home > 通信 >『アセンション館通信』第710号:対極のものと自己同一化する



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2017/11/19(第710号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

 苦痛から欲望が生まれ、苦痛のなかで欲望を満たそうとする。

 世界の根本原因は自己愛である。そのために私たちは快楽を探し
 求め、苦しみを避ける。自己愛を真我への愛に変えなさい。
 すると画面は変わってくる。(ニサルガダッタ)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在849名
------------------------------------------------------------
◇◇ もくじ ◇◇

1.対極のものと自己同一化する

2.編集後記
------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1.対極のものと自己同一化する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日は曇天、

ちょっと浮かない天気です。

降りそうでまだ降ってはいませんが、

侘しい感じの風景です。

この季節、こういう天気がありますよね。

(-_-)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

マインドは比較して説明し、

ハートはすべてを受け容れて愛する。

そして生命はただ在るだけ。

生命には意味が在ると言えば、

生命に意味が在ることになるだろうか?

生命はただ黙って

生命にはなんの意味もないという

観点も生み出すしつづけるだけ。

どこかの立場に立つかぎり

その立場は跡形もなく生命に押し流される。

生命は何ものにもよらず、

すべてを押し流し

すべてを再構築して、

なんの意味も価値も求めない。

生命に敵うものはいない。

そしてあたなたはその生命だ。(^_-)


思いにゴールはありません。

究極の思いなどありません。

思いはひとりでに湧いてくるし、

いつでも思いは物欲しげです。

連続した思いというものもありません。

いつでも単発の思いが湧いてくるだけです。

誰が思いを提供しているわけでもなく、

何かを欲しがるから、

あ、俺っすか、と立ち上がってくるだけです。

いや、お呼びじゃないよ、

と言えれば、それだけのことです。

何かを欲しがる誰かがいるわけでもなく、

あてどもなく

思いに救いを求めるから、

それに応えて

別の思いが立ち上がってくるだけです。

思いに救いを求める誰かがいるわけでもなく、

そんな気分が湧いてくるから

それに応えて、

別の気分が湧いてくるだけです。

要するに、

思考に救いを求める癖が止まらない

それだけのことです。


テレビ画面と同じで

スイッチが入っているから

画面には絶えず何やら映っている。

注目すればそこには

縁のある画像は流れています。

入り込めば

そこには本当らしいドラマが展開する。

でも、いずれにせよ

それは知覚の対象です。

──────────────────
 あなたが意識していることは、
 あなたでもなければ、
 あなたのものでもない。
 あなたのものとは知覚の力であり、
 あなたが知覚しているものではない。
 ……
 あなたのものとは映画のスクリーン、
 光、そして見る力だ。
 だが、映像はあなたではない。
 
 『私は在る』(p463)
──────────────────

> あなたが意識していることは、
> あなたでもなければ、
> あなたのものでもない。

マハラジはこういう観念を使うようです。

とても明晰で、誤解の余地がない。

> あなたのものとは知覚の力であり、
> あなたが知覚しているものではない。

マハラジは

(もしかしたら方便として)

こう切り分けます。

> あなたのものとは映画のスクリーン、
> 光、そして見る力だ。

あなたは映画館全体とその観客だと。

> だが、映像はあなたではない。

ただフィルムだけが借り物。

マハラジはこういう方便を採用するようです。

ひとによっては、

映っている映画も含めてすべてが自分

という言い方もあるでしょうけど。

どちらが正しいわけでも

どちらが間違っているわけでもない。

生命はすべてを包含しているわけですから。


ごく常識的観点からも

こういうことは言えるでしょう。

──────────────────
 光とスクリーンなしに画像はありえない。
 画像がスクリーン上の光の戯れであると知ることは、
 画像が実在だという観念からの解放を与えてくれる。

 『私は在る』(p406)
──────────────────

> 光とスクリーンなしに画像はありえない。

これはよくわかります。

> 画像がスクリーン上の光の戯れであると知ることは、
> 画像が実在だという観念からの解放を与えてくれる。

画像がスクリーン上の光の戯れ、

映画の場合なら

これは完全に理解できます。

われわれが目にするあらゆる現象も

光の戯れを知覚することで成立している。

その光の戯れのなかで

苦痛を避け、幸福を得るという幻想に

執着しているわけです。

──────────────────
 あなたの幸福への探求自体が、
 あなたを惨めに感じさせているのが
 わからないだろうか?
 
 『私は在る』(p258)
──────────────────

> あなたの幸福への探求自体が、
> あなたを惨めに感じさせているのが
> わからないだろうか?

今は、このことが

とても良くわかります。

自分というものが

画像のなかで苦しみを避け

幸福になりたがっていることも。

──────────────────
 意識がそこにあるかぎり、
 苦痛と快楽は避けられない。
 対極のものと自己同一化することが、
 意識の、「私は在る」の本性なのだ。
 
 『私は在る』(p182)
──────────────────

> 意識がそこにあるかぎり、
> 苦痛と快楽は避けられない。

このことをまだ理解していませんでした。

> 対極のものと自己同一化することが、
> 意識の、「私は在る」の本性なのだ。

そういうことだったんだ……。

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


       ………○…………○…………○………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.編集後記:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

あるどんよりと曇った日に。

日が暮れるのが早いですね。

<(_ _)>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
------------------------------------------------------------
このメールマガジンは二つの配信スタンド
「まぐまぐ」は:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
「melma」は  :http://www.melma.com/backnumber_110091/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2017 paritosho
------------------------------------------------------------