとうてい理解できないようなスケール
 と包括的要素にもとづく機能の中で公平性と正義に関わっている
 のです。
 宇宙は常に連動し、それでいて常にバランスがとれています。
 
 『意識は語る』(p171-172)
------------------------------------

> 質問者 もし転生するどんな自己もないなら、肉体精神機構はこ
>     の世界に偶然に入って来たように私には思えます。

もちろん、質問者は個人の立場から語っています。

われわれは岡目八目だから、この方の視点がよくわかります。

> はい。
> 個人的観点からは偶然ですが、全体性に関して言えば、そうでは
> ありません。

そして、ラメッシ・バルセカールの視点も分かる。

> 全体性はある明確な肉体的、精神的、気質的特徴をもった肉体精
> 神機構を受胎させ、創造します。

もちろん、全体性の観点から話しているわけです。

> そうすれば、こういった生まれながらの特徴をもっているので、
> ある行為だけがその肉体精神機構を通じて起こるようになるので
> す。

これは現象世界全体の運営者の立場なら当然のことです。

> 質問者 でも、なぜ特定の人に対してなのでしょうか?

彼はもちろん、“自分”の立場から語っている。

> 人は誰もいず、それは機構です。

すましています。

> 質問者 では、なぜ特定の行為が起こらなければならないのでし
>     ょうか?

なぜ、“自分”がそんな役をさせられなければならないのか。

> それは以前の行為の影響だからです。

それは縁起です。(すましている。(^_-))

> ある行為が起こりました。
> それから、ある影響が起こらなければならないのです。
> ですから、こういった行為が起こるために、全体性はそういった
> 行為を生み出すような内在的特徴をもつ、新しい肉体精神機構を
> 創造しなければならないのです。

映画の脚本家だったら当然そうでしょ、と。

> 質問者 それは公平には見えません!(笑)。

プ (>_<)

これが、われわれの観点ですよね。

> 全体性は一人ひとりの個人にとっての公平性や正義に関心があり
> ません。

ラメッシは個人ではないので、こんなふうにしか言いません。

> もしあなたがそういう観点で考えなければならないとしたら、全
> 体性は主に、どんな人間もとうてい理解できないようなスケール
> と包括的要素にもとづく機能の中で公平性と正義に関わっている
> のです。

なるほど。

> 宇宙は常に連動し、それでいて常にバランスがとれています。

そういうわけです。

では、実際のところいったい何が本当に起こっているのか?

ここで起こっていることは何なのか?

そんなことに触れた問答があります。

------------------------------------
 何が現実か
 
 質問者 あるときマハラジは、「この演劇の中で、絶対的な何か、
     現実である何かがあるのでしょうか?」と尋ねられまし
     た。彼は「愛の行為」というようなことを言いました。
     私が思うに、それが彼が言ったすべてです。
     
 愛の行為?
 いずれにせよ、彼が何を言ったにせよ、彼が言わんとしたことを
 私が話してあげましょう(笑)。
 
 質問者 では、もう六ケ月必要になりますね(笑)。
 
 六ヶ年もかからないことを神に感謝してください!
 
 質問者 で、何か現実的であるものがあるのですか?
 
 その質問は「何が現実か?」です。
 現実であるものは、本当の現実とこの偽の現実の間の分離できな
 い関係です。
 関係がなければなりません。
 さもなければ、二つのものがあることになります。
 ですから、何がそれらをいっしょにしておくのでしょうか?
 観念的に言えば、それが愛です。
 それを慈悲と呼んでもいいですし、慈愛と呼んでもいいですし、
 何でもお好きなように呼んでいいですが、一番いいことはそれを
 どんな名前でも呼ばないことです。
 マハラジが言ったことは、そういう意味です。
 
 質問者 もう一度言ってもらえませんか?
 
 言えません!
 それは去ってしまいました!(笑)。
 テープに入っています。
 
 『意識は語る』(p174-175) 
------------------------------------

> その質問は「何が現実か?」です。

いったい何が現実なのか?

この「現実」は福間さんが「実在」と訳している言葉でしょうね。

> 現実であるものは、本当の現実とこの偽の現実の間の分離できな
> い関係です。

現実、つまり本当にリアルであるものとは、「本当の現実とこの偽
の現実の間の分離できない関係」だと。

> 関係がなければなりません。

ひとつであるなら、マハラジなら関係はないと言うかもしれません。

> さもなければ、二つのものがあることになります。

二つを一つにしているもの。

「宇宙の膠(にかわ)」とでも言うべきか。

この宇宙を束ねる力について、とても人間的な観点からすばらしい
表現を残している方がいます。

それは自ずから地球代表といった雰囲気を備えた方でした。

たまたま、その手紙を翻訳させていただいたので、ここでもご紹介
させていただきます。

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 アルベルト・アインシュタインから娘への手紙:
 
 1980年代の末、有名な天才アインシュタインの娘リーゼルは父か
 ら彼女に宛てられた1400通の手紙を、父親の死後20年間は内容を
 公開しないという指示を添えて、ヘブライ大学に寄贈した。
 これはリーゼル・アインシュタイン宛ての手紙の中の1通である。
 
 「私が相対性理論を提案したとき、ごく少数の者しか私を理解し
  なかったが、私が人類に伝えるために今明かそうとしているも
  のも、世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。
  
  私はお前に、必要に応じて何年でも何十年でも、私が下に説明
  することを社会が受け容れられるほど進歩するまで、この手紙
  を守ってもらいたい。
  
  現段階では、科学がその正式な説明を発見していないある極め
  て強力な力がある。
  それは他のすべてを含みかつ支配する力であり、宇宙で作用し
  ているどんな現象の背後にも存在し、しかも私たちによってま
  だ特定されていない。
  この宇宙的な力は愛だ。
 
  科学者たちが宇宙の統一理論を予期したとき、彼らはこの最も
  強力な見知らぬ力を忘れた。
  愛は光だ。
  それは愛を与えかつ受け取る者を啓発する。
  愛は引力だ、なぜならある人々が別の人々に惹きつけられるよ
  うにするからだ。
  愛は力だ、なぜならそれは私たちが持つ最善のものを増殖させ、
  人類が盲目の身勝手さのなかで絶滅するのを許さないからだ。
  愛は展開し、開示する。
  愛のために私たちは生き、また死ぬ。愛は神であり、神は愛だ。
  
  この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。
  これこそが私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。
  それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを学んでい
  ない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、私たちが愛を恐
  れているからろう。
  
  愛に視認性を与えるため、私は自分の最も有名な方程式で単純
  な代用品を作った。
  「E = mc2」の代わりに、私たちは次のことを確認する。
  世界を癒すエネルギーは、光速の2乗で増殖する愛によって獲得
  することができ、愛には限界がないため、愛こそが存在する最
  大の力であるという結論に至った、と。
  
  私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に
  人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで自分たち
  を養うのは急を要する。
  
  もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、もし私たちが生
  命の意味を発見するつもりなら、もし私たちがこの世界とそこ
  に居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、愛こそが唯一
  のその答えだ。
  
  恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと身勝手
  さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、愛の爆弾を作る準備
  はできていない。
  
  しかし、それぞれの個人は自分のなかに小さな、しかし強力な
  愛の発電機をもっており、そのエネルギーは解放されるのを待
  っている。
  
  私たちがこの宇宙的エネルギーを与えかつ受け取ることを学ぶ
  とき、愛しいリーゼル、私たちは愛がすべてに打ち勝ち、愛に
  はなにもかもすべてを超越する能力があることを確信している
  だろう。
  なぜなら愛こそが生命の神髄(クイントエッセンス)だからだ。
  
  私は自分のハートの中にあるものを表現できなかったことを深
  く悔やんでおり、それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。
  恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、私
  がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに到達した
  ことを、お前に告げる必要があるのだ」

  お前の父親
  アルベルト・アインシュタイン
------------------------------------

すばらしい手紙ですね。

宇宙を一つにまとめている力……宇宙の膠(にかわ)。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421)
------------------------------------

はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


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■ 2.いただいたお手紙から:イッセイさん
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▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


今回はまた、イッセイさんからご投稿をいただいています。

早速ご紹介いたします。

【件名】:コメント登用ありがとごさいます。
------------------------------------
 pariさん<(_ _)>☆掲載ありがとごさいました。
 
 私の表現が明快に成りにくいのは、ワザと残している“縛
 り”が弊害となっているんです。
 
 「答えは一つ(一様)ではない。」との子供の頃から勝手
 に頭の中に顕れる、まるで指導のような、強迫観念のよう
 に呟かれ、
 
 私を一元的な見方や、一方方向からだけの見方をさせない
 セーフティーですね。
 
 それが他の思考やイメージを産み出して、その色々さを正
 確に伝えようとして、要約仕切れないとああなります。
 
 思いついたことすべてを人に伝え耐えようとするのは、ま
 だまだ甘えやエゴが強いのですね。(ToT)
 
 それでも十数年前に比べれば、だいぶ整理されたり、短く
 簡単にしようとの“癖”がついてるつもりでいたりもするの
 ですが‥つもりだけですね。
 
 言われてみれば、私が“探究者”ではなく、“解放者”として
 の立場と感覚で自分の表現を見返ししてみますと、確かに
 表現が長く重なってるし、情報が“込み入って”いますね。
 (^_^;)
 
 💙話は変わりますが、我々人間一人の中には、一瞬にして
 複数の思考や、たくさんのイメージやら、記憶やら、言葉
 が出て来ることがありますが、
 
 “これらの”個人の色々な想念のことを「私たち」と言って
 個人のマインドの仕組みが複数の立場の人たちで構成され
 ているとの理解している方がいます。
 
 確かポーランド出身の人なのですが、その方の書籍を『I
 am that」の後に、前から気になっていましたので、読ん
 だのですが、
 
 これが私には、大当たりで、その後、真剣にのめり込んで
 したいました。
 
 ★pariさんはもう“探究”には興味が湧かないかも知れませ
 んし、この方たちのことは知っていらっしゃるかも知れま
 せんが、取り敢えず続けます。
 
 その方は、アジズ・クリストフ、または、アナディと今
 は名乗っているでしょうか?YouTubeでも、昨今は英語で
 すが、観ることが出来るようですね。/anady teaching と
 いうホームページもありましたね。英語ですが。
 
 そのアナディが「直接あったことはないが、しいて師匠
 と呼べるのは、「ニサルガダッタ・マハラジだ」と言って
 います。(そんなことも知らずに当時の私は読んでいて、
 文中で見つけて、ビックリしました。)
 
 その方が生徒に最初に気づいてもらいたいこととしている
 ことに、この意識の仕組みや構造があり、
 
 やはり、目のうしろあたりから感じられるもの、目を瞑っ
 てもその存在感を感じれる場所・自分のただ在るだけの存
 在感を「ステート・オブ・プレゼンス」と名付けていま
 す。
 
 観照者や気づきや知覚のセンター、意識のセンターと言っ
 てもいいかも知れません。
 
 既にご存じだったかも知れませんが、この方の明晰姓とそ
 の洞察力による表現は、決して万人向けではありません。
 
 万人受けするのは、探求者のレベルや段階は様々なのに、
 無理やり彼らが分かるようにつじつまを合わせたり、真実
 を曲げたり、妥協して教えているからで、
 
 それはもう真理とは言えない!とよく言っていたり、この
 ことが分かる探求者は、稀なことだと言っています。
 「I,am that」“マハラジ節”を楽しめる人もなかなかいない
 ように聞いていますね。
 
 この人の本は、既に日本人が編集者・翻訳したものがあり
 ますが、『ヒューマン・ブッダ1〜3巻』他のタイトル1
 〜2巻ですが、
 
 この方と同時期に互いを認め合い、リトルートなど開いて
 いた“フーマン・エマミ”「恩寵の扉が開くまで〜複数巻」
 「エンライトメント(アシズとフーマンの合作)」なども
 今の私のパターンを作るのにだいぶ影響を与えています。
 
 どちらも、今も読み返ししたりしていますが、アシズ
 が“悟った後もその自由な立場で“探究”を続けるべきだと、
 言うところ、
 
 このソウルメイトだというフーマンは、“探求のエネルギ
 ーは、もう落としなさい。あなたが求めているのは探求の
 輪廻からの解放だ。”との立場で、
 
 このフーマンはもう亡くなっていますが、生前は様々な高
 次の存在とされる(意識)たちとのチャネリングや人の境
 遇や前世やその輪廻のサイクルなどを霊視する能力があっ
 たりして、
 
 しかし、在るのは「“これ”だけだ。個人や他の現象は夢
 だ。幻想だ。幻想を捨て“これ”のリアルティに生きなさ
 い」とかの認識が根底にあった上での、個人セッションや
 リトルートでの人との向き合いで、とても興味深かったで
 す。
 
 アシズが“探求や修行から覚醒に至る”ブッダの立場になぞ
 らえられたり、フーマンは、すべてを受け入れ、認め、手
 放して、覚醒に至る?キリストの立場になぞらえられたり
 もするようです。
 
 またまた長文ですいません。これでも短くしよう努力して
 いるつもりなのですが、“つもり”なのですね。(^_^;)
 
 ラメッシの「誰がかまうもんか?」はマハラジと同時期に
 読んでいた?ので、
 
 ラメッシの“自由意志”は無い!に、私も当時はそのことに
 気がつき始めていたましたので、
 
 誰か!それを“そうだ!”と後押ししてくれる“覚者?先
 生”がいなかったので、この本も何回も何回も自分の気づ
 いてしまったことと照らし合わせるように読み返しまし
 た。
 
 最近また“自由意志”について、それは単なる条件反射や反
 応なのだから、そんなものは”無いとの認識や自覚などが
 よく起こっていますので、
 
 pariさんがお読みになっているそのラメッシの本を私も読
 もうと思います。
 
 いつもありがとごさいます。そしてご苦労様です。
 
         イッセイ
------------------------------------

イッセイさん、ご投稿ありがとうございました。

全体の調和のために、適時に適切な場所に、色々な時節が配達され
るのでしょうね。

イッセイさんは今、アジズとフーマンを読んでおられる。

pariパターンもこんなことを書かされている。

われわれ幻想宇宙劇場の幻想の道具たちも、内実はこうして、なか
なか忙しかったりするのですよね。(*^_^*)

でも、寝て見る夢も、醒めて見る夢も、見ている人は同じなんでし
ょうね。

ありがとうございました。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


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■ 3.編集後記:
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調子に乗って書かされることもあれば、まったく進まないこともあ
ります。

でも、カルマが尽きるまでは、こうして“自分”がやっていると思
いながら書くことを続けるのでしょうね。

今日はいろいろあって、すっかり晩くなりました。

では、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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