home > 通信 >『アセンション館通信』第708号:ただその状態を感じている



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2017/11/05(第708号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

 苦痛から欲望が生まれ、苦痛のなかで欲望を満たそうとする。

 世界の根本原因は自己愛である。そのために私たちは快楽を探し
 求め、苦しみを避ける。自己愛を真我への愛に変えなさい。
 すると画面は変わってくる。(ニサルガダッタ)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在850名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.ただその状態を感じている

2.編集後記
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■ 1.ただその状態を感じている
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今日もいろいろありました。

乱気流に巻き込まれているというか。

でも、

揺れているのを見ているのが自分……、

などということにはなってはおらず、

揺れているのが自分の状態ですから

大変です。

ふ。

(*^_^*)

さて、また一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

週に一度こうして書いているのは

これまで再三言っているように

わたしのマインド無礼講です。

いつからか感じるということに

苦手意識を持つようになっていました。

あるいは、

感じること避ける自動機制のようなものが

働くようになっていたのかもしれません。

すでに故人となったある年下の友人から、

「元々はとても感受性が強い質で、

 きっと小さい頃に
 
 感じることを切り離したんでしょうね」
 
と言われたことがあります。

そういうことを言われると

なんとなくそんなふうにも思われて、

思い当たる節が無きにしもあらずでした。

Oshoの教えはどちらかと言うと

まずは頭からハートに降りなさい。

そのために瞑想をしなさい

という感じでした。

その意味では

わたしは箸にも棒にもかからないタイプでした。

なんとかマインドで理解できないかと

これまで足掻きつづけてきたように思います。

マインドが共感するという意味では、

まったく硬質で妥協のない

(ある意味では振幅が小さいとも言える)

ニサルガダッタやネイサン・ギルのような

表現が好きです。

そういう言葉にはとても共振できます。

でも、それもまたマインドでです。

この肉体も精神も含めた自分が

全体の表現のひとつだということ、

言葉を換えれば

展開されている劇の一部でありながら、

同時に自分は

それに気づいている存在でもあるのだということも、

ときどきは思い出します。

でもですね……、

この自分を受け容れるには、

やっぱり感じることも必要なのかもしれない、

とも感じるようになってきました。

自分がこれまで避けたかった領域です。

自分がこれまでの生涯で試みたことは

なんとかこの人生という劇から逃れられないか

ということだけでした。

でもどうやら、

逃げるという試みは実現しないようです。

実現する可能性があるのは、

どうやら受け容れるということだけのようです。

もちろん、

実現するべきものなど何もありません。

いまこのようにあるそのままが

わたしという観点として

全体が展開しているそのままの姿なのですから。

ただ、劇の中に逃げたい自分がいるかぎり、

それはそのような全体の表現ではあるけれど、

劇の中の自分としては、

緊張した、いたたまれない現れなのです。

自分にはできることは何もないとは言っても

でもそのままで安らいではいないわけです。

安らぎたい自分がいます。

そのとき、

湧いてくる想念のなかに何かを求めて、

まだそれ以上想念上の展開がありうるでしょうか?

いや、それは

これだけ長くやってきて

どんな展開も無いわけですから、

おそらく、

想念上で起こることはもうないのです。

あと生の流れの中で起こりうるのは

その状態を十分にただ感じること

それしかなさそうな気もします。

お手上げというのは

ただその状態を感情として感じていること、

どうしようともせずに

ただそれを感じていることではないか。

こういう言い方は、

これまで一番苦手だったし、

避けていたんです。

自分にはそんなの似合わないと思ったし。

そういうのは自分の台詞じゃないようが気がして。

でも、趣味も何もすべて

今湧いている想念にすぎません。

今のそのままを避けるために、

その目眩ましとして

いろいろな想念が湧いてくるだけです。

でも、いずれにせよ

今しかないのだから

いつかは今を避け続けられなくなる。

何かを避けるための人生は

止め処もなく大変なだけの人生です。

お手上げになるというのは

その大変さをただ感じることです。

おそらくそうなのでしょう。

だって、もう、仕方ないですものね。

今回、とっても

pari風味じゃないですけど。

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.編集後記:
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今をいなして逃げたいのだけれど、

もうそれだけのエネルギーがない。

ただ、そのままで

今を感じていることしかできないです。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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