home > 通信 >『アセンション館通信』第760号:3つの選択肢(『アセンションの超しくみ』)



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2018/11/11(第760号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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 ☆☆   ☆☆   https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している夢の場面の報告です。

わたしは存在している。身体は現れてはいるが存在してはいない。
欲望や期待や喜びは、現れはするが存在してはいない。
心配や恐怖や悲しみは、現れはするが存在してはいない。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在822名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.3つの選択肢(『アセンションの超しくみ』)

2.編集後記
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■ 1.3つの選択肢(『アセンションの超しくみ』)
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今日は全国的に晴天のはずでしたが、

ここはそうでもありません。

曇天で覆われています。

先のことは、

細かいことまでわかりませんよね。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

“真実の自分”という言葉を聞いたら、

あなたには

どんなイメージが起こりますか?

日常的な自分感覚から発想しますか?

自分に湧いてくる感情のことだと思いますか?

それとも、

“真実の自分”などいるわけがない、

という反応が起こりますか?

たしかに、

“真実の自分”という言葉は、

ある意味トリッキーな言葉とも言えます。

つまり、

“真実の自分”はあるという前提に

誘導されるという意味で。

でもたとえば、禅語にも

「父母未生以前の本来の面目」

といった表現があります。

この言葉は捉えようによっては

“真実の自分”を指しているとも言えます。

仮に今、

“真実の自分”とは「真我」のことだ

としてみましょうか。

その場合、

「真我」という概念は、

何らかの定義を担っていると思いますか?

たぶん、それはないかもしれませんね。

「真我」って、

たとえば、

「実在」と言ったのと同じで、

何らかの現象的な履歴を担った

概念ではなさそうです。

ノンデュアリティの大御所

トニー・パーソンズの著書(or 対談集)

『Nothing Beings Everything』のタイトルは

翻訳者の高木悠鼓さんによって、

『なんでもないものが あらゆるものである』

と翻訳されました。

つまり、

「真我」が「実在」の意味だとすれば、

それは「Nothing」、

「無」だということだと思います。

しかし、

では「無」とはいったい何のことか、

それは「何もない」という意味なのか?

という話になるので、

翻訳者の高木悠鼓さんは、

あえてイメージのある言葉に言い直して、

「なんでもないもの」、

と具体的に翻訳されたのでしょう。

あらゆる現象として顕現しているのは、

もとをただせば、

「なんでもないもの」だというわけです。

“真実の自分”という言葉を聞くと、

言葉にまつわるニュアンスとして

こういったような連想が湧いてきます。

でも、

“真実の自分”という言葉が

今回ここにこうして浮上してきたのには、

それとはまた違う経緯がありました。

ご存知のとおり、このメルマガは

元々は“アセンション情報”を

吹聴するメルマガとして出発しました。

わたし自身は

いわゆるワンダラーでもウォークインでもないですが、

(これはもう“真実の自分”に絡め取られてますが。(^_-) )

昔からいっぱしの不遇感というか、

ちょっとした適応不全症みたいな感覚が

ないこともなかったわけです。

(そういうものはもちろん、

 いわゆる魂というか、

 この肉体を乗り物とした何かが担っている

 定義(履歴)の特性ということでしょうが、

 何らかの概念を使わなければ

 言葉など書けませんものね。)

でも、事実としては

そういう感じを持っていたわけです。

マインドの癖と言ってもいいです。

ここしばらく就寝前の数分

『意識に先立って』を読んでいますが、

数日前、

ふと別の本を探す気になって、

本棚の前を歩いていました。

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 私たちは対比によって魅せられているのだ。
 このために対立するものと、
 それらの表面上の分裂を必要としている。

 『私は在る』(p434)
──────────────────

(-_-;)

まあ、

マハラジの言葉にしっかり縋っていれば

そんなにフラフラすることも

ないんだろうけど……。(*-_-*)

まあ、自然現象ですよね。

で、七年ほど前に買った

『宇宙セントラルに吸い込まれる地球
 アセンションの超しくみ』
https://amzn.to/2JRWiFe

という本をに手が出たわけです。

この本、

当時(2011年)のメルマガの流れでは

書く気は起こらなかったんでしょう。

もろアセンション情報ですから。

でもこうして七年経って

今の状況に身を置いてみると、

そのリアリティが身につまされる感じもあります。

この頃は、

一週間にいちど土曜日ごとに

『意識に先立って』からの

マハラジの言葉を写経していて、

その言葉にフォーカスしているときは

その意味はわかります。

わかったような気になります。

マハラジの言葉はあまりに論理的なので、

その抗えない論理性が伝わるからです。

しかしマハラジの言葉は、

「私は在る」という存在感から派生した

その『意識(の世界)に

先立って』あるものに導くための言葉です。

でも、日常の自分は、

その意識が包含する現象世界に絡め取られて

アップアップやっているわけです。

まあ、

かなりギャップが大きいとも言えるし、

まさに起こるべきことが起こっている

とも言えるわけです。

たとえば、

『アセンションの超しくみ』には

こんな言葉があります。

──────────────────
 思い通りにいかない現実のようでいて、
 でもすべてがうまくいっています。
 エゴだけがめちゃくちゃになっていると
 思っているだけです。
 頑張っても思いどおりにいかないというのは、
 必ずしも不完全なことではありません。

 『アセンションの超しくみ』(p358)
 https://amzn.to/2JRWiFe
──────────────────

(>_<)

まあ、こう的確に言われると参りますね。

マハラジの場合は、

現象世界を手放す覚悟さえ明確なら、

その宇宙構造を詳しく知る必要などない、

という立場です。

サアラさんの場合は

基本的にニューエイジですから、

未来志向です。

新しく用意されている地球に向けて

アセンションに誘いたいわけです。

眠り続けようとするわれわれに

こんな言い方をします。

──────────────────
 感情は人間にとって一番の快楽です。
 だから、
 悲劇とわかっていても、
 映画や小説を楽しみます。
 薬中毒のようなものです。
 脳内のケミカルは感情によって放出されます。
 ありもしない先のことを
 心配するのが好きな人はステロイド中毒です。
 落ち込むのが好きな人、
 怒るのは好きな人などは、
 特定の感情の中毒になっています。
 いつも同じパターンの感情を味わい、
 そうならないと落ち着かないのです。
 どうせ中毒になるのなら、
 創造性の中毒になりましょう。

 お金も娯楽、
 食事も娯楽、
 だからなくてもいい──

 経済のコントロール、
 食料のコントロールを抜け出して、
 このゲームを楽しみましょう!

 『アセンションの超しくみ』(p348)
──────────────────

まあ、こういうスタンスです。

だから

アセンションに向けて激励するために

この現象宇宙の仕組みについて

詳しく語ろうとするわけです。

われわれの分身は宇宙のいろいろなところで

生きている。

それを統合するのがアセンションだと。

時間はもちろん幻想だから、

すべて現在すでに存在している。

待っていればアセンションした

未来が訪れるわけではない。

何度も何度もまたここに戻ってくる

こともあるのだと。

そして何とかこの地上の現実に

適応し続けようとする人間に、

たとえば、こんなことを言うわけです。^^;

──────────────────
 アセンション前に亡くなって、
 次に生まれたら2030年ということはありません。
 アセンションしなければ、
 次の段階には進めません。

 『アセンションの超しくみ』(p358)
──────────────────

(>_<)

まあ、甘い夢を見ていても、

そうは問屋が卸さないということでしょう。

マハラジなら、

──────────────────
 ひとたびあなたの想像以外は
 何も困難をもたらすことができない、
 と絶対の確信を持って知るなら、
 あなたは欲望や恐れ、
 概念や見解に注意を払わず、
 真実とともにのみ生きるだろう。

 『私は在る』(p131)
──────────────────

と言うかもしれません。

で、

今回サアラさんの言葉を取り上げたのは、

3つの選択肢について触れられていたからです。

──────────────────
 人間には3つの選択肢があります。

 (1)無に還る。

 混乱が始まる前に、
 この世に別れを告げます。
 セントラルに吸い込まれ、
 そのまま吐き出されません。

 (2)別の場所に移り進化のプロセスをやり直す。

 アセンションのプロセスを
 最後まで味わう人もいれば、
 途中でギブアップする場合もあります。
 地球が少しずつ崩壊していくのを
 最後まで経験し尽くして、
 寿命のような形で死にます。
 そしてまた物理次元で計画をスタートさせます。
 一からやり直す人も
 いったんセントラルを通過し、
 その後、3次元からやり直します。

 (3)5次元にアセンションし、新しい現実を作る。

 巨大なシップで、
 自分の本来所属していた星へ行きます。……

 『アセンションの超しくみ』(p342-343)
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> (1)無に還る。
> 
> (2)別の場所に移り進化のプロセスをやり直す。
> 
> (3)5次元にアセンションし、新しい現実を作る。

時間概念の中のわれわれに目前には

こんな三種類の未来しかないというわけです。

あなたはどれを望むのですか?と。

今回最初に

“真実の自分”という言葉を挙げたのは、

こういう文脈でした。

マハルシやマハラジが教える道は、

表現は異なるかもしれませんが、

あえてこの3つの選択肢に押し込むなら、

> (1)無に還る。

ということになるでしょうか。

マハルシやマハラジはジニャーニですから。

分離の幻想に基づいた

現象宇宙での経験創造などという

無用なゲームに戻ることはありえません。

サアラさんが派遣されてきたセントラルとは

現象宇宙の創造を企画・担当する

神々の世界ということのようです。

もちろん、すべては聞いた話ですが、

興味を持てば現実化するのも事実でしょう。

ところで、2番目の選択肢、

> (2)別の場所に移り進化のプロセスをやり直す。

これどうですか?

いや、これはご免こうむりますよね。

> (3)5次元にアセンションし、新しい現実を作る。

これはあなたはどうですか?

この情報源のサアラさんって

子供の頃はいわゆる「自閉症児」と

診断されるタイプの方だったそうです。

今生ではこんな人生だったみたいです。
https://bit.ly/2PpgTa3

お役を担った方はそれなりに大変ですよね。

今回こんな話題を取り上げたのは、

“自分”が何を願っているのかは、

やはり“自分”が決めなければならない、

ということを感じたからでした。

頑張る必要はないけれど、

“自分”が何を願っているのかは、

“自分”が知らなければなりません。

当たり前ですよね。(*^_^*)

もちろん、

すべては意識という幻想の中の話です。

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


   ………○…………○…………○………


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■ 2.編集後記:
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このところ、

だいぶエネルギーが乱れていました。

サバイバルにかまけて、

焦点が絞れていなかったのです。

だから

今回はこんなテーマが浮上してきたのでしょう。

でも、書いているうちに、

自分でも少しわかってきました。

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 すべては
 あなたが在るということを思い起こさせる。
 体験するにはあなたがいなければならない
 ということを充分利用するがいい。
 関心をもたないことが自由をもたらすのだ。
 しがみつかないこと、それだけだ。
 世界は無数の輪(リング)でできている。
 それに引っかける鉤(フック)は
 みなあなたのものだ。
 あなたの鉤をまっすぐにしなさい。
 そうすれば何も
 あなたを捕らえることはできないだろう。
 あなたの耽溺を放棄しなさい。
 ほかに何も放棄するものはない。
 常習的な利欲心、
 結果を探し求める習慣を止めなさい。
 そうすれば自由の世界はあなたのものだ。
 努力せずに在りなさい。

 『私は在る』(p259)
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(-||-)

今日はすっかり暗くなりました。

ではおやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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二つの配信スタンドで発行されています。
mag2:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
melma:http://www.melma.com/backnumber_110091/
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