home > 通信 >『アセンション館通信』(第591号):欲望はすべて自我の作用



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2015/08/09(第591号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

かつて起こってきたこと、いま起こっていること、起こるであろう
一切は、寸分の狂いなく全知全能の源泉の意志にしたがっている。

したがって、創造もなく、破壊もなく、道もなく、目標もなく、
自由もなく、運命もなく、何も起こっていない。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在869名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.欲望はすべて自我の作用

2.いただいたお手紙から:イッセイさん

3.編集後記
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■ 1.欲望はすべて自我の作用
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夏ですよね。

蝉の声が聞こえています。

今日は曇り空なので、昨日までよりいくぶん涼しいようです。

窓を開けていて、後ろで扇風機が回っていると、まるで外から涼し
い風が入ってくるような気がしてしまう。

心に浮かぶ思いが大切なわけでもありません。

ふ。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?

暑さの中休みに、まずは、一服の“正気丸”をどうぞ。

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 あるがままのあなたで在りなさい。
 天から降りてくるようなものは何もないし、現れもしない。
 必要なのは自我を失うことだけだ。
 在るものは、つねにそこに在る。
 今このときでさえ、あなたはそれである。
 空白状態はあなたによって見られている。
 空白を見ているあなたはそこに存在している。
 何を待つというのだろうか?
 「私はまだ見ていない」という考え、見たいという期待、何かを
 得ようとする欲望はすべて自我の作用である。
 あなたは自我の罠に陥っている。
 これらのことはあなたではなく、すべて自我が言っているのであ
 る。
 あるがままのあなたで在りなさい。
 それ以上何も必要ない!
 
 『あるがままに』(p122) 
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> あるがままのあなたで在りなさい。

あるがままのあなた、とは。(?_?)

> 天から降りてくるようなものは何もないし、現れもしない。

ああ、そういう意味か……。

湧いてくる思いは、さらなる夢の深みへ誘うだけ……。

> 必要なのは自我を失うことだけだ。

はい。

> 在るものは、つねにそこに在る。

はい。

事実、わたしはここにいますから。

たとえエゴの夢を映していたとしても。

> 今このときでさえ、あなたはそれである。

はい。

> 空白状態はあなたによって見られている。

(-_-)

> 空白を見ているあなたはそこに存在している。

はい。

> 何を待つというのだろうか?

まったく……。

> 「私はまだ見ていない」という考え、見たいという期待、何かを
> 得ようとする欲望はすべて自我の作用である。

「私はまだ見ていない」という考えも、

見たいという期待も、

何かを得ようとすることも

欲望はすべて自我の作用。

……そうか。

> あなたは自我の罠に陥っている。

はい。(-_-)

> これらのことはあなたではなく、すべて自我が言っているのであ
> る。

そうなんですね。

> あるがままのあなたで在りなさい。

(;_;)

欲望を追うことは、自我の作用の“追っかけ”をすること。

> それ以上何も必要ない!

わかりました。

ありがとうございます。

(-||-)

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 質問者 あなたは在ることについて語っています。何として在る
     ことでしょうか?
 
 マハルシ
 あなたの務めはただ在ることであり、あれやこれとして在ること
 ではない。
 「私は私であるものである」(I AM THAT I AM)という言葉がす
 べての真理の要諦である。
 その方法は、「静かに在ること」に尽きる。
 では静寂とは何を意味するのだろうか?
 それはあなた自身を打ち壊すことを意味する。
 なぜならすべての名前と形が苦しみの原因だからだ。
 「私はこれである」という観念を放棄しなさい。
 真我を実現するために必要なのは、静かに在ることだけである。
 それ以上簡単なことがあるだろうか?
 それゆえ、アートマ・ヴィディヤー(真我の知識)の達成は最も
 容易なことなのである。
 
 『あるがままに』(p123-124)
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> 質問者 あなたは在ることについて語っています。何として在る
>     ことでしょうか?

うん。

> マハルシ
> あなたの務めはただ在ることであり、あれやこれとして在ること
> ではない。

(@_@) ⌒★?

……。(-_-;)

わたしの務めは「ただ在ること」で、“何者かとして在ること”じ
ゃなかったのか……。

(*-_-*)

この務めはたやすく、しかもつねに、永遠に保証されている。

が、夢を見る者は果たしていない。

> 「私は私であるものである」(I AM THAT I AM)という言葉がす
> べての真理の要諦である。

そうか……。

「I AM THAT I AM」とは「私は私だ」ということだったのか。(-_-)

> その方法は、「静かに在ること」に尽きる。

「私は私だ」とは、架空の誰かに向かって主張するようなことでは
なくて、ただ「静かに在ること」だったのか……。(*-_-*)

たしかに……言われてみれば。

> では静寂とは何を意味するのだろうか?

(-_-)?

> それはあなた自身を打ち壊すことを意味する。

(@_@) ⌒★?

夢のなかの自分を打ち壊すこと。

> なぜならすべての名前と形が苦しみの原因だからだ。

ああ……。(;_;)

これこそは金言。

【なぜならすべての名前と形が苦しみの原因だからだ】……。

これは……本当だ……。

これこそは……これこそは……真実。

(-||-)

> 「私はこれである」という観念を放棄しなさい。

これは……論理的必然だ……。

わかりました。(-||-)   ←(口ばっかり……。(^_-) )

> 真我を実現するために必要なのは、静かに在ることだけである。

ふーむ。

> それ以上簡単なことがあるだろうか?

うう……。

> それゆえ、アートマ・ヴィディヤー(真我の知識)の達成は最も
> 容易なことなのである。

だからこそ……知性が……唯一隠しておきたい真理なのか。(-_-)

(-||-)

真我を実現するとは……覚醒とは……。

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 質問者 この覚醒とは何でしょうか? どのようにしてそれを得、
     培うことができるのでしょうか?
 
 マハルシ
 あなたが覚醒なのだ。
 覚醒とはあなたのもうひとつの名前だ。
 あなたが覚醒なのだから、それを得たり、培ったりする必要はな
 い。
 あなたがしなければならないことは、真我でない他のものごとに
 注意をはらうのをやめることだけだ。
 もしそれらに気づくのをやめれば、純粋な覚醒だけが残る。
 それが真我である。
 
 『あるがままに』(p21)
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> 質問者 この覚醒とは何でしょうか? どのようにしてそれを得、
>     培うことができるのでしょうか?

ことさら「覚醒」なんて言葉にすると、なにかある種の状態なのか
と思ってしまう。

あたかも、改めて達成しなければならない何かのように。

でもそれは、単に実在しているものの別名にすぎない。

> マハルシ
> あなたが覚醒なのだ。

「私は在る」とは……ただ、覚醒のなかに「私」という観念が浮上
してくるだけ。

> 覚醒とはあなたのもうひとつの名前だ。

覚醒とは存在していることを否定できない者のもう一つの名前。

ただし、「私」という観念が覚醒であるわけではない。

> あなたが覚醒なのだから、それを得たり、培ったりする必要はな
> い。

わたしは「私」という観念ではないから。

わたしは、その「私」という観念が浮上してくることを可能にして
いる純粋な意識、つまり覚醒。

> あなたがしなければならないことは、真我でない他のものごとに
> 注意をはらうのをやめることだけだ。

ただし、わたしが真の自分で在るためには、その権利を自ら主張し
なければならない。

わたしが架空の夢を追いつづけるかぎり、実在は永遠の空席として
わたしが帰ってくるのを待つしかない。

真我は、子供がネトゲ廃人になるのを防ぐために、テレビの電源を
抜く親のような存在ではない。

なぜなら、存在していることを否定できない者はすべて、唯一存在
するもの、真我以外ではないから。

> もしそれらに気づくのをやめれば、純粋な覚醒だけが残る。

わたしが【見かけ】上に投影される架空のドラマを追うことをやめ
れば、ついには真我だけがのこる。

映画の投影が終われば、白いスクリーンだけが残るように。

> それが真我である。

(-||-)

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 存在は幸福と同じであり、幸福は存在と同じである。
 ムクティ(解脱)という言葉は非常に魅惑的だ。
 人はなぜ探求するのだろうか?
 そこに束縛があると信じるために解脱を探し求めるのである。
 だが事実は、そこに束縛はなく、ただ解脱だけがある。
 なぜそれを解脱と名づけておいて、それから探しに出かけるのだ
 ろうか?
 
 『あるがままに』(p37)
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> 存在は幸福と同じであり、幸福は存在と同じである。

存在は幸福……。

ただし存在とは【見かけ】のドラマを追うことではない。

> ムクティ(解脱)という言葉は非常に魅惑的だ。

はい。

> 人はなぜ探求するのだろうか?

え。(?_?)

> そこに束縛があると信じるために解脱を探し求めるのである。

ああ。(-_-)

> だが事実は、そこに束縛はなく、ただ解脱だけがある。

(@_@) ⌒★?

> なぜそれを解脱と名づけておいて、それから探しに出かけるのだ
> ろうか?

(*@_@*)

たしかに。(*-_-*)

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421)
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はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


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■ 2.いただいたお手紙から:イッセイさん
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▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


今回は、イッセイさんからご投稿をいただいています。

早速ご紹介いたします。

【件名】:断食と不食
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 いつもありがとうこざいます。以前私は不食を目指した時
 がありまして、胃腸内に腐敗物が残っている割合が多い場
 合は、気づきや明晰性が一般化して、
 
 感性や価値観が普通人になってしまったのを思い出しま
 す。ついでにいいますと、感覚や洞察力が研ぎ澄まされて
 いるときなどに感じられた→第三の目の所が振動する“感
 覚”も無くなってしまって、
 
 おそらくは、脳波自体が“アルファー波”、“ベーター波”
 になって、動物レベルの脳波になってしまって、その観点
 から物事を判断するように戻ってしまったんだと思います。
 
 脳波がシータ波やデルタ波を発する状態であれば、普段よ
 りも感性などが優れたり、物事に動じたり、巻き込まれた
 りしない状態が起こったりしますが、
 
 これが胃腸内の身体にとっての不純物や老廃物の影響もう
 けるようです。
 
 因みに「断食」は、まだ身体が食物を欲しているのに、食
 を立つ行為で、身体や精神に負荷を掛けてしまい、悪影響
 を及ぼしてしまいますが、
 
 「不食」は身体や細胞たちの観念や習慣性を既に改めてい
 ますので、、身体が食物を欲していない(外から摂取しな
 くても別の方面から栄養やエネルギーを摂取出来る)の
 で、身体や精神に負担をかけず、かえって本来備わってい
 る能力の発現や、既存の能力の向上などもみられるようで
 す。
 
 そうゆう私は、完全な不食を目指して、内なる根源からの
 エネルギーや栄養を受容しよとしたり、太陽を直視して、
 プラーナとか、エーテルとか呼ばれる万物共通の元素を採
 り入れようと習慣づけを行っていましたが、
 
 マハラジの言う・肉食でも菜食でも、真実や真実の“自分”
 を悟ることができるし、食べ物や、また煙草を吸うからと
 いって、“在る”ことを気付けないわけではないとの言葉
 に、「正気」に戻されて、完全な不食者に成るのは止めま
 した。
 
 今はそのなごりとして、朝食が採らなくていい身体の刷り
 込みが出来ているのと、1日一食でも栄養ほぼ大丈夫なの
 と、太陽を直視して、栄養を得た後ても、ほとんど問題無
 く、すぐにスマホでpariさんのメルマガを読んだり、本を
 読むことが出来ます。
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イッセイさん、ご投稿ありがとうございました。

> いつもありがとうこざいます。

こちらこそ。

> 以前私は不食を目指した時がありまして……

そうだったんですか。

そう言えば、比較的最近わが家を訪れてくれた友人も、不食
に興味を持っていましたね。

> 因みに「断食」は、まだ身体が食物を欲しているのに、食
> を断つ行為で、身体や精神に負荷を掛けてしまい、悪影響
> を及ぼしてしまいますが、

たしかに、そうですよね。

> 「不食」は身体や細胞たちの観念や習慣性を既に改めてい
> ますので、、

なるほど、そういうことなんですね。

イッセイさんは不食を試みられたことがあるんですね。

> 今はそのなごりとして、朝食が採らなくていい身体の刷り
> 込みが出来ているのと、1日一食でも栄養ほぼ大丈夫なの
> と、太陽を直視して、栄養を得た後ても、ほとんど問題無
> く、

そうなんですか。

> すぐにスマホでpariさんのメルマガを読んだり、本を読む
> ことが出来ます。

もしかして、イッセイさんは、スマホでこの投稿もなさって
くださっているんですか。(@_@)

ありがとうございます。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『アセンション館通信』への「情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


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■ 3.編集後記:
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現象世界のなかの“何か”になるから、立場を持てる。

立場を持つから、その立場での体験ができる。

その立場で体験をするから、物語を紡ぐことができる。

でも、その物語はすべて、単に記憶をつないだ観念的創造物でしか
なかった、そしてじつはどこにも実在していなかった。

だから、じつはこの瞬間にエネルギーが注がれなければ、たちまち
消えるしかない運命のものだった。

と、そんなことが理解されてしまうと……、もうその物語に以前と
同じような意味で、本気になることはできなくなります。

本気のエネルギーが注がれなければ、物語はほころびはじめます。

これは、どうしようもない事実ですね。

この先どうなっていくのかは知りませんが、もう本気で“自分”の
物語に入れこむことはできなくなったようです。

あとはただ、こちらで押さなくても、夢の次のページが開くだけの
ことでしょう。

今日は明るいうちに終えました。

<(_ _)>

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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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