home > 通信 >『アセンション館通信』第732号:苦痛と快楽の劇を愛している



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2018/04/29(第732号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

 欲望や嫌悪は心のもの
 そして心はあなたのものではない
 あなたはその混乱から自由なのだ(『Ashtavakra Gita』)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在840名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.苦痛と快楽の劇を愛している

2.編集後記
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■ 1.苦痛と快楽の劇を愛している
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今日(と言っても昨日の土曜)は大型連休の初日です。

すばらしくの晴れ上がっていますね。

夢の中の光景の話です。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

言葉が自由自在に

溢れるように出てくる時期があります。

湧いてくる言葉が自分の言葉だと

無条件に信じていたからです。

というかそういう疑問がまったく

湧いてこなかったわけです。

そういう時期も体験しました。

ならば当然、

言葉が全然出てこなくなる時期もあります。

どんな言葉が湧いてきても、

それが単なる言葉にすぎないことが

どこかで感じられてしまっているからです。

“じゃ、これはどう?”というふうに

確かに次々に言葉は湧いてくるのだけれど、

それが単にpariパターンの

DNAと条件づけから湧いてくる

想念にすぎないことが自明なのです。

そうして湧いてくる言葉の

呼び水になるようなその気分が

果たして“自分”だと言えるでしょうか?

惰性で継続している

そんな呼び水のような気分は

たしかにいつでもあります。

注意の焦点が

その気分に向けられていれば、

その気分は間違いなく“自分”になります。

たいていはその状態にあるので、

いつでも“自分”はいるわけです。

でもこうして土曜日が来ると、

そのときだけは急に

エアポケットに入ったように、

湧いてくる想念に注意を向けながらも、

その湧いてくる言葉で

“自分”とは何なのかを考える

そういう作業を意図的にしているわけです。

すると

湧いてくる想念も

急によそ行きでかしこまっちゃって (*^_^*)

簡単には出てきにくくなるらしい。

そりゃ

考えるのを手伝うことなら

湧いてくる想念はとても得意ですが、

改めて観察の対象になるとなったら、

ちょっとやりにくいじゃないですか。(^_-)

なにしろすべてはただ

その場に合わせたいわば“忖度の言葉”、

単なるご都合主義でしかないわけですから。

こんな状況や気分があるんだけど、

あんたどう思う?

と言われれば、

いくらでも想念は湧いてきます。

pariパターンは

どちらかというと

未来に向かう分裂症的気質、

今で言う、統合失調症傾向なので、

躁鬱質傾向の後悔型よりは、

状況を未来に投影する心配型です。

まあ、

どちらの傾向もあるんですけどね。(^_-)

で、若い頃に

心配に心配を重ねて、

ついに、なんでこんな心配をするために、

すべては始まってしまったのか?

という疑問に取り憑かれたんですよね。

まことに不毛な問いですが、

要するに、そういう不可知論的な問いに

意味があると感じるエネルギーだった

ということなのだろうと思います。

思考のエネルギーがつづくかぎりは、

それらしい思考はいくらでも湧いてきます。

でも、思考は思考ですから、

そんなものいくら湧いてきても、

その思考で思考以前のものを

言い当てることなどできないし、

ましてや思考以前のものにたどり着くことなどできません。

というわけですから、

こういう思考は、結局は、

想念の“盥回し”にすぎないことに気がつくわけです。

だから、そのことには、

もう、二十年も前から気がついている。(*^_^*)

え、(?_?)

じゃ、どうして止まらないの?

考えるということは、

想念のエネルギーに餌をやることですから、

火に油を注いでいるわけで、

それでひとりでに鎮火することはありえません。

なんとか、考える領域内に留まること、

ベータ波あたりの波動帯に執着しているだけですから。

要するに、幸せでいることよりは、

正邪、善悪、優劣がある世界に

執着することを願うのです。

そっちの方に興味があるわけです。

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 私たちは多様性を、
 苦痛と快楽の劇を愛している。
 私たちは対比によって魅せられているのだ。
 このために対立するものと、
 それらの表面上の分裂を必要としている。
 しばらくの間それらを楽しみ、
 それから退屈して、
 純粋な存在の平和と沈黙を切望するのだ。
 
 『私は在る』(p434)
──────────────────

> 私たちは多様性を、
> 苦痛と快楽の劇を愛している。

苦痛と快楽の劇を愛している……。

愛しているんでしょうねぇ。(-_-;)

でももう、

トゥーマッチだと思いません?

ほんとにもういいです。

> 私たちは対比によって魅せられているのだ。

そう。

私たちは対比によって魅せられているのです。

ドストエフスキーほどの明晰性があっても、

対比のなかに何かが在ると

思っていたのでしょうね。

だからこそあのような

ポリフォニーの大小説世界を創ったのでしょう。

存在のひとつの探求表現です……。

> このために対立するものと、
> それらの表面上の分裂を必要としている。

だから、どうしても、

二元性の原理が支配する現象世界に

これほど執着してやまない。

> しばらくの間それらを楽しみ、

ここで“楽しむ”と言っている大部分は

実際は、

苦しむことでしかないでしょうが。

> それから退屈して、

それが……、

なかなか退屈までたどり着けません。

> 純粋な存在の平和と沈黙を切望するのだ。

この現象世界では

純粋な存在の平和と沈黙を切望することが

なかなか起こらないだけで、

本当に切望すれば、

なんなく実現するのかもなぁ。

もちろん、

それが起こることになっているなら。

切望する誰かが

いるわけでもないのだから。

たったこれだけのこと↓が、なかなか入らない。

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.編集後記:
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南北朝鮮の扉が開いたようですね。(^^)/

これから地球世界は

少しずつ新たな時代に入っていくのでしょうか。

夢の中のことだって

魘(うな)されるより楽な方がいいです。

今日は明るいうちに終えました。

ではまた。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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