━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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　☆☆　　　　　☆☆『アセンション館通信』2015/11/15(第605号)
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☆☆　　　　　　☆★　【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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　☆☆　　　☆☆　　　　　　　　　 https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

かつて起こってきたこと、いま起こっていること、起こるであろう
一切は、寸分の狂いなく全知全能の源泉の意志にしたがっている。

したがって、創造もなく、破壊もなく、道もなく、目標もなく、
自由もなく、運命もなく、何も起こっていない。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在856名
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◇◇ もくじ ◇◇

１．すべては自然現象です

２．編集後記
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■ １．すべては自然現象です
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雨ですね。

紅葉が雨に曇っているので、外界は菱田春草の「四季山水」のよう
な色合いの風景が広がっています。
https://goo.gl/vRnr3a

田舎の贅沢ですね。

言葉はすべてただの意識のなかの観念ですが、そういうことが起こ
っています。

よくも悪くもない。

もしそれ以上観念化がつづかなかったら。

いつも受動態で語るということもできませんよね。^^;

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか？

誰が起こしているわけでもないでしょうが、こうしてその瞬間瞬間
の体験が起こっています。

そして、それだけです。

それはいわば、自然現象です。

でもその自然現象に、通常は観念化のプロセスが加わります。

だから、それもまた新たな自然現象であるわけです。

その観念化のプロセスは、そうして自然に起こっている体験をなん
らかの抽象的な意味に集約したいと思う。

要するに、それは何なのだ、と。

これは、pariパターンのような哲学的指向性をもった肉体精神機構
に起こる一般的現象です。

そんなタイプのマインド（肉体精神機構）は、そういうことを一生
やりつづけます。

要するに、自分の一生は何だったのか？とか。(-_-)

そして、最後に、自分の一生は、まったくの無駄だった、といった
ような結論に至るかもしれません。

いや、冗談じゃなくて、本当にそういうことが起こるのです。^^;

こういう一時的想念の現象形態（つまり観念）が、顕現と非顕現の
すべてを包摂したい、といったような試みはよく起こります。

誰がやっているわけでもない。

自然にそういうことが起こっている。

すべては自然現象です。

そしてそういう自然現象のなかで、いろいろ幸福になったり不幸に
なったりという、結論じみた体験も起こるわけです。

想念は自前で存在していると思い込んで（込まされて）いるので、
何かと白黒を付けたがるのです。(^_-)

まるで、“自分”がそう断定することに、何かの意味でもあるかの
ように。

でも、それはただ、そういう体験が起こっているだけです。

ある瞬間、ある想念が、全顕現宇宙の真相を洞察したと思ったとし
ても、全顕現宇宙がその想念に集約されて消失するわけではない。

その想念は、意識の海のつかの間の波しぶきとして、全顕現宇宙の
表面を一時的に彩るだけです。

理解とは、何一つ起こってはいないことを、知っている状態です。

でも、もちろんそれは、何一つ起こってはいない、と思い込む想念
ではありません。

だから、それはpariパターンに浮上するどんな一時的想念が、獲得
できるようなものでもない。

もしpariパターンが観念化に完全に失望して、観念化への欲望をい
っさい失ったら、そんなことも起こりうるのかもしれません。

でも、いずれにせよ、それは誰にできることでもない。

意識の海に浮上する、どんな泡も、意識の海全体を包摂することな
ど、できるはずもありませんから。

意識の海のひとつの泡として波立ちながら、しかもそのことにどん
な意味も想像していなければ……。

そんなことも起こりうるのかもしれません。

運がよければ、つまり恩寵があるなら、ということです。

そうなることになっていたら、と言っても同じです。

湧いてくる想念にどんな興味もわかず、浮上した瞬間にその想念が
無効化されるなら、そんなことも起こりうるのかもしれません。

ニサルガダッタがいう「配達を受け取らない」ということが常態化
するなら、でしょうか。

で、多分、そういうことが起る前提にあるのが、起こっていること
にまったく個人的意味合いはない、という理解なんでしょうね。

自分がやっていることなど何もない。

そもそも、自分なんてものは存在しない。

ただ、そういう想念が湧いているだけ、という理解です。

ラメッシ・バルセカールに質問した誰かが「巨大な信用詐欺」なん
て言ってましたが、まあ、そういう気持ちもわかります。(*^_^*)

知力に理解できることなど何もないわけですが、でも知的に理解す
ることが、まあ、その種の肉体精神機構の道なんでしょう。

ジニャーニヨガの場合は、とでもいうのか。

（個人的）探求者というものはいない。

しかし永遠の探求というリーラはあるのでしょう。

多くの肉体精神機構が生み出され、それが新たな立場と欲望を紡ぎ
だし、また新たな肉体精神機構を生み出す原因になるのでしょう。

お釈迦様が「縁起」と言ったように。

そこにはどんな個人も存在しない。

ただ無限のフリーエネルギーの自給電源として。個人という誤解は
必要なのかもしれません。(^^;)

とはいえ、実際は、誰が傷ついているわけでもない。

意識の海のなかに、傷つくべきどんな実体としての個人も存在して
いないわけですから。

ただ、現象として現れるためには、「二元性の原理」を根拠とする
以外に方法はないというだけです。

何らかの体験として顕現するためには、それ以外の体験との境界を
創造し、それ以外の体験を隠す以外に方法はないからです。

何かがあるなら、その何か以外もあることになる。

ならば、その何かとその何か以外との比較もありうることになる。

想像はどこまでもつづくだろうと、容易に想像されます。(*^_^*)

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　そこには想像があるだけだ。
　知性とエネルギーは、あなたの想像のなかですべて使い果たされ
　てしまった。
　あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほ
　ど実在から遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなって
　しまったのだ。
　想像が豊かな創造力であることに疑いはない。
　宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。
　それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のな
　かにあり、実際は存在しないのだ。
　
　『私は在る』(p306-307)
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> それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のな
> かにあり、実際は存在しないのだ。

なんと……。

でも、実際、それが「みな空間と時間、過去と未来のなかに」ある
ことは、事実だものなぁ。(-_-)

(-||-)

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　あなたは在る。
　ほかのすべては現れにすぎない。
　
　『私は在る』(p421)
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はい。

(-||-)

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　永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
　真我として在りなさい。
　それが至福である。
　あなたはいつもそれなのである。
　
　『あるがままに』(p58)　
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ ２．編集後記：
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この身体の生存のために、それなりに頑張っています。

頑張ることが必要な間は、頑張ることが起こるわけですから。

と同時に、起こることになっていることしか起こらない、とも感じ
ています。

波動宇宙として織り込まれた現象の微小部分でしかないわたしが、
波動宇宙全体に逆らえるなどとは思えません。

そもそも逆らうどんな“当人”もいないのですから。

御心だけがなされているだけです。

良い休日をおすごしください。

<(_ _)>


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■　【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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