home > 通信 >『アセンション館通信』(第630号):ネイサン・ギルの理解と知



━━━☆☆☆☆━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』
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☆☆     ☆★ 私は在る」に導かれ♪
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                     第630号 2016/05/08
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガは
アセンション館主人pariと称する
ある夢の登場人物に浮上している
心象風景の報告です。

何でもないものが、
あらゆるものになってみている。

この瞬間に気づきの内容があり、
それに気づくことが起こっている。

内容は人畜無害、
でも読む人は相当変わってますね。現在844名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.一瞬一瞬、あなたはそれを再生している

2.編集後記
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■ 1.一瞬一瞬、あなたはそれを再生している
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今日も爽やかな風のいい天気。

今年の連休は天気がいいですね。

悪い夢を見せられている方々もいるけど。

色々な層の夢があります。

誰にもどうしようもない。

だって、誰もいないんだから……。

ふ。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ

「私は在る」噺にお付き合いいただく

今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」を、

いかがお過ごしでしょうか?

どんなドラマも

【見かけ】を解釈する観点なしには

成立しません。

スクリーン上に光が明滅し、

またたくようなイメージが投影されても、

そのイメージの解釈方法を知らなければ

どんなドラマも起こりえませんから。


自分が不如意な構造にハマっているのは

自分がドラマを見たがっているからだと

嫌でも納得されつつある今となっては、

いつも何ごとかを言おうとしては、

歯切れ悪く中断せざるをえません。


結局のところ、

不如意な構造にハマれるような

分離独立した“誰か(自分)”が

この見かけの中に存在できるものだろうか?

というところに、戻ってしまう。(-_-;)


そんなもの、

存在できるはずもないのです。


もちろん、自分という想念は、

自分が存在するという根拠・裏づけを、

かならずこの視覚的な身体に求めます。

そこにしか、

自分の感覚的な証拠を求められないからです。


でも、

残念ながらというか、

ありがたいことにと言うか、

この身体はけっしてまわりの世界から

切り離されても、分離独立してもいない。

この身体はたんに、

【見かけ】の世界の一部であるにすぎない。

その証拠に、

この身体はものの二、三分も

呼吸をとめることすらできません。

まわりの空気を体内に入れなければ、

ものの五分も生きていられないのです。

マハラジが、

『The Ulimate Medicine』
http://goo.gl/WAKRqH という本のどこかで、
 
人間が生きているのは、

「空気」と「食料」と「Sex」のおかげだ、

みたいなことを言っていました。

これは完全に身体の存続条件でしょう。

「空気」なしには身体は一瞬も生きられない。

「食料」なしには身体は一月も生存できない。

「Sex」なしにはそもそも人類は存続できない。


どこからどう考えたって、

われわれ個人はまわりから分離独立して

生存などできるはずもないのです。


分離独立してはいないけれど、

分離独立しているかのような

幻想がわくことになっている。


だから、むやみに心配する。(*^_^*)

ちゃんと、心配想念が配達されて、

どこからかわいてくることになっている。


心配しなくてもいい、と言われたって、

心配するしかない。


エゴは苦しむしかないのです。

しかも、念の入ったことに、

自分で望んで苦しんでいるという

幻想までわくことになっている。(^_-)


だから、ご丁寧にも、

そしてお人好しなことに、

このエゴは、

自分のせいだと思っている。(*^_^*)


善も悪も、強いも弱いも、

誠実も不実も、舞い上がりも落ち込みも、

自惚れも謙遜も、みんなみーんな、

意識からもらった。\(^-^)/

意識って誰? (?_?)

何でもないものが、

あらゆるものになってみている。

この瞬間に気づきの内容があり、

それに気づくことが起こっている。

その他には何もありません。


たとえば、今この次元には

地震で被災されて苦労されてい方々がいます。

また休日を返上して

ボランティアに出かける方もおられます。

地震波形と放射能の発生状況から、

この地震も人工地震だと証明する人もいる。

ならばその人工地震を起こし続けている方も

いるわけでしょう。

そんな話をすべて遠いニュース報道として

視聴している方々もいるかもしれない。

そんな現象世界がすべて

極微の泡の中に消えてしまう視点もある。


この大宇宙にはいろいろな次元があって、

そのいろいろな次元の現実のなかで

多彩多様な夢が放映されているのでしょう。


今ここにこの地球世界があって

そこにわたしみたいな個人幻想も現象し、

こんなちっぽけな観点から

当人が一端だと想像している解釈が

起こっているとすれば、

それを疑う気も起こりません。

では、誰がその放映を見ているのか?

そのちっぽけな観点でないことだけは

間違いない。

ここでこの歪んだ潜望鏡から覗いている

この目以外に別の目がありうるだろうか?


要するにドラマとは

自分が何かだと想像することです。

ドラマが起こりうるためには

ドラマの文脈が必要で、

その文脈のなかで何かになること、

言い換えると、ある世界のなかに

自分がいて他人がいると想像することです。


自分と他人との葛藤を演出するために、

見かけの自分と見かけの他人が、

絶対に必要なのですから。


ところが、現象世界のなかに

“自分”だの“他人”だのといった

分離独立した実体は存在できない。


この物理空間のなかに

分離独立した実体も存在できなければ、

意識空間のなかにも

分離独立した想念など存在しないからです。


すべての想念はこのつかの間の一瞬に現れ、

互いが互いを定義しあってみているだけ、

相互に依存し合い、

相互の支え合っているだけだからです。


それでは、こんな自明の理屈が納得できたら、

この分離幻想は雲散霧消するのか?


いやいや、そういうわけにはいきません。


この理屈を聞いた途端に

雲散霧消してしまえる意識の塊は

もともと、塊というほどには

固まっていなかったのでしょう。(*^_^*)


そこにはもともと、

執着といえるほどの

現象に対する愛着と指向性のある想念が

存在していなかったのです。


すべてのテレビドラマが

作り話だとわかったからといって、

ドラマ好きがそう簡単にカウチポテトを

手放すでしょうか?


作り話だなんて、

言われなくたって最初から知ってる、と言って、

やっぱりドラマを見つづけるでしょう。


そうやって、

われわれは今もなお、

こうしてこの観念的な作り話に

夢中になっているのですから。

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 夢にははじまりがないように見える。
 しかし、事実はたった今だ。
 一瞬一瞬、
 あなたはそれを再生しているのだ。
 しかし、あなたは見ない。
 なぜなら、
 あなたはその夢が続いてほしいからだ。
 いかなる代価を支払ってでも、
 真剣にその夢が終わってほしいと
 一心に願う日がやってくるだろう。
 その代価とは、無執着と冷静さ、
 その夢自体への興味を失うことだ。
 
 『私は在る』(p525)
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> 夢にははじまりがないように見える。

はい。

> しかし、事実はたった今だ。

あ。(@_@) ⌒★?

(-_-;)

> 一瞬一瞬、
> あなたはそれを再生しているのだ。

(*-_-*)

> しかし、あなたは見ない。

(-_-)?

> なぜなら、
> あなたはその夢が続いてほしいからだ。

(*@_@*)

> いかなる代価を支払ってでも、
> 真剣にその夢が終わってほしいと
> 一心に願う日がやってくるだろう。

……。

> その代価とは、無執着と冷静さ、
> その夢自体への興味を失うことだ。

……。(*-_-*)

(-||-)

------------------------------------
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421)
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(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.編集後記:
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今年の連休も最後になりましたね。

夢のなかの登場人物としては、

まわりと一緒に

右往左往するしかないんですよね。

今日も早く終わりました。

それではまた。

<(_ _)>


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【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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