━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2017/10/01(第703号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。
苦痛から欲望が生まれ、苦痛のなかで欲望を満たそうとする。
世界の根本原因は自己愛である。そのために私たちは快楽を探し
求め、苦しみを避ける。自己愛を真我への愛に変えなさい。
すると画面は変わってくる。(ニサルガダッタ)
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在849名
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◇◇ もくじ ◇◇
1.すべては欲望から生まれた想像
2.編集後記
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■ 1.すべては欲望から生まれた想像
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秋らしい清々しい気候になりましたね。
風も気持ちがいい。
ありがたいですね。
(*^_^*)
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、
お付き合いいただく今がやってまいりました。
『アセンション館通信』配達人の pari です。
実際には、
問題というのは何もないのだと思います。
ただ、問題だという想念が浮かんだり、
問題ないという想念が浮かんだり、
そういうことが自然に起こっているだけです。
これまで、
人生を先に進めようとしていました。
まるで人生を先に進めることができるかのように。
それも、もちろん、
そういうことが自然に起こっていただけですが。^^;
人並みに色々心配してきました。
もう全然心配しないということでもないですが。
それから時々襲ってくる生きている恥ずかしさ。
それから無責任ゆえに起こってくるお金のことかなぁ。(*-_-*)
要は、自惚れと自意識過剰と、
生きることの下手さ加減ですね。(*^_^*)
まあ、それが努力不足だとか
いや努力過剰のせいだとかいう、
そういう人間的評価はどうでもいいです。
そういう評価は自由自在にいくらでも発生することを
体験的によく知っているので。
昔、夢野久作の『ドグラ・マグラ』という小説で、
われわれの脳というのはじつは考える場所ではなく
いわば電話交換局のようなものなのだ
という鮮烈なイメージを知って、
しばらく空中を浮揚していたことがありました。
あれ、最近の研究でどうやら
本当であることが分かってきたんだそうですね。
一瞬一瞬、いろいろな想念が起こってきますが、
あれ、身体の中の何処かの細胞のメッセージ
ということが本当らしいですね。
「自分の考え」だなんて。(*^_^*)
「自分はこう生きられている……」、
というのは、
スピリチュアルな観点というよりは、
いまや単純な事実であるだけみたいです。
とにかく、
誰がやっているのかは知りませんが、
浮上してきた何かの想念に興味を持って、
その意識にフォーカスすると、
「それなら、じゃ、これはどう?」というふうに、
どんどん新たな欲望や見合った新たな解釈、
または理屈や理解といった想念が浮上してきて……。
それを“自分”の解釈や理解だと思うので、
そのつもりで行動して深追いすれば、
当然ますますそれらしい画面や想念が展開してきます。
またどこかで心配メッセージが放出されると
その想念にフォーカスすると、
「じゃ、これなんかどう?」というふうに、
それに見合った想念や画面が引き寄せられてくる。
そのつもりになって行動で深追いすると、
ますますリアルな画面や想念が実現することになります。
画面や想念にリアリティを預けているかぎり
それはつねに紛れもない本物であるわけですよね。
実際ちゃんと眼前に実現してくるわけですから。
現象として起きることは
すべて自然におこっているんですよね。
誰がやっているわけでもない。
この無限の“玉突き現象”。
身体としては、もちろん、安楽な方がいいです。
だから苦痛を避けて、
快楽、安楽を引き寄せようとするのは当然です。
いいも悪いもない、自然現象だと思います。
水が低い方に流れていくのと同じです。
自分というものが存在するわけじゃありません。
“自分”というのは抽象概念ですね。
クオリア(感覚質)という
分離幻想の仕掛けがあっての抽象概念ですが。
昔、「人の命は地球よりも重い」
と言った政治家がいました。
“自分”という抽象概念が、
「人」にまでは及んだけれど、
「地球」にまでは及ばなかっただけです。
今では、どんな無謀な政治家も
こんなことは言えないですよね。
あまりにも時代の流行りとかけ離れすぎている。
さすがのトランプさんにも
この比喩は使えないでしょう。(*^_^*)
宇宙船地球号が滅びたら
その表面に生息する人類などひとたまりもないことが
嫌でも自明になってしまっているわけですから。
わたしは以前は、
人間とか生態系地球といった、
カメラで姿を写すことができるような
有機的物理身体を持ったものを指す抽象概念と
日本とか社会とか
対応する有機的物理身体が存在しない概念とでは
同じ抽象概念でも違うのだ、
という思想を持っていました。
つまり、「人間」と「地球」は
間違いなく生き物だけれど、
「経済社会」はまだそのレベルの有機体になっていない、
と考えていたわけです。
だから、
こうして国際金融システムが
全地球を覆ってしまった段階では、
人間や家族は、地球上で生きる前に、
まず経済社会で生存できなくてはならない。
そのためには「経済社会」そのものが、
「人間」や「地球」と同じレベルの
一種の有機体にならなければならない、
とかいうような思考を持ったわけです。
それで“経済身体論”などと考えたこともあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/vol033.html#2
そして、そういうことを全部
自分が考えていると思っていました。(*^_^*)
そういうことも、
そして今、こうしてこんなことを書いていることも、
すべて自然現象ですね。
ただ起こっているだけです。
起こしている誰かがいるわけではない。
しかし、ということは、同じく
起こしているのは自分だと確信している
そういう抽象概念も同時に現象しているわけです。
地球の声を語る方もいるでしょうし、
銀河系の声を語る方もいるでしょう。
もしかしたら、
「わたしが根本創造主である」
と語る方さえいるのかもしれません。
その方はどこにいるのか?
ラマナ・マハルシが答えています。
──────────────────
質問者 ヴィシユヌ、シヴァなどの神々は存在するの
でしょうか?
マハルシ
存在するものとして知られているのは人間だけではな
い。
質問者 では、神々の聖地カイラーサやヴァイクンタ
は実在するのでしょうか?
マハルシ
あなたがこの身体のなかにいるのと同じようにそれら
は実在である。
質問者 彼らは私の身体のように、現象的存在を所有
しているのでしょうか?
あるいは、彼らは野ウサギの角のような作り
話にすぎないのでしょうか?
マハルシ
彼らは確かに存在している。
質問者 もしそうであれば、彼らはどこかにいるはず
です。どこにいるのでしょうか?
マハルシ
彼らを見たことのある人びとは、彼らがどこかに存在
していると言っている。
それゆえ、われわれはその言葉を信じなければなるまい。
質問者 どこに存在しているのでしょうか?
マハルシ あなたのなかに。
『あるがままに』(p358)
──────────────────
プ!(>_<)
> 質問者 ヴィシユヌ、シヴァなどの神々は存在するの
> でしょうか?
>
> マハルシ
> 存在するものとして知られているのは人間だけではな
> い。
この言葉、好きですねぇ。^^;
> 質問者 もしそうであれば、彼らはどこかにいるはず
> です。どこにいるのでしょうか?
>
> マハルシ
> 彼らを見たことのある人びとは、彼らがどこかに存在
> していると言っている。
> それゆえ、われわれはその言葉を信じなければなるまい。
どうです、この表現。^^;
> 質問者 どこに存在しているのでしょうか?
>
> マハルシ あなたのなかに。
(-||-)
これ以上、
何を知らなければならないというのでしょう。
──────────────────
あなたが世界を意識しているという確信が世界なのだ。
あなたが知覚している世界は意識でできている。
あなたが物質と呼ぶものは意識そのものなのだ。
あなたは、そのなかで世界が動く空間(アーカーシュ)だ。
あなたは永遠に続く時間だ。
あなたはそれに生命を与える愛なのだ。
『私は在る』(p304)
──────────────────
> あなたが世界を意識しているという確信が世界なのだ。
なんとすなおにこの言葉が入ってくることか。
> あなたが知覚している世界は意識でできている。
はい。
> あなたが物質と呼ぶものは意識そのものなのだ。
わかります。
ニューエイジのエンティティたちは
「クォーク(素粒子)」が意識だと
言っていました。
> あなたは、そのなかで世界が動く空間(アーカーシュ)だ。
はい。
素粒子が素粒子に気づけるとは思えませんから。
素粒子の振る舞いを、
どうして他の素粒子が察知できるでしょうか?
素粒子の振る舞いに気づけるのは
空間しかありえないでしょう。
> あなたは永遠に続く時間だ。
はい。
素粒子の振る舞いを実現するには
空間が必要なように、
素粒子の振る舞いを映し出すには
時間が必要になるはずです。
> あなたはそれに生命を与える愛なのだ。
(-||-)
──────────────────
ひとたびあなたが知覚可能、想像可能なものは
あなた自身ではありえないと理解するならば、
あなたはあなたの想像から自由になる。
すべてを欲望から生まれた想像だと見ることは、
真我の実現に必要不可欠なのだ。
私たちは注意の欠如から実在を失い、
過剰な想像から偽りを生みだすのだ。
『私は在る』(p507)
──────────────────
> ひとたびあなたが知覚可能、想像可能なものは
> あなた自身ではありえないと理解するならば、
> あなたはあなたの想像から自由になる。
(-_-)
> すべてを欲望から生まれた想像だと見ることは、
> 真我の実現に必要不可欠なのだ。
はい、すべては
欲望から生まれた想像だと思います。
> 私たちは注意の欠如から実在を失い、
> 過剰な想像から偽りを生みだすのだ。
はい。
──────────────────
あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
──────────────────
(-||-)
──────────────────
永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
──────────────────
……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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■ 2.編集後記:
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気づいている者。
知覚している者。
経験している者。
想像している者。
追求している者。
否定と回避衝動に突き動かされている者。
多様な視点を宇宙が創造しているのか、
それともわたしひとりが夢を見ているだけなのか。
今日はすっかり夜も更けました。
おやすみなさい。
<(_ _)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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