━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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　☆☆　　　　　☆☆『アセンション館通信』2017/03/19(第675号)
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

　苦痛から欲望が生まれ、苦痛のなかで欲望を満たそうとする。

　世界の根本原因は自己愛である。そのために私たちは快楽を探し
　求め、苦しみを避ける。自己愛を真我への愛に変えなさい。
　すると画面は変わってくる。（ニサルガダッタ）

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在871名
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◇◇ もくじ ◇◇

１．知らないことを放棄することはできない

２．編集後記
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■ １．知らないことを放棄することはできない
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今日は温かい日でしたね。

春の墓参に行ってきました。

この時期、母の祥月命日のあたりなんです。

夢のなかのこと、できることはやってます。

やるようになっていることだけですが。(^_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

結局、現象世界で起こることって

すべて自然現象だと思われてきました。

自然現象というのはどういう意味なんだ？

たとえば、それは必然の現象という意味なのか？

それとも偶然の現象という意味なのか？ (?_?)

と、もし聞かれたとしての話ですが……。

自分で勝手に言いだしておいてなんですが、

もちろん、そんなことわかりません。(*^_^*)

どちらでも好きな方にすれば、という感じです。

考えてみたら……そういう疑問って、

すべてマインドの娯楽にすぎないことは明らかですから。

ただ、最近とみに

自然現象という言葉を使いたくなるのは、

起こっていることはすべて、

誰かが起こしているわけでも、

誰かに起こされているわけでもないって気がするからです。

もちろん、われわれというか、

自覚的には自分を人間と見なしている個々の現象は、

自分がしていると思っているかもしれないし、

逆に自分は誰かにさせられていると思っているかもしれません。

pariパターンの場合も

どちらの思い込み方をした記憶もあります。

で、今はなんとなくそうとも思えなくて、

すべては自然現象なんだ、

という感じが起こってきているんだろうと思います。

たとえば、こうしていま書いている想念を

自分の考えと思う反射的想念がわかないわけでもありません。

というより、

たいていは自分の考えと思っているかもしれない。

でも、それを自分の考えとして

主張するまでには至らないです。

そこまで行く前に、すべては自然現象だという

観念がわいてきて想念を中和してしまうからです。

以前は、自分が何かの行動をしているときは、

成るか成らぬかは別として、

なんとかしなくちゃならないと思っていたと思います。

やっぱり自分がしないことには始まらないと思って。

今だって同じように、

成るか成らぬかは別として、

しなければならないことは、しなければなりません。

それは同じことです。

今もしなければならないことをしているだけですが、

ただ意図している結果が起こるかどうかはわからないと思っている。

世の中的には少しずれてきた感じです。

なんとか実現しなければ、というふうに

必死で懸命な感じにはどうもなりにくい。

普通の言い方をすれば、

ちょっと逃げているというか、無責任というか……。

責任をなかば放棄しているような感じです。

これがこれまでの精神的な遍歴の結果なのか、

それとも単に肉体年齢を反映しているだけなのか、

それはよくわかりません。

努力しようが努力しまいが、

成るものなら成るし、成らぬものなら成らない。

いずれにしろ成るようにしか成らないとわかっている感じです、

もちろん、ただのマインドの状態です。

マインドの状態なんですが、

その状態を自分が起こしているとも思えない。

普通に素直に言えば、

自分がそう思っているのだから、

そう思うのは自分の選択であり責任のはずですが、

でも、なんか

自分の責任というのは“自惚れすぎ”という感じです。(*^_^*)

昔かなり子供のころ、中学生くらいのころか、

半睡半醒のなかにこんなイメージがわいたことがあります。

宇宙空間を氷の結晶みたいのが

四方八方に触手を広げていくような感じで伸びていくのです。

そのどの成長点もすべて自分の可能性みたいな

そんな暗黙の理解がそこにあったように思います。

ま、ただそれだけのことなんですが。(^^;)

だから、この“自分”という夢を

ひとつの人格のドラマとしてイメージすれば、

“pariパターン”というような言葉になるかもしれませんが、

それをあるひとつの軌跡とイメージすれば、

“先端子pari”といった言葉になるのかもしれません。

花火に喩えて言うなら、

“自分”というのはひとつの火花の光跡でしょうか。

集合的な夢のなかで勢い良く上昇していくとき。

ドッカーンと個別の夢へと爆発・拡散するとき。(-_-)　⌒★?

見事な個別の光跡を描きながら拡大するとき。

そして最後に自由落下して空中に消えて行くとき……。

完全に盲目的な出発のとき。

方向をつかむために自ら懸命に頑張っているとき。

状況の進展が自分の意図の勢いを上回って、

現実に押しまくられているような感じがしているとき。

そして押している自分も押されている自分も

いつの間にかいなくなっているとき。

こういうことを

誰かがやっているなんて言えるでしょうか。

風景とはすべてフォーカスの問題です。

確かに変化は起こっているのでしょう。

変化しないものを知覚することはできませんから。

しかし知覚されるものは自分ではない。

自分はそれに気づいている者です。

知覚されるものは

それ自体が存在していることを証明してはいません。

それはただの夢のなかの【見かけ】かもしれない。

知覚されるものは

それに気づいている者の存在を証明しているだけです。

あらゆる現象はその解釈も含めて、

すべて単なる【見かけ】にすぎません。

もしわたしがその【見かけ】に対して

欲望しているとすれば、

欲望しているのはわたしです。

わたしの欲望はわたしの欲望ですから。

わたしが他の誰かの分を欲望しているわけではないし、

わたしが他の誰かに欲望させられているわけでもない。

わたしの欲望を他の誰かのせいにはできない。

なにしろ、わたしが欲望しているのだから。(^^;)

わたしの欲望の原因はわたしにある。

ただし、そのわたしとはその欲望のこと。

わたしという欲望の主体が欲望の他にいるわけではない。

その欲望が現象しているだけです。

その欲望の主体とその欲望は同じものです。

その欲望の持ち主が他にいるわけではないが、

その欲望が起こったことは事実です。

欲望が伝染したり、伝播したり、

そういうエネルギー的連鎖反応は起こりうる。

次々とエネルギー現象を起動することはありうる。

それは一瞬一瞬のエネルギー的変化であって、

そこにそのエネルギー的変化の所有者がいるわけではない。

「聖なる催眠」も含め、

“自分”という誤解も含めて、

エネルギー的連鎖反応は起こりつづけている。

欲望が起こりつづけるところ、

そこに苦しみという結果が実るのを避けることはできない。

欲望とは、今あるがままの姿と

別の姿を求めることにフォーカスしているのだから。

しかし、たった今、ただちに

すべての欲望から離れることができのか？

それができるのなら、したらいい。

それが起こることになっているのなら。

しかし、もしそうでないとすれば、

いったいどうすることができるというのか？

マハラジに、そういうことを聞いた人がいます。

──────────────────
　質問者　どうすればどの欲望が正しく、どれが間違っているのか
　　　　　を知ることができるのでしょうか？
　
　マハラジ
　あなたの場合、
　悲しみをもたらす欲望が間違ったもので、
　幸せをもたらすものが正しい。
　だが、ほかの人たちのことを忘れてはいけない。
　彼らの悲しみや、幸せもまた考慮に入れるのだ。
　
　質問者　結果は未来のなかにあります。
　　　　　どうすればそれを知ることができるのでしょう。
　
　マハラジ
　考えなさい。
　記憶し、観察しなさい。
　あなたはほかの人と変わりはしない。
　彼らの経験のほとんどは、
　あなたにとっても有効なものだ。
　欲望とその枝葉の構造全体に入り、
　深く明瞭に考えなさい。
　それらはあなたの精神的、
　感情的構造のもっとも重要な部分であり、
　あなたの行動に強力な影響を与える。
　覚えておきなさい。
　あなたの知らないことを放棄することはできない。
　あなた自身を超えていくには、
　あなた自身を知らなければならないのだ。
　
　質問者　私自身を知るとはどういう意味でしょうか？
　　　　　私自身を知ることで正確には何を知ることになるの
　　　　　でしょうか？
　
　マハラジ
　あなたではないすべてを知るのだ。
　
　質問者　何が私か、ではないのですか？
　
　マハラジ
　あなたはすでに、あるがままのあなたなのだ。
　何があなたではないかを知ることでそれから自由になり、
　あなたはあなた自身の自然な状態にとどまる。
　すべては自発的に、努力なしに起こるのだ。
　
　『私は在る』(p46-47)
──────────────────

> あなたの知らないことを放棄することはできない。

【自分が知らないことを放棄することはできない】。

(-_-;)

> あなた自身を超えていくには、
> あなた自身を知らなければならないのだ。

自分自身を知るとは？

> 質問者　私自身を知るとはどういう意味でしょうか？
> 　　　　私自身を知ることで正確には何を知ることになるの
> 　　　　でしょうか？

そう。

> マハラジ
> あなたではないすべてを知るのだ。

【自分ではないすべてを知る】。(-_-;)

> 質問者　何が私か、ではないのですか？
> 
> マハラジ
> あなたはすでに、あるがままのあなたなのだ。

【わたしはすでに、あるがままのわたし】なのか……。

> 何があなたではないかを知ることでそれから自由になり、

【何が自分ではないかを知ることでそれから自由になる】。(-_-)

> あなたはあなた自身の自然な状態にとどまる。

そして【自分自身の自然な状態にとどまる】。

> すべては自発的に、努力なしに起こるのだ。

そうなのか……。

(-||-)

──────────────────
　あなたは在る。
　ほかのすべては現れにすぎない。
　
　『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
　永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
　真我として在りなさい。
　それが至福である。
　あなたはいつもそれなのである。
　
　『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ ２．編集後記：
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自然現象には逆らえません。

> あなたはその興味と闘うことはできないのだ。(p475)

わたしがわたしの幸福に関心があるのは

いわば自然現象なんだ。

> あなたの知らないことを放棄することはできない。

わたしは自分が知らないことを放棄することはできない。

なんかこれも似ている感じ。

これも自然現象なんだ。

だから、何が自分ではないのかを

すべて知る必要があるのか。(-_-;)

今日も暗くなりました。

お休みなさい。

<(_ _)>


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■　【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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