home > 通信 >『アセンション館通信』第688号:転生:崩壊した身体の未来を想像する



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2017/06/18(第688号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

 苦痛から欲望が生まれ、苦痛のなかで欲望を満たそうとする。

 世界の根本原因は自己愛である。そのために私たちは快楽を探し
 求め、苦しみを避ける。自己愛を真我への愛に変えなさい。
 すると画面は変わってくる。(ニサルガダッタ)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在863名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.転生:崩壊した身体の未来を想像する

2.いただいたお手紙から:andreさん、モーニング息子さん

3.(仮想)通貨の話(8)

4.編集後記
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■ 1.転生:崩壊した身体の未来を想像する
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昨日、紋白蝶がたくさん舞っていると思ったら、

いま、一羽の紋黄蝶がチロチロ視界を横切りました。

今日は晴れてますね。

もちろん、「私は在る」。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

本当は何も問題がないところに

問題を発明するのが自分というものです。

なぜならこの自分というものは、

問題の中でしか生きられないからです。

この自分は問題意識のなかで生存しています。

だからこの自分を相手にしているかぎり、

問題がなくなることはありえません。

誰がこの問題を相手にしているのか?

もちろん、あなたがです。

もとへ、もちろん、わたしがです。(*^_^*)

──────────────────
 関心をもっているのはあなたなのだ!
 そして、その絵があなたの真実、愛、
 美の感覚と衝突するかぎり、
 あなたはそれに関心をもちつづけるだろう。
 調和と平和への熱望は、
 消し去ることのできないものだ。
 だが、ひとたびそれが満たされれば関心は去り、
 身体的生活は注意のレベル以下の
 努力を要しないものとなる。
 身体を得るか、身体を去るかは、
 あなたにとって同じこととなる。
 あなたには何ひとつ起こらないという地点に達するのだ。

 『私は在る』(p488)
──────────────────

マハラジのこの言葉で何がわかるか?

それは通常われわれが「自分」と言い、

「わたし」という言葉で指しているのは、

じつは身体のことだということです。

ところが、この「わたし」の背後には

唯一の実在である真我が控えています。

そのため、

とてもややこしいことになるのです。

マハラジは

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

と言いいます。

この「あなた」が何を指しているのか、

わたしにはなかなか確信が得られませんでした。

この言葉はこんな文脈のなかで現れてきます。

──────────────────
 質問者 
 私は死に関して考えることが私を脅かすことに気づきました。
 なぜなら、私はふたたび誕生したくないからです。
 誰もそれを強要していないことは知っています。
 それでも、満たされなかった欲望の圧力は圧倒的で、
 私には抵抗できそうにないかもしれません。
 
 マハラジ
 抵抗という問題は起こらない。
 誕生し、再誕生するものは、あなたではないからだ。
 それを起こらせるがいい。
 それが起こるのを見なさい。
 
 質問者 では、なぜそれに関心をもつのでしょうか?
 
 マハラジ
 関心をもっているのはあなたなのだ!
 そして、その絵があなたの真実、愛、
 美の感覚と衝突するかぎり、
 あなたはそれに関心をもちつづけるだろう。
 調和と平和への熱望は、
 消し去ることのできないものだ。
 だが、ひとたびそれが満たされれば関心は去り、
 身体的生活は注意のレベル以下の
 努力を要しないものとなる。
 身体を得るか、身体を去るかは、
 あなたにとって同じこととなる。
 あなたには何ひとつ起こらないという地点に達するのだ。
 身体なしには殺されない。
 所有物なしには奪われない。
 マインドなしには騙(だま)されない。
 そこに欲望や恐れを引っかける留めクギもない。
 何の変化もあなたに起こらないかぎり、
 ほかに何の問題があるだろうか?

 『私は在る』(p488)
──────────────────

> 私は死に関して考えることが私を脅かすことに気づきました。
> なぜなら、私はふたたび誕生したくないからです。
> 誰もそれを強要していないことは知っています。

ラマナアシュラムでの滞在を終えて

自国に帰る途中でマハラジのところに立ち寄った

この若いアメリカ人が言っていることは、

pariパターンの恐れそのものでもありました。

ただ、死自体を恐れたわけでもありませんでした。

死ぬことは肉体が崩壊することですから、

単に分離幻想の根拠である身体が解体することです。

身体を失って分離幻想そのものも解体するでしょう。

毎晩の眠りを楽しみにしているのに、

死だけを恐れる必要もありません。

まあ、誕生の前に帰るだけのことです。

それに、

死については若いときに死ぬほど心配したので

そのエネルギーはもう残っていないかもです。(*^_^*)

ただ、このまま死んでは

またこの動くものに、仮染の【見かけ】に興味を持って

また生まれてくるのではないかと

要らぬ心配をするわけです。(^^;)

> それでも、満たされなかった欲望の圧力は圧倒的で、
> 私には抵抗できそうにないかもしれません。

だから、この方のこの言葉には

とても共振するところがありました。

マハラジは、こう応じます。

> マハラジ
> 抵抗という問題は起こらない。

この言葉、とても不思議でした。

最初、意味が通じなかったのです。

> 誕生し、再誕生するものは、あなたではないからだ。

あなたには、この言葉の意味が通じますか?

少なくとも、言葉の表面的な意味はわかりますよね。

【見かけ】の現象のなかに現れてくるものは

あなたではないからだ、ということです。

これは、現象が自分ではないことがわかっていれば

とても自明のことです。

何が【見かけ】のなかに現れようと

それは自分ではない。

わたしはそれが現れることを可能にしているもの。

つまり、その現れに気づいている者です。

興味を持ってその現れにフォーカスするなら、

【見かけ】のなかのその現れはリアルになります。

でも、興味を失ってそれに注意を向けなくなると、

【見かけ】のなかのその現れは消えます。

それは存在しなくなる。

なぜなら、元々存在してなどいないからです。

ただ一瞬の【見かけ】のなかの現れにすぎません。

その現れを【見かけ】のなかにピンで止めるはできません。

もしその現れを【見かけ】のなかにピンで止めたら、

それはたちまち不動になって

知覚の対象からは消えてしまうでしょうが。

要するに、それを存在させているのは

あなたがそれに注意を向けているからなのです。

注意を向ければそれはリアルになる。

そして、それに注意を向けている自分を忘れて

【見かけ】のなかの現象の一部にすぎない

この身体が自分だと思って

その身体を実体化しているだけなのです。

挙句の果てに、

その身体としての自分の未来を死後にまで延長して

架空の未来の心配をしているというわけです。

【見かけ】のなかに自分がいないことが

わかればいいだけなのです。

【見かけ】を見ているものはつねに同じです。

それは【見かけ】の現象の一部であるこの身体ではない。

唯一の実在であるあなたなのです。

こんどは、この↓同じ言葉がどう聞こえますか?

> それでも、満たされなかった欲望の圧力は圧倒的で、
> 私には抵抗できそうにないかもしれません。

どんなふうに聞こえますか? (^_-)

この若者が

彼の身体の空想上の未来を心配していることが

わかりましたか?

身体が崩壊した後のその身体の未来の運命を想像して心配する。

これが単なる観念の牢獄であることは明らかです。

それがいわゆる魂とか

輪廻転生と言われるものの内実でしょうね。

誤解も欲望も実際に離合集散しながら浮遊しているでしょう。

それが新たな身体に憧れるかもしれません。

でも、見ているのはつねに同じあなたなのです。

マハラジはこうつづけます。

> それを起こらせるがいい。
> それが起こるのを見なさい。

こうしか言いようがないかもしれません。

しかし同時に、言われた方は

突き放されたとしか思えないわけです。

なぜならわれわれの自分とは身体のことだからです。

だから、こう問わざるをえないのです。

> 質問者 では、なぜそれに関心をもつのでしょうか?

もちろん、チンプンカンプンな若者は

その思いをこうぶつけます。

そういう状況のなかで生まれたのがこの表現です。

> マハラジ
> 関心をもっているのはあなたなのだ!

(-||-)

この言葉が、誰に向けられているのか、

pariパターンにはある意味で謎でした。

つまり、

【見かけ】の煙幕を突き通してわたしに届くまで

それだけの時間がかかったということでしょう。

なんのことはない、

見ているのは永遠の実在であるわたしです。

ただ、それは【見かけ】のなかで

動揺し、心配しているわたしや

身体が自分だと思っているわたしではないというだけです。

つまり、わたしという言葉のなか

使われているその言葉が含意のなかには、

まるで透明なフィルムを重ねたみたいに

何枚もの異なる層が入っている可能性があるのです。

しかも「わたし」という言葉は

文章表現や会話のなかで多様な文脈で使われます。

そこである層から別の層へと運ばれるメッセージは

伝わることもあれば、伝わらないこともある。

そのメッセージを送信している層とか

メッセージを受信している層というのは何のことでしょう?

それが、普通言うところの「理解」だと思います。

だから、われわれが自分と言うとき、

その自分とは、実際はある理解の層のことなのです。

理解しかないと言われるのはそのためでしょう。

自分だと自覚しているその理解の層が

どれほど【見かけ】に依存しているか、

つまり、どれほど【見かけ】の側に偏っているか、

あるいは、どれほど【見かけ】に依存していないか、

どれほど【見かけ】とは無縁になっているかで、

「自分」とか「わたし」という言葉は

まったく違うものを指しているわけです。

しかもそれが個々の会話の文脈で流動せざるをえない。

「自分」とか「わたし」という言葉が指す参照点の

最も「真我」寄りの点を「鏡」というシンボルで、

最も「自我」寄りの点を「欲望」というシンボルで表してみると、

個々の会話で参照されている「自分」は、

この「鏡」と「欲望」の中間にあるどこかの点です。

この両端の点は、別の表現体系では

「愛」と「恐れ」ということになるのかもしれません。

で、われわれは普通

自分が欲望を持つのだと思っているわけです。

つまり、自分が存在することは大前提で、

その自分が、なんらかの「欲望」を掴むのだと想像する。

これが難しいところで、

このような理解を必ずしも誤解だとも言えない。

いずれにせよ、それは【見かけ】に対する解釈

顕れを描写した観念なのですから。

しかし、実際は、

現象しているのは「欲望」ではありませんか。

先に「欲望」があって、

その「欲望」の所有者である自分が想像されるのです。

同じ【見かけ】のなかの話ではあっても、

実際に現象しているのは「欲望」です。

「自分」とはその欲望の延長上に推測された観念です。

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

というマハラジの言葉に

なにか的を射抜かれた感じがして、感心しながらも、

いまいちこの言葉を消化しきれなかったのは、

「あなた」という言葉の多義性のせいです。

【見かけ】に対する関心という

ある種の「欲望」は間違いなく現象しています。

ある意味では、

それは自分だと言ってもいいものです。

しかしその「欲望」はつかの間の現象にすぎない。

常在する「わたし」ではありません。

いわばそれは、そのとき

このマハラジの言葉を聴いた参照点、

「鏡」と「欲望」の中間のどこかの点、

ある理解の層のことなのです。

その理解の層は、

この身体とそれにまるわる物語を自分だと思っていて、

【見かけ】の現象のなかに自分がいると思っている。

だから、どこまでも【見かけ】のなかに

やみくもに自分の正体を探そうとするのです。

> そして、その絵があなたの真実、愛、
> 美の感覚と衝突するかぎり、
> あなたはそれに関心をもちつづけるだろう。

「鏡」と「欲望」の中間の理解の層が、

いくぶんでも「欲望」に寄っているかぎり、

分離幻想は再創造されます。

そしてその分離幻想を癒やすために、

さらにその幻想は快楽を求めて【見かけ】のなかを

彷徨いつづけなければならないのです。

その光景がつねにわたしの前を動いている。

> 調和と平和への熱望は、
> 消し去ることのできないものだ。

発現する欲望の根っこは、

自分のなか、理解の層に内蔵されています。

だから、その理解の層が移動すれば……、

> だが、ひとたびそれが満たされれば関心は去り、
> 身体的生活は注意のレベル以下の
> 努力を要しないものとなる。

現象世界の【見かけ】の変化は、

現象構造体の内部力学によって供給されます。

自然現象のように分泌される欲望が変化の動因を創造し、

構造体全体の自己崩壊を避ける内部論理によって

中和され維持されているものです。

何らかの欲望に自己同化した理解の層が、

その期待によって制御できるようなものではありません。

【見かけ】は構造体全体の内部論理によって変化するしかない。

いずれにせよ、それは

注目するからリアルになるだけのことです。

身体は【見かけ】の一部ですが、

わたしはその【見かけ】の一部ではなく、

わたしゆえにその【見かけ】が存在しているのです。

いったん、それが理解されたなら。

> 身体を得るか、身体を去るかは、
> あなたにとって同じこととなる。

なぜなら、いずれにせよ、

「欲望」が「鏡」になれないことは自明だからです。

> あなたには何ひとつ起こらないという地点に達するのだ。

「鏡」には何ひとつ起こらない。

ただ、すべてを映しているだけ。

そしてすべての【見かけ】は

この「鏡」あるがゆえに発現できている。

自分が身体であれば身体は破壊され、

自分が所有者であれば所有物は奪われ、

自分が何らかの想念であれば必ず構造体内部で否定される。

もし自分がそのいずれでもないのなら……、

> 身体なしには殺されない。
> 所有物なしには奪われない。
> マインドなしには騙(だま)されない。

失うものもなければ、得られるものもない。

> そこに欲望や恐れを引っかける留めクギもない。
> 何の変化もあなたに起こらないかぎり、
> ほかに何の問題があるだろうか?

何かを得たり失ったりする

物語のなかに入っていくための

興味そのものが不在だからでしょう。

もしわたしという理解の層が望むなら

欲望や恐れを引っかける留めクギを伸ばすことが

起こらずにはいないのでしょう。

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………



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■ 2.いただいたお手紙から:andreさん、モーニング息子さん
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▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………

今回も、andreさんからご投稿をいただきました。

さっそく、ご紹介します。

【件名】:
──────────────────
 ありがとうございました。
 気が付いたのは、どうもわたしは「ユリイカー!!」と叫びたか
 ったということです。
 言ってしまえば、知的な興奮と快楽を求めていたのでした。
 この快楽は悪いものではありません。
 25年以上も前にクリシュナムルティの本を読んだとき、自分の思考
 がすっかり転換させられ、興奮したのを覚えています。
 それまで禅の坊さんや学者さんが、貴重な秘密をありがたーく、
 そしてわざわざ小難しくして話していたことを、少しのてらいもな
 く解き明かしてくれたからでした。
 でも今から考えればこれも一つの知的快楽でした。
 確かに「真理は人を自由にする」わけで、それも大切ですが、どう
 もそれだけではわからないことが、ものすごい割合で在るというこ
 とが、マハラジの千の言葉から伝わってきています。
 Pariさんは、豊富な知識量がありながら、知によりかかっていませ
 んね。そこがいいところ。
 
 我々に求められていること、それは結局「真剣であること」
 「向こうからやってきたら逃さないこと」ということ。
 たぶん、マハラジとは長い付き合いになると思います。
 Pariさんのブログも千の言葉になりつつあります。
 ずいぶん助かります。
 まだまだ続けてください。
──────────────────

andreさん、ご投稿ありがとうございます。m(_ _)m

> ありがとうございました。
> 気が付いたのは、どうもわたしは「ユリイカー!!」と叫びたか
> ったということです。
> 言ってしまえば、知的な興奮と快楽を求めていたのでした。

はい。

> この快楽は悪いものではありません。

ええ、いいとか悪いとかは、

事象とそれを見る観点の関係から生じるもの、

意識のなかのコンテンツですものね。

> 25年以上も前にクリシュナムルティの本を読んだとき、自分の思考
> がすっかり転換させられ、興奮したのを覚えています。

はい。

> それまで禅の坊さんや学者さんが、貴重な秘密をありがたーく、
> そしてわざわざ小難しくして話していたことを、少しのてらいもな
> く解き明かしてくれたからでした。
> でも今から考えればこれも一つの知的快楽でした。

はい、pariパターンにもそればかり起こりました。

> 確かに「真理は人を自由にする」わけで、それも大切ですが、どう
> もそれだけではわからないことが、ものすごい割合で在るというこ
> とが、マハラジの千の言葉から伝わってきています。

マハラジは

「すべての知識は夢のなかだけにあり、
 根拠の確かなものではない」

と教えてくれるようです。

> Pariさんは、豊富な知識量がありながら、知によりかかっていませ
> んね。そこがいいところ。

いえ、知識を自慢したかったのですが、

あまり自慢もできない内に

自慢の鼻がすり潰されてしまって。(*^_^*)

> 我々に求められていること、それは結局「真剣であること」
> 「向こうからやってきたら逃さないこと」ということ。

自分があると思えるうちはそれしかないですよね。

ただ誰もがマハラジのように

素直に現象から引き下がることはできないらしくて。

> たぶん、マハラジとは長い付き合いになると思います。

そうですか。

> Pariさんのブログも千の言葉になりつつあります。

わたしも自分が道具だということが

だんだん自覚されつつあります。

> ずいぶん助かります。
> まだまだ続けてください。

現象構造体全体のバランスの加減で

起こることが起こるのだろうと思っています。

でも、それとは無関係に、わたしは在るのだと。

andreさん、ご投稿ありがとうございました。

m(_ _)m

       ………○…………○…………○………


今回、モーニング息子さんという方から

ご投稿をいただきました。

さっそく、ご紹介します。

【件名】;マハラジの新刊
──────────────────
 Pariさん。こんにちは。
 
 いつも感心しながら、メルマガを読んでいます。
 
 バックナンバーを順に読んでいるのが、一日のうち、
 
 最も楽しい時間です。
 
 さて、先ほどナチュラルスピリットのホームページを見ましたら
 
 なんとマハラジの『Prior To Consciousness』が刊行予定となって
 
 いるではありませんか!
 
 英語が読めるPariさんなら原書でもよいでしょうが、そうでない者
 
 にとってはマハラジファンの待望の新刊ということになりそうです
 
 ね。
 
 どうかPariさんには、『私は在る』に引き続いて、こちらの本も解
 
 説していただいて、出来うる限り、メルマガを続けていただける事
 
 を期待しております。
 
 どうぞ、お体にお気をつけて、ご活躍をお祈り申し上げます。
──────────────────

> Pariさん。こんにちは。

モーニング息子さん、ご投稿ありがとうございます。m(_ _)m

> いつも感心しながら、メルマガを読んでいます。

ありがとうございます。

> バックナンバーを順に読んでいるのが、一日のうち、
> 
> 最も楽しい時間です。

そう言っていただくと喜びます。(*^_^*)

> さて、先ほどナチュラルスピリットのホームページを見ましたら
> 
> なんとマハラジの『Prior To Consciousness』が刊行予定となって
> 
> いるではありませんか!

おお、ホントですね。(@_@)
http://www.naturalspirit.co.jp/booklist/nextbooks.html

> 英語が読めるPariさんなら原書でもよいでしょうが、

いえ、わたしの英語力だと

読んだだけでは、わかったような気がするだけです。

日本語に直してみてはじめて意味が伝わってきて。(^^;)

> そうでない者にとってはマハラジファンの待望の新刊ということ
> になりそうですね。

お互い楽しみですね。

> どうかPariさんには、『私は在る』に引き続いて、こちらの本も解
> 
> 説していただいて、出来うる限り、メルマガを続けていただける事
> 
> を期待しております。

そんな気が起こるようならそうします。

どうも、明らかに道具らしくて、

自然現象には逆らえないようです。

> どうぞ、お体にお気をつけて、ご活躍をお祈り申し上げます。

ありがとうございます。

これからも、マインド無礼講でいくだろうと思います。

ご投稿ありがとうございました。

m(_ _)m

       ………○…………○…………○………


▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


       ………○…………○…………○………


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■ 3.(仮想)通貨の話(8)
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一転して、夢のなかのお話です。(*^_^*)

このメルマガを配信し始めた当初、

これから起こる世の中の激変ということに興味がありました。

その頃持っていたのは

「アセンションの三段跳び」という

地球人類の急速な意識変化のイメージでした。
https://www.ascensionkan.com/mm/vol010.html#2
https://www.ascensionkan.com/mm/vol011.html#1
https://www.ascensionkan.com/mm/vol012.html#1

それは惑星地球で準備されてきた意識が

外側からの合図に感応して

内側から卵の殻を破って外に飛び出す

というイメージでした。

(1)ホップ

卵のなかで温められた雛の意識が

内側からまず卵殻膜の存在に気づき

(2)ステップ

次に卵殻膜の外側の卵殻の存在に気づき

(3)ジャンプ

次に卵殻膜と卵殻を突き破って外に出る

というイメージです。

(1)ホップは

われわれの世界が「お金の仕組み」(=卵殻膜)の

虜になっていたことを知る段階。

(2)ステップは

その「お金の仕組み」に囚われていた世界が

じつは地球生態系(=卵殻)のなかで

存在を許されていたことに気づく段階。

最後の

(3)ジャンプは、

われわれの意識がじつは地球外のものであることに

気づく段階。

というふうにイメージしていたわけです。

その後の物語の進展の様子は

当時予想していたものとはだいぶ違いました。

しかし現在の地球人類の状況は

われわれの自覚的気づきを待たずに、

なし崩し的に起こる事実上のホップを

実現しつつあるようです。

それは否応なく進展する「仮想通貨」の普及です。

地球人類が自覚的に推し進めるというよりは、

スターピープルたちの準備と入れ知恵によるものでしょう。

IT革命はまさにこの仕上げのために

始まっていたわけでしょう。

MITメディアラボ所長伊藤穰一さんとスプツニ子さんが紹介する
【仮想通貨"ビットコイン"とお金の未来
“ネハ・ナルラ氏”が仮想通貨の仕組みを分かりやすく解説
“お金の未来”を語る。】
https://www.youtube.com/watch?v=A7iHY3J5Xos

という動画があります。

これで、地球の「お金の仕組み」が

仮想通貨によって一新されざるをえない状況が

よくわかると思います。

と同時に、

「仮想通貨」はまず従来の

国際金融資本の手から「お金」を開放しただけ

であることも事実です。

これからAIがますます発展していくなかで

「仮想通貨」の仕組み自体が

自動的に地球上の誰にもお金を配布するわけでもありません。

つまり、

地球の「お金の仕組み」の解体に関しては

それだけではまだ半分だということです。

残りの半分が「ベーシック・インカム」の実現です。

ルトガー・ブレグマンさんの
『隷属なき道 
 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働』
https://goo.gl/BNtjo2

は、その決定的な一歩だと思います。

この本の中には

非実証的なpariパターンなどが

これまでまったく知らなかった実証的事実が

大量にしかも系統的に取り上げられています。

とてもおもしろい本です。

地上での生活に希望をつなぐには

是非、手にとって読まれてみるといいと思います。

現象世界のドラマは

その中の登場人物の想像などを遥かに超えて

展開していくようです。

この身体は割り振られた役割を演じていくだけですね。

ドラマを見ている人はまた別です。

現象すべてを可能にしている実在する「鏡」は

またそれとはまったく無縁のものです。

夢のなかで。(^^)/


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■ 4.編集後記:
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なんとなく少しずつ使われることに

習熟していくのかもしれません。

見える風景は絶えず変化し続けていくようです。

今日も昏くなりました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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