home > 通信 >『アセンション館通信』第692号:アジャシャンティの『自由への道』



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2017/07/16(第692号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

 苦痛から欲望が生まれ、苦痛のなかで欲望を満たそうとする。

 世界の根本原因は自己愛である。そのために私たちは快楽を探し
 求め、苦しみを避ける。自己愛を真我への愛に変えなさい。
 すると画面は変わってくる。(ニサルガダッタ)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在859名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.アジャシャンティの『自由への道』

2.編集後記
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■ 1.アジャシャンティの『自由への道』
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すっかり暑くなりましたね。

もう夏真っ盛りという感じです。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

先日、例によって季節に一度の通院外来で

東京に行ってきました。

年に一度だけMRIの検査があります。

先日行ったのはそのMRIの結果を伺う診察でした。

ありがたいことに、

下垂体腫瘍の再発はないということで

これも例のごとく虎ノ門駅近くのケルンで

ランチを食べて帰ってきました。

帰途、久しぶりに新宿の紀伊国屋書店に寄ってみました。

一年くらい行かなかったような気がします。

元々本屋の棚を覗くのは好きなのですが、

このごろは昔ほど本屋には行きません。

amazonのせいでしょうね。

あるいは、たんに

本を買わなくなっただけかもしれませんが。

紀伊國屋書店の四階の書棚から

本を取り出して少しパラパラ眺めてみても、

自分がその本を読み終えられるような気がしなくて

今回はナシかな、と思いました。

まわりの書棚を少し歩いてみて

もういちど元の棚の前に戻って眺めました。

薄い背表紙の本が見えたので、

取り出して目次を眺めてみて、

ああ、今回はこの本か、と思って買いました。

『自由への道 スピリチュアルな悟りへの実践ガイド』
(アジャシャンティ著、坪田明美訳)

という、これもナチュラルスピリットの本です。

そういえば、

amazonのページでも何度か見かけた気がします。

でも、そのときは縁がなかったようです。

たぶん、今回本棚で見て最大の魅力は

この本の薄さだったと思います。

そして目次がとても訴えてきました。

アジャシャンティの本はあまり読んでいません。

まだあまり訳書がないのでしょうね。

これまで唯一読んだ

『あなたの世界の終わり』という本については、

以前少し触れたことがあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/vol609.html#1

この本のタイトルは副題も入れると

『あなたの世界の終わり
 ─「目覚め」とその“あと"のプロセス─』

といいます。

副題からわかるように、この本の内容は

そもそも悟ってもいないわたしには

ちょっと無理筋だったかもしれません。(^^;)

その意味では、

今回買った本のタイトルは、

『自由への道 スピリチュアルな悟りへの実践ガイド』

ですから、読者になる資格はあります。

しかもアジャシャンティは本書のなかで

明らかに無力感の淵に沈むわれわれを

激励しているようなのです。

「はじめに」の最後の一節はこんなふうです。

──────────────────
 私たちは明らかに極めて重大な時点にいます。
 世界は不安定な状態にあり、
 危険なバランスにあります。
 リアリティに目覚めることは
 もはや可能性ではありません。
 必須なのです。
 人は行きつく果まで、
 幻想という船で航海してきました。
 その船は浅瀬に乗り上げ、
 気がつくと今や荒廃した地へ座礁しています。
 打つ手はもう他にはありません。
 「目覚めるか、滅びるか」が
 今の時代のスピリチュアルな選択なのです。
 これより大きな動機を必要としたことは
 これまでにはなかったでしょう。
 とはいうものの、
 すべては変わることなくうまくいっていて
 万事良好です。
 想像しうる以上に万事良好なのです。
 
 『自由への道』(p10)
──────────────────

まるで昔の「アセンション館通信」に

戻ったみたいな感じですね。(*^_^*)

とはいえ、

書き手はアジャシャンティです。

さらなる物語へ誘おうとしてはいません。

あくまでも

『あなたの世界の終わり』に向けて、

目覚めを呼びかけているのです。

この本の目次をご紹介します。

──────────────────
 目次
  序文……1
  はじめに……4
 第1章 五つの基盤
   志を明確にする……13
   無条件に貫く……15
   自分の権限を決して放棄しない……16
   完全に誠実でいることを実践する……18
   自分の人生の面倒をしっかりみる……19
 第2章 三つの方向づけの理念……21
   存在という問題……21
   偽りの自己……25
   夢の状態……28
 第3章 核となる実践法……32
   瞑想……35
   探究……44
   黙考……51
  結び……61
  終章……65
  教えの要約……70
  「自由への道」のスタディ・グループの勧め‥…71
  推薦図書……74
  謝辞……75
  訳者あとがき……77
 
 『自由への道』(p10)
──────────────────

70ページあまりの薄い本です。

「教えの要約」として書かれているのは

次の3三行です。

──────────────────
 教えの要約
 
 静寂であること。
 すべての考えに疑問を投げかけること。
 リアリティの源を熟考すること。
 
 『自由への道』(p10)
──────────────────

まあ、わたしの場合は、

少し後ろから背中を押してくれる

何かを求めていたのかもしれません。

これからも何度も読みそうな本です。

もし、この本の目次に

何かヒットするものを感じたら、

読んでみられるといいかもしれません。

表現の仕方は違っても

マハラジと同じところへの帰還に

誘っているのだと思います。

──────────────────
 あなたは世界に属するのではない。
 あなたは世界のなかにいるのでさえない。
 世界は存在しない。
 あなただけが在るのだ。
 あなたは想像のなかで
 世界を夢のように創造している。
 あなたがあなた自身を夢から分離できないように、
 あなた自身から独立した
 外側の世界を持つこともできないのだ。
 独立しているのは、世界ではなくあなただ。
 あなた自身が創造した世界を恐れてはならない。
 幸福と実在を夢のなかに探そうとするのはやめなさい。
 そうすればあなたは目覚めるだろう。
 すべての「なぜ」や「どうして」を知る必要はない。
 質問には終わりがないのだ。
 すべての欲望を放棄しなさい。
 マインドの沈黙を保ちなさい。
 そうすればあなたは発見するだろう。

 『私は在る』(p471)
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


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■ 2.編集後記:
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すべてにおいて

われながらすることが遅くなっています。

まあ、自然現象なので仕方ありません。

休みの日は、

ほとんど何もしなくても、

すぐに一日が経ってしまいます。

今日も夜になってしまいました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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