━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2016/09/25(第650号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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☆☆ ☆☆ https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。
現象がpariに起こっているかぎりpariの苦しみは避けられない。
pariとは誰か、そういう者は本当に存在しているのか?
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在870名
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◇◇ もくじ ◇◇
1.態度が好機を引き寄せる
2.編集後記
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■ 1.態度が好機を引き寄せる
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今年の秋は雨が多いですね。
まわりの光景も雨に滲んでいます。
今日は土曜日ですね。
(*^_^*)
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、
お付き合いいただく今がやってまいりました。
『アセンション館通信』配達人の pari です。
みなさま固有の「私は在る」を、いかがお過ごしでしょうか?
“十年目の棚卸し”は、
それなりの印象を残しました。
いったい何を待っているのだろう、と。
──────────────────
何をしようとあなたが変わることはないだろう。
なぜなら、あなたには変わる必要がないからだ。
あなたは身体やマインドを変えるかもしれない。
だが、
それはつねにあなたではなく、
何か外側が変わったのだ。
いったいどうして変わることを気にするのか?
身体もマインドも、
また意識さえもあなた自身ではないと、
きっぱりと自覚しなさい。
『私は在る』(p540)
──────────────────
マハラジのこの言葉を最初に引用したのは、
下垂体腫瘍の術後、
退院してから間もなくのことでした。
https://www.ascensionkan.com/mm/vol139.html#1-1
今からほぼ十年前のことです。
ここでマハラジから
明確に、言葉をもって
【身体もマインドも、
また意識さえもあなた自身ではない】
と教わっているわけです。
この「あなた自身」は、
むろん、「真我」の意味です。
そしてこの知識を聞いたとき、
それがとても意外だったとか、
受け容れるのが困難だったとかいった感じは
特に起こらなかったと思います。
むしろ、何となく知っていたことを、
ズバリと言語化してもらった
という感じだったと思います。
マハラジはこの言葉につづいて
次のように言っています。
──────────────────
……
そして意識も無意識も超えた
あなたの真の本性のなかにひとり在りなさい。
明確な理解を除いては、
いかなる努力も
あなたをそこへ連れていかないだろう。
あなたの誤解を明らかにし、
それを捨て去りなさい。
ただそれだけだ。
そこには探したり、
見いだしたりするものは何もない。
なぜなら、
何も失われてはいないからだ。
リラックスしなさい。
そして「私は在る」を見守りなさい。
実在はその背後にあるのだ。
静かにしなさい。
沈黙しなさい。
それは現れるだろう。
あるいはむしろ、
それがあなたをそのなかへと連れていくだろう。
『私は在る』(p540)
──────────────────
> そして意識も無意識も超えた
> あなたの真の本性のなかにひとり在りなさい。
そしてこういう言葉が
実際はどういうことを意味していて、
その指示に従ってみよう……、
というようなことはまったく
思っていなかったようです。
というか、事実として、
十年後の今日まで
それは起こらなかったわけです。
> 明確な理解を除いては、
> いかなる努力も
> あなたをそこへ連れていかないだろう。
つまり、この十年は、
その【明確な理解】のために費やされた
ということなのだろうと思います。
> あなたの誤解を明らかにし、
> それを捨て去りなさい。
> ただそれだけだ。
身体やマインドの状態を気にして
それを変えようとするいろいろな努力は、
すべて無知に基づく誤解でしかなかった……。
必要なのはただ
その誤解を捨て去ることだけだった。
> そこには探したり、
> 見いだしたりするものは何もない。
新たに獲得しなければならないものなど何もない。
> なぜなら、
> 何も失われてはいないからだ。
今も、そして永遠に「私は在る」……。
ただその真価を自覚する必要があるだけ。
なぜなら、
わたしは自分を知っているつもりで、
じつはまだ自分を知らないのだから。
> リラックスしなさい。
> そして「私は在る」を見守りなさい。
これが自分を知るための努力。
> 実在はその背後にあるのだ。
実在は「私は在る」の背後にある。
> 静かにしなさい。
> 沈黙しなさい。
静かに、沈黙して、
「私は在る」の感覚に、
気づいているその感覚に注目しつづけなさい。
> それは現れるだろう。
それは必ず現れる。
> あるいはむしろ、
> それがあなたをそのなかへと連れていくだろう。
その気づいている純粋な意識こそが、
あなたを待っているあなたなのだから。
──────────────────
質問者 私は身体とマインドから自由になるべきでは
ないのでしょうか?
マハラジ
あなたにはできない。
なぜなら、その考え自体が
あなたを身体とマインドに拘束させるからだ。
ただ理解し、無視すればいい。
『私は在る』(p540)
──────────────────
> 質問者 私は身体とマインドから自由になるべきでは
> ないのでしょうか?
まずは、一息つきたかった。
もう少し、楽になっておきたかった。
でも、じつは、
そんなことは起こらない。
> あなたにはできない。
> なぜなら、その考え自体が
> あなたを身体とマインドに拘束させるからだ。
まったくでした。
> ただ理解し、無視すればいい。
ただ理解し、
現象すべてを無視することが、
pariパターンにとって
これほど難しいことだったとは。
少なくとも、
それは十年を要する理解だった。
──────────────────
質問者 私には無視することができません。
私は統合されていないのです。
マハラジ
あなたが完全に統合され、
思考と行動が完全に
協調されていると想像してみたところで、
それがどのようにあなたを助けるというのだろうか?
それがあなたは身体とマインドだという誤解を
解くことはないだろう。
身体とマインドを
「あなたではないもの」として正しく見なさい。
ただそれだけだ。
『私は在る』(p540)
──────────────────
> 質問者 私には無視することができません。
> 私は統合されていないのです。
わかります。
> マハラジ
> あなたが完全に統合され、
> 思考と行動が完全に
> 協調されていると想像してみたところで、
> それがどのようにあなたを助けるというのだろうか?
あ、そうか!(@_@)
そういうことを受け合う
スピリチュアル学習がいくらでもあることを、
現に知っているじゃないか。(-_-;)
> それがあなたは身体とマインドだという誤解を
> 解くことはないだろう。
間違いありません。
> 身体とマインドを
> 「あなたではないもの」として正しく見なさい。
そうか……、それしかないんだ。
> ただそれだけだ。
言葉で考えているだけで、
十年なんてアッと言う間に過ぎてしまうのだから。
──────────────────
質問者 統合されていないために、私たちは苦しむのです。
マハラジ
私たちの思考と行為が
欲望と恐れに誘発されているかぎり、
苦しみは続くだろう。
その不毛さと危険性を見なさい。
そうすれば、混沌は鎮まるだろう。
あなた自身を改善しようと試みてはならない。
ただすべての変化が無駄であることを見るのだ。
変化するものは変化しつづける。
その間、不変なるものは待ちつづけているのだ。
変化するものが
不変なるものへとあなたを連れていくと、
期待してはならない。
それはけっして起こらない。
変化という観念自体が偽りとして見られ、
放棄されたときにのみ、
不変なるものがおのずと現れるのだ。
『私は在る』(p540-541)
──────────────────
> 質問者 統合されていないために、私たちは苦しむのです。
愚痴り、弁解したいこの気持……。(;_;)
わかります。
> マハラジ
> 私たちの思考と行為が
> 欲望と恐れに誘発されているかぎり、
> 苦しみは続くだろう。
これが絶対的真理から流れる言葉なのか……。
> その不毛さと危険性を見なさい。
それしかないんだ。
> そうすれば、混沌は鎮まるだろう。
(-_-;)
> あなた自身を改善しようと試みてはならない。
状況が改善するのを待つことには限りがないのか。
> ただすべての変化が無駄であることを見るのだ。
わかりました。(-||-)
> 変化するものは変化しつづける。
はい。
> その間、不変なるものは待ちつづけているのだ。
わかりました。
> 変化するものが
> 不変なるものへとあなたを連れていくと、
> 期待してはならない。
そうか……。
そういう状況を作ろうとすること自体が、
【あなた自身を改善しようと試みてはならない。】
の意味なのか。
> それはけっして起こらない。
わかりました。
> 変化という観念自体が偽りとして見られ、
> 放棄されたときにのみ、
> 不変なるものがおのずと現れるのだ。
了解いたしました。
(-||-)
──────────────────
質問者 私がどこへ行こうと、実在を見ることができるようにな
る前に、私は深く変わらなければならないと言われてき
ました。この意図的な、自ら強要した変化がヨーガと呼
ばれるものなのです。
マハラジ
すべての変化はただマインドに影響を与えるだけだ。
あなたであるもので在るには、
マインドを超え、
自己の存在のなかへと行かなければならない。
マインドが何なのかということは重要でない。
もしあなたがマインドを永遠に捨て去るならばだが。
これもまた、真我の実現なしには不可能だ。
『私は在る』(p541)
──────────────────
> 質問者 私がどこへ行こうと、実在を見ることができるようにな
> る前に、私は深く変わらなければならないと言われてき
> ました。この意図的な、自ら強要した変化がヨーガと呼
> ばれるものなのです。
pariパターンの場合は
この方のように教わったわけではないけれど。
> マハラジ
> すべての変化はただマインドに影響を与えるだけだ。
そうか……。
改めてこの言葉を聞いてみると、
たしかに、それが当然であることがわかる。
【すべての変化はただマインドに影響を与えるだけだ】
> あなたであるもので在るには、
> マインドを超え、
> 自己の存在のなかへと行かなければならない。
ああ、
十年を棒に振った今なら、よく分かる。
> マインドが何なのかということは重要でない。
そうか……。
> もしあなたがマインドを永遠に捨て去るならばだが。
ええ、マインドは一生
後生大事に抱えていても、
まったく仕方のないものでした。
> これもまた、真我の実現なしには不可能だ。
え!? (@_@) ⌒★?
──────────────────
質問者 マインドを放棄することと真我の実現、
どちらが先に来るのでしょうか?
マハラジ
真我の実現がかならず先に来る。
マインドはマインドによって
それ自体を超えることはできないのだ。
それは爆発しなければならない。
『私は在る』(p541)
──────────────────
> 質問者 マインドを放棄することと真我の実現、
> どちらが先に来るのでしょうか?
うん。(-_-)O
> マハラジ
> 真我の実現がかならず先に来る。
そうなのか……。
> マインドはマインドによって
> それ自体を超えることはできないのだ。
ああ、なるほど。(@_@)
> それは爆発しなければならない。
ん?
──────────────────
質問者 爆発の前に探求はないのでしょうか?
マハラジ
爆発力は実在からやってくるのだ。
だが、あなたは
マインドをそのときに備えておくように
充分教えられている。
次の機会がやってくるまで
恐れはつねにそれを遅らせることができる。
『私は在る』(p541)
──────────────────
> 質問者 爆発の前に探求はないのでしょうか?
うん。
> マハラジ
> 爆発力は実在からやってくるのだ。
あ。
> だが、あなたは
> マインドをそのときに備えておくように
> 充分教えられている。
なるほど。
それが「私は在る」に注目しつづける
ということの意味なのか。(-_-)
> 次の機会がやってくるまで
> 恐れはつねにそれを遅らせることができる。
そういえば……、
むかし、いちど、
その微かな予兆で逃げたことがあった。(-_-;)
あれが
準備ができていないということか。
──────────────────
質問者 私はチャンスがいつもあるものだと思っていました。
マハラジ
論理的にはそのとおりだ。
実際は、
真我実現のためにすべての必要要因が揃った状況が
生じなければならないのだ。
このことで落胆することはない。
「私は在る」という事実にとどまることが、
別のチャンスをすぐにつくり出すだろう。
なぜなら、
態度が好機を引き寄せるからだ。
あなたの知っていることはすべて間接的な知識だ。
ただ、「私は在る」だけが直接の、
そして証明を必要としないものなのだ。
それとともにとどまりなさい。
『私は在る』(p541)
──────────────────
> 質問者 私はチャンスがいつもあるものだと思っていました。
そう、エゴは甘いから……。
自分に都合のいい予想だけは信じるよなぁ。
> マハラジ
> 論理的にはそのとおりだ。
そうなんですか。
> 実際は、
> 真我実現のためにすべての必要要因が揃った状況が
> 生じなければならないのだ。
わかりました。
> このことで落胆することはない。
(-_-)O
> 「私は在る」という事実にとどまることが、
> 別のチャンスをすぐにつくり出すだろう。
はい。
> なぜなら、
> 態度が好機を引き寄せるからだ。
そういうことなんですね。
> あなたの知っていることはすべて間接的な知識だ。
わかっています。
> ただ、「私は在る」だけが直接の、
> そして証明を必要としないものなのだ。
はい。
> それとともにとどまりなさい。
わかりました。
(-||-)
──────────────────
あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
──────────────────
(-||-)
──────────────────
永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
──────────────────
……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
………○…………○…………○………
『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html
ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/
新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/
おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/
………○…………○…………○………
▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)
「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。
………○…………○…………○………
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「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。
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■ 2.編集後記:
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こうして実力以上のメルマガを書くことは、
恥をかくことだと思っていました。
でも、その恥をかくことが、
支えてくれる側面もあります。
「十年目の棚卸し」は、
われながら恥ずかしかったです。(*-_-*)
でも、その恥が
バネになってくれるのならそれでいいです。
今日は最初から長く書くつもりはありませんでした。
まだ午前中です。
<(_ _)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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