━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2016/09/18(第649号)
☆☆ ☆ ☆☆
☆☆ ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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☆☆ ☆☆ https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。
現象がpariに起こっているかぎりpariの苦しみは避けられない。
pariとは誰か、そういう者は本当に存在しているのか?
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在871名
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◇◇ もくじ ◇◇
1.十年目の棚卸し
2.編集後記
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■ 1.十年目の棚卸し
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土曜日ですね。
写経ヨーガのはじまりです。
なんか嬉しい。
(*^_^*)
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、
お付き合いいただく今がやってまいりました。
『アセンション館通信』配達人の pari です。
みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?
このメルマガは十二年ほど前に
『アセンション館通信』などと名乗って
当時まだそれほど一般的でもなかった情報を
いかにも知ったかぶりで言いふらすために
はじまりました。
地球がアセンションするということ、
その波動の上昇にあわせて、
惑星地球の上に乗っているわれわれも
これまでのゲームでの思い込みを手放して、
新たな自分好みの行き先を
定めなければならないのだと思ってたのです。
真理の存在を信じていて、
それは言うまでもなく。
この現象世界のなかにあるのだと思っていました。
だから、
誰もが幸せになれる世界を目指して、
突き進んでいくのが探求なのだと。
自分ではそのつもりでした。
ただ、pariパターンの場合、成長の過程で
<何故にすべては始まってしまったのか?>
という少し変な観念を仕込んでもいました。
今思うに、これはもちろん、
pariパターンの発明などであるはずもなく、
道具としてのpariパターンに積み込まれた
ジェット燃料だったのかもしれません。
というのは、いったん思考が
<何故にすべては始まってしまったのか?>
という問のあたりでうろうろすると、
たいていの観念的真理は、
ただちに無効化されてしまったからです。
なぜなら、
とても真理らしい観念や物語に遭遇しても、
“もしそれがすべてが始まった理由なら、
最初からそのように幸せだったらいいじゃないか。
途中のこんな七面倒臭い不幸や細工が、
いったいなんのために必要なのか?”
という理屈が頭もたげてくるからです。
この疑問にはあらゆる物語的理想や真理の説得性を
木っ端微塵にしてしまうだけの潜在力があったようです。
永遠の時間があって、
無限無量の試みがなされた挙句の果てに、
今なおその物語的理想や真理が
実現していないではないか、と。
Oshoからは
「生とは解決すべき問題ではない、
生きるべき神秘だ」
と教わり、
そのように納得しなければならないのだ
と思い込もうとした時期もあります。
しかし、どうやらpariパターンは
そのために用意された道具ではなかったようです。
<何故にすべては始まってしまったのか?>
という疑問が完全に解体していませんでした。
この『アセンション館通信』が始まってから
わずか一年後に
今は亡き友人のナンダンから
「俺はもう読まないからパリトショにやるよ」
と言われて、
出版後まだ間もない『私は在る』を譲り受けます。
(-||-)
この本は高かったので自分では買わない本でした。
あまり期待して読みはじめた記憶はありません。
でもなぜか、この『私は在る』の言葉は
pariパターンの理屈マインドをヒットしました。
わかったとは言えないけれど、
これは自分にピッタリの本だと確信しました。
やがて良太さんのありがたい提案に乗って、
マハラジの言葉の写経をはじめます。
下垂体腫瘍の手術で入院したのは、
その半年後くらいでした。
『私は在る』を譲り受けてから一年後のことです。
すでにナンダンはいませんでした。
そして退院してからは
もう、アセンションについて書くのは
不可能だと思いました。
それから現在はちょうど十年になります。
にもかかわらず、
相変わらずしていることと言えば一週間にいちど、
このメルマガでマハラジの言葉や
その周辺の言葉をなぞっているだけです。
どんな体験をしたわけでもない。
体験などいらないという言葉を
理解しようとしてきただけです。
──────────────────
質問者 では、何が私を成熟させるのでしょう?
体験が必要なのでしょうか?
マハラジ
あなたはすでに必要な体験をすべて得ている。
そうでなければここには来なかっただろう。
これ以上体験を積む必要はない。
むしろ体験を超えていかなければならないのだ。
あなたがいかなる努力をし、
いかなる修練(サーダナ)にしたがおうとも、
それは単により多くの体験を重ねるだけで、
それを超えてはいかない。
本を読むこともまた、
あなたを助けはしないだろう。
それらはあなたのマインドを豊かにはするだろう。
だが、個人であるあなたは影響を受けないままだ。
もし探求から物質的、精神的、
霊的な何らかの恩恵を期待するなら、
あなたは要点をはずしているのだ。
真理はいかなる利点もあなたに与えない。
それはあなたにより高い地位も、
他者に対するいかなる権力も与えはしない。
あなたが得るのは真理、
そして偽りからの自由だけなのだ。
『私は在る』(p332)
──────────────────
(-||-)
> あなたはすでに必要な体験をすべて得ている。
このマハラジの言葉を信じるしかありません。
そうでなければ、
マハラジの言葉を読む意味もない。
> もし探求から物質的、精神的、
> 霊的な何らかの恩恵を期待するなら、
> あなたは要点をはずしているのだ。
これはわかるような気がします。
> 真理はいかなる利点もあなたに与えない。
しかし……そうか。(-_-)
> あなたが得るのは真理、
> そして偽りからの自由だけなのだ。
了解です。
というわけでこの十年間、
ああでもないこうでもないと、
マハラジの言葉に思い悩んできただけです。
それも、一週間に一度だけ。
それで、いったいなにがわかったか?
いま、pariパターンという想念群で
何が確かなことがあるのか、
それを再確認しようと思います。
というのも、
じつは十年前の今日が、
地域の草刈りの後で
頭が痛くなって寝込んだ日だったのです。
https://www.ascensionkan.com/mm/vol134.html#6
十年はアッという間にすぎますね。
まるでこの十年は、
一向に深まらない理屈マインドにとって
想念の世界を諦めることが
どれほどの難事業なのかという
証明みたいなものとも言えます。
なにしろ十年かけても、
まだ諦めきれないわけですから。
──────────────────
何にもまして、
私たちは意識しつづけていたい。
あらゆる苦しみや屈辱を耐えてでも、
意識しつづけることを望むのだ。
この体験への欲望に逆らって、
顕現すべてを手放さないかぎり、
解放はありえない。
私たちは罠にはまったままなのだ。
『私は在る』(p346)
──────────────────
(*-_-*)
つまり、
諦めるには諦めるだけの理屈がいる、
ということです。
そういうパターンには
そういう道しかないわけですから。
──────────────────
解放への道には何も立ちはだかっていない。
そしそしてそれは今ここで起こることができる。
だが、
あなたはほかのことにもっと興味がある。
そしてあなたはその興味と闘うことはできないのだ。
あなたはそれとともに行き、それを見抜き、
それが単に判断と賞賛の誤りであることを、
それ自体が自ら暴くのを見守らなければならないのだ。
『私は在る』(p475)
──────────────────
> あなたはそれとともに行き、それを見抜き、
> それが単に判断と賞賛の誤りであることを、
> それ自体が自ら暴くのを見守らなければならないのだ。
この「それ自体が自ら暴くのを見守」る行為を、
もしこれからすべて自分の個人的体験によって
やろうとするなら、
それこそいくつの生涯があっても
足りるということはないでしょう。
──────────────────
体験はただ記憶を後に残し、
すでに充分重い重荷に加えるだけだ。
あなたにこれ以上の体験は必要ない。
過去のものだけで充分だ。
そして、
もしそれ以上が必要だというのなら、
周囲の人びとのハートのなかに見入るがいい。
何千年かけても不可能な
多様な体験の数々をあなたは見いだすだろう。
他者の悲しみから学びなさい。
そしてあなた自身を救うがいい。
あなたに必要なのは体験ではなく、
すべての体験から自由になることだ。
体験に貪欲(どんよく)になってはいけない。
あなたには何も必要ないのだ。
『私は在る』(p336)
──────────────────
> 他者の悲しみから学びなさい。
(;_;)
> そしてあなた自身を救うがいい。
(-_-)
> あなたに必要なのは体験ではなく、
> すべての体験から自由になることだ。
……。(-||-)
むかし、
神保町の職場に勤めていたころ
pariパターンはOshoの本に出会いました。
そして通勤電車のなかでこんな言葉を読んだ。
“三ヶ月間、他のものは読まずに、
これだけを読みなさい。
そうすれば、変化が起こる”、と。
そして、実際にそうしてみた。
行き帰りの電車の中では他の本は読まなかった。
すると、結局、
インドに行かなければならないことになりました。
帰ってきてからしばらくして出版された
山尾三省訳の『ラマナ・マハリシの教え』
http://tinyurl.com/2cs6x7y
を買って読んでみました。
しかしこの本は、
当時のpariパターンには理解不能でした。
何を言っているのか、まったくわからなかった。
それから二十年以上が経って
『私は在る』を読んだとき、
語られている観念の領域に
pariパターンという想念群が
接触可能になっていたのでしょう。
なぜかマハラジの言葉が
ストレートにヒットしてきました。
たぶん、現在というタイムラインでは
もっとずっと容易に接触できるのかもしれません。
そんなことはともかく、
いまですよね。
確実だと思えることが何かあるのか、です。
たとえば、こういうことは、
明らかなことなのか?
──────────────────
世界は矛盾でいっぱいだ。
それゆえ、
あなたは調和と平和を探しているのだ。
それらを世界のなかに見いだすことはできない。
世界とは混沌(こんとん)の子供だからだ。
秩序を見いだすためには、
あなたは内面を探求しなければならない。
あなたが身体の中に生まれて、
はじめて世界は存在を表す。
身体がなければ、世界はない。
まずあなたが身体なのかどうか、
探求しなさい。
世界を理解することは、
後にそれにしたがってやってくるだろう。
『私は在る』(p224)
──────────────────
> 世界は矛盾でいっぱいだ。
それは完璧にわかります。
> それゆえ、
> あなたは調和と平和を探しているのだ。
たしかに。
> それらを世界のなかに見いだすことはできない。
そう。(-_-;)
今のこの瞬間はそう思うのだけれど。(*-_-*)
> 世界とは混沌(こんとん)の子供だからだ。
はい。(-_-)
> 秩序を見いだすためには、
> あなたは内面を探求しなければならない。
それがどれくらい、はっきりしているのか。(*-_-*)
というより、その探求が始まっているのか……。
> あなたが身体の中に生まれて、
> はじめて世界は存在を表す。
はい。
> 身体がなければ、世界はない。
わかります。
> まずあなたが身体なのかどうか、
> 探求しなさい。
自分が身体じゃないことは、
観念的にはわかっているつもりなのに……。
> 世界を理解することは、
> 後にそれにしたがってやってくるだろう。
そうなんだよなぁ。(-_-;)
という具合で、
まず最初から脱線事故です。
要するに、
【秩序を見いだすためには、
あなたは内面を探求しなければならない。】
という、これだけのことが、
完璧に納得できていないということなのでしょう。
十年以上マハラジの言葉を読んできました。
しかし、これだけのことを本当に理解したのかどうか。
──────────────────
世界の不幸はそれと関わるなかで、
あなたがあなた自身の欲望と恐れから
つくり出してきたのだ。
すべてはあなたが
真我の存在を忘れてしまったためだ。
スクリーン上の画像に現実性を与えた上で、
あなたはそれらの人々を愛し、
彼らのために苦しみ、
彼らへの救いを求める。
そうではない。
あなたはまず、
あなた自身からはじめなければならないのだ。
ほかに道はない。
『私は在る』(p62)
──────────────────
(-_-;)
> 世界の不幸はそれと関わるなかで、
> あなたがあなた自身の欲望と恐れから
> つくり出してきたのだ。
これだけのことが、
本当に納得できているのか……。
マハラジから少しでも学ぼうとするなら、
まず、ここは突破しなければならない。
> あなたはまず、
> あなた自身からはじめなければならないのだ。
> ほかに道はない。
これは、けっきょくは
【まずあなたが身体なのかどうか、
探求しなさい。】
ということになるわけですよね。
pariパターンの場合、なぜか
この悩んでいる存在が身体ではないということが、
最初からあまりにも自明だと思われていました。
ところがそこのところが、
理屈だけでは確信が深まらない……。
だからさらに十年以上をかけて
これを理屈で理解しようとしてきたわけです。
効果はゼロではないかもしれないけど、
砂上の楼閣かもしれません。
やはり、
自分で確認するしかないわけです。
マハラジが言うには、
こういうことのようなのです。
──────────────────
実際には、何の欠如も必要もない。
すべての仕事はただ表面上のものだ。
その深みには完全な平和がある。
すべての問題が現れるのは、
あなたが自分自身を定義し、
それゆえ限定したからだ。
あなたが自分自身をあれやこれやと考えないとき、
すべての葛藤はやむ。
問題に対処しようとするいかなる試みも、
失敗せざるをえない。
なぜなら、
欲望によって起こったことは、
欲望から自由になることによってのみ、
取り消すことができるからだ。
あなたは自分自身を時間と空間のなかに閉じこめ、
一生という期間と、
身体という容積のなかに自分を押し込めてしまった。
それゆえ、
生と死、快楽と苦痛、期待と恐れという
無数の葛藤をつくり出したのだ。
幻想を放棄せずに、
問題を追い払うことはできない。
『私は在る』(p221)
──────────────────
> 実際には、何の欠如も必要もない。
これも理屈マインドとしては納得できる話です。
むしろ、そうでなければならない。
> すべての仕事はただ表面上のものだ。
すべての仕事はただ表面上のものなんです。
> その深みには完全な平和がある。
やっぱり、ここですね。
これを体験的に納得しなければならない。
表面の想念群をかき回しながら、
完全な平和に到ろうというのは無理なのです。
> あなたが自分自身をあれやこれやと考えないとき、
> すべての葛藤はやむ。
そう……思考が働いていなければ何の問題もない。
> 問題に対処しようとするいかなる試みも、
> 失敗せざるをえない。
これは、なぜ?
> なぜなら、
> 欲望によって起こったことは、
> 欲望から自由になることによってのみ、
> 取り消すことができるからだ。
あぁ、そういうことなのか。(-_-;)
けっきょく、
欲望から自由にならなければならないんだ。
> あなたは自分自身を時間と空間のなかに閉じこめ、
> 一生という期間と、
> 身体という容積のなかに自分を押し込めてしまった。
その定義を負ったままで、
平和に到ろうというのは無理なんだ。
> 幻想を放棄せずに、
> 問題を追い払うことはできない。
その路線はいい加減に諦めなさい、
ということだなぁ。(-_-)
pariパターンという下根パターンは、
十年かけて、
それは無理なんだということを
理解しつつあるということでしょうね。
もうその路線は、
追求するだけの意味がないわけです。
──────────────────
あなた自身を改善しようと試みてはならない。
ただすべての変化が無駄であることを見るのだ。
変化するものは変化しつづける。
その間、
不変なるものは待ちつづけているのだ。
変化するものが
不変なるものへとあなたを連れていくと、
期待してはならない。
それはけっして起こらない。
変化という観念自体が偽りとして見られ、
放棄されたときにのみ、
不変なるものがおのずと現れるのだ。
『私は在る』(p541)
──────────────────
> あなた自身を改善しようと試みてはならない。
これは夢のなかの境遇を改善しようとしてはならない、
という意味なのかなぁ。(-_-)
> ただすべての変化が無駄であることを見るのだ。
夢の場面の変化は夢の場面の変化の意味しかない。
どんなにまじめに追求しても、
見ている執着の解体にはつながらない。
> 変化するものは変化しつづける。
夢の場面は変化しつづける。
> その間、
> 不変なるものは待ちつづけているのだ。
夢を見ている執着の背後で、
そのドラマを可能にしているものは、
永遠に待ちつづけている。
> 変化するものが
> 不変なるものへとあなたを連れていくと、
> 期待してはならない。
見ている夢のドラマの展開が
それを見ている執着の解体につながると、
期待してはならない。
> それはけっして起こらない。
そんなことはかつて起こった試しがない。
太陽は地上のドラマを可能にしてはいても、
地上のドラマの展開に責任はないのだから。
> 変化という観念自体が偽りとして見られ、
> 放棄されたときにのみ、
> 不変なるものがおのずと現れるのだ。
現れるもの、変化するものが
すべて偽りとして理解され
放棄されたときにのみ、
ドラマを見ていた執着は
自らの執着の無意味さを理解しはじめる。
──────────────────
知覚されたものは知覚者ではありえない、
と覚えておくことを覚えておきなさい。
あなたが何を見ようと、
聞こうと、考えようと、覚えようと――
起こることがあなたなのではない。
あなたはそれが起こる当人なのだ。
「私は在る」という感覚のなかに
深く潜っていきなさい。
そうすれば、
かならず知覚の中心が、
世界を照らす光のように
普遍的であることを発見することだろう。
宇宙のなかで起こることはすべて、
沈黙の観照者であるあなたに起こる。
その反対に、
何であれ為されたことは、
普遍的で無尽蔵のエネルギーである
あなたによって為されるのだ。
『私は在る』(p538-539)
──────────────────
要するに……
> 「私は在る」という感覚のなかに
> 深く潜っていきなさい。
ということだと思います。
なぜなら、
「私は在る」は夢のなかでも事実であり、
しかも夢の外にまで通貫している事実だから。
──────────────────
「私は在る」は世界のなかにある。
しかし、それは世界の外に出るための
扉を開く鍵なのだ。
水面に踊る月は、水のなかに見られる。
だが、それは水によってではなく、
空の月によって生じたのだ。
『私は在る』(p217)
──────────────────
> 「私は在る」は世界のなかにある。
はい、現象のなかの執着、自我ですら、
「私は在る」と言います。
> しかし、それは世界の外に出るための
> 扉を開く鍵なのだ。
この「私は在る」の感覚だけは、
夢の外にまで通貫している。
> 水面に踊る月は、水のなかに見られる。
水面にちらちら揺れる月影……。
この現象のなかの執着、自我ですら知っている
「私は在る」の感覚……。
> だが、それは水によってではなく、
> 空の月によって生じたのだ。
この「私は在る」の感覚は、
現象のなかの執着、自我に由来するのではなく、
すべての顕現を可能にしている
非顕現である実在が可能にしているのだ。
──────────────────
そこには、
何であれそれが知覚するものに
実在性を分け与える中心がある。
あなたが理解すべきことは、
あなたは実在の源であり、
実在を得るのではなく、
あなたが実在を与えるということだけだ。
あなたには何の支持も確証も必要ないのだ。
『私は在る』(p361)
──────────────────
> そこには、
> 何であれそれが知覚するものに
> 実在性を分け与える中心がある。
そこにはつかの間の現れに
現実性を分け与える中心がある。
> あなたが理解すべきことは、
> あなたは実在の源であり、
> 実在を得るのではなく、
> あなたが実在を与えるということだけだ。
理解すべきことは、
わたしが執着をもって対象を見るとき
わたしがその対象に現実性を与えている
ということだけだ。
> あなたには何の支持も確証も必要ないのだ。
わたしの存在感覚、
つまり夢への執着(自我)の存在感覚は、
実在(の存在性)の反映であって、
ほかのどんな支持も確証も必要としていない。
──────────────────
結局、
幻想をつくり出すのはマインドであり、
それから自由になるのもマインドなのだ。
『私は在る』(p192)
──────────────────
> 結局、
> 幻想をつくり出すのはマインドであり、
はい。
> それから自由になるのもマインドなのだ。
わかりました。
(-||-)
──────────────────
あなたがどこへ行こうと、
今、ここという感覚はつねにあなたとともにある。
それはつまり、
あなたは時間と空間に依存していないということだ。
時間と空間はあなたのなかにあり、
あなたがそれらのなかにあるのではない。
時間と空間に限定された身体との自己同一化が、
あなたに有限の感覚を与えるのだ。
実際には、あなたは無限で永遠なのだ。
『私は在る』(p535)
──────────────────
> あなたがどこへ行こうと、
> 今、ここという感覚はつねにあなたとともにある。
わかります。
> それはつまり、
> あなたは時間と空間に依存していないということだ。
了解です。
> 時間と空間はあなたのなかにあり、
> あなたがそれらのなかにあるのではない。
夢のドラマはわたしのなかにあり、
わたしが夢のドラマのなかにいるのではない。
> 時間と空間に限定された身体との自己同一化が、
> あなたに有限の感覚を与えるのだ。
はい、間違いありません。
> 実際には、あなたは無限で永遠なのだ。
実際には、わたしが無限で永遠なのです。
(-||-)
──────────────────
もしあなたが興味を失えば
いかなる記憶も持続はしない。
束縛を永続させるのは感情的なつながりなのだ。
あなたはつねに快楽を求め、
苦痛を避けている。
いつも幸福と平和を追い続けているのだ。
あなたの幸福への探求自体が、
あなたを惨めに感じさせているのが
わからないだろうか?
ほかの方法を試してみなさい。
苦痛と快楽に無関心でありなさい。
求めず、拒まず、
永遠に存在する「私は在る」のレベルに、
あなたのすべての注意を払いなさい。
『私は在る』(p258)
──────────────────
> もしあなたが興味を失えば
> いかなる記憶も持続はしない。
十年本を読みつづけても、
夢の画面が勝手に
夢を見ることに興味を失う場面に
連れて行ってはくれない。
あなたが興味を失うまでは……。
運命と恩寵は同じものです。
夢に興味を失うこと……。
(-||-)
──────────────────
あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
──────────────────
(-||-)
──────────────────
永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
──────────────────
……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
………○…………○…………○………
『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html
ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/
新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/
おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/
………○…………○…………○………
▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)
「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。
………○…………○…………○………
『アセンション館通信』への
「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。
▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518
…………○…………○…………○…………
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■ 2.編集後記:
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書きはじめてふと気がついて調べてみたら、
あれから十年目でした。
バカな話……とも思えます。
でも、
興味を持ってみている夢のストーリーに
文句を言っても仕方がない。
──────────────────
質問者
人の人生において、彼の国、国民、家族、仕事、職業、結婚、死な
どにおける顕著な出来事が、彼のカルマによってすべて宿命づけら
れていることは理解できますが、しかし彼の人生の詳細すべてに至
るまで、取るに足らないことまで、すでに決定されているのでしょ
うか? 例えば、今私は手のなかの扇を床の上に置きました。それ
はこの日、この時間に、私がこのように扇を動かし、このようにこ
こに置くということまで、すでに決定されているということなので
しょうか?
マハルシ
もちろんだ。
何であれこの身体がすること、
そして何であれそれが通り抜ける体験は、
その身体が存在を現したときにすでに決定されているのである。
『あるがままに』(p388)
──────────────────
このマハルシの言葉を信じています。
マハルシが嘘を言って、
われわれを騙す必要があるとは思えないので。
今日はすっかり夜になりました。
お休みなさい。
<(_ _)>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
→ メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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