home > 通信 >『アセンション館通信』第782号:エンタメ物語とブラックホール



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2019/04/14(第782号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している夢の場面の報告です。

 あなたがしなければならないことは、
 真我でない他のものごとに注意をはらうのをやめることだけだ。
 もしそれらに気づくのをやめれば、純粋な覚醒だけが残る。
 それが真我である。(『あるがままに』)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在816名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.エンタメ物語とブラックホール

2.編集後記
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■ 1.エンタメ物語とブラックホール
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庭に金魚を入れている大き目の水瓶と

メダカを入れている小さ目の水瓶があります。

最近それにやっと

以前から思っていた小さなバクチャーを入れました。

二、三日前、

シャーラが金魚とメダカを買ってきて

少し金魚とメダカの員数を増やしました。

ちょっと注意がそちらを向くと、

エネルギーがそっちに流れるので、

何度も水瓶にホースから水を入れては

小一時間水を溢れ流しています。

水瓶のなかの水草と金魚の世界はちょっと見飽きない。

小さ目の水瓶に残っていた一匹のメダカは、

ついに消え失せたかと思っていたのですが、

今度シャーラが買ってきたメダカを放す前に

新しい環境の水の水温に馴らすために

ポリ袋ごと半時間ほど入れておくと言うので

買ってきたメダカの袋を入れようとした瞬間、

なんと何週間も姿を消していた一匹のメダカが

水瓶の中で泳いでいるではありませんか。

うーむ、世界は不思議に満ちている。(-_-;)

それから庭の手作りBBQテーブルを手直ししたり、

壊れたデッキ階段の段を直したりして、

なんやかや午前中は庭で過ごしました。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”ならぬ「私は在る」噺に、

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

現象世界には意味があるでしょうか?

それとも無いのでしょうか?

長年の癖としてはこんな問もあります。

しかし今となっては、

現象世界に意味があるか無いかを問うその前に、

まず最初に誰がそれを問うているのかを、

尋ねるべきだという連想が働くようになりました。

もし現象世界というものに

独立して存在している実体があるなら、

そんな問いにも意味があるかもしれません。

しかし実際には

無生命の物理現象自体から

意識生命が誕生することはありえない。

ならば、

<意識>のなかに

顕現宇宙の根拠があるのであって、

顕現宇宙のなかに

<意識>の根拠があるわけではない。

つまり、

顕現宇宙とは<意識>が見ている夢だということです。

もしそのことが自明であるなら、

睡眠中に見る個人的な夢が

個人の記憶をデータベースとして

作られる物語であることが自明なように、

目覚めている間に見るこの現実が、

多次元宇宙の記憶庫をデータベースとして

作られる物語であることも自明です。

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 そこには想像があるだけだ。
 知性とエネルギーは、
 あなたの想像のなかで
 すべて使い果たされてしまった。
 あなたはまったく
 想像に夢中にさせられてしまったため、
 どれほど実在から遠く離れて
 さまよい歩いたのかさえ
 わからなくなってしまったのだ。
 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。
 宇宙のなかの宇宙も、
 想像によって構築されているのだ。
 それにもかかわらず、
 それらはみな空間と時間、
 過去と未来のなかにあり、
 実際は存在しないのだ。

 『私は在る』(p306-307)
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“自分”と“他者”の存在が前提された

この人生という体験世界(分離幻想空間)は、

それに興味を持つ者が享受できる

“おもてなし”です。

「思考」という分離幻想に興味があるかぎり、

永遠に“おもてなし”を享受しつづけることができます。

分離幻想空間の側から、

強制的に観客が排除されるということはありません。

現象宇宙は永遠に優しいのです。

要するに、

現象宇宙とは永遠のエンタテインメントなのです。

これが奇跡的な娯楽であることを知っていれば、

このエンタメ物語が

どのよう方針で創造されているのかの

見当もつくかもしれません。

ことによると、

次元宇宙付きの戯作者によっては

得手不得手みたいなものもあるのかもしれませんが、

しかしどんな戯作者も奉仕するところは唯一つ、

【観客を飽きさせない】ことでしょう。

それは地球世界のテレビ視聴率と同じことです。

もしひとつの宇宙の夢の視聴者が

全員解脱したというような事態が起ころうものなら、

その次元宇宙は戯作者ごと消滅してしまう、

なんてことにもなりかねない。(*^_^*)

そこではもう

捏造された架空の問題は視聴者を確保できなくなる。

問題自体が存在できなくなるわけです。

そんな作り話に興味を持つ者がいなくなった。

つまり、

“誰もいなくなった”というわけです。(^_-)

それが現代物理学で言うところの、

また地球の天文学者たちが最近写真撮影に成功したという、

「ブラックホール」に当たるかどうかは知りません。

まあ、

地球では「ブラックホール」の存在を

確認したと言って喜んでいて、

その「ブラックホール」に呑み込まれる心配を

している人はまだいないようだから、

この次元宇宙の作り話の評判は上々です。(^_-)

まだまだ“誰もいなくなる”心配などありません。

とはいえ、

事実は、じつは誰もいません。

わたしが見ている夢があるだけです。

そこには誰もいない。

にもかかわらず、

その現象世界にまだまだ問題を感じて、

興味を持ちつづけている架空の誰かさんが

存在しているつもりでいるというわけです。

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 ひとたびあなたが知覚可能、想像可能なものは
 あなた自身ではありえないと理解するならば、
 あなたはあなたの想像から自由になる。
 すべてを欲望から生まれた想像だと見ることは、
 真我の実現に必要不可欠なのだ。
 私たちは注意の欠如から実在を失い、
 過剰な想像から偽りを生みだすのだ。

 『私は在る』(p507)
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すべては欲望から生まれた想像です。

その欲望が投影している

現象世界に問題はありません。

それは有能な戯作者の傑作でしょう。

なにしろ今もこうして

わたしが関心を向けているのだから。

そんな娯楽でもてなされているわたしとは誰か?

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 それ自身を創造と同一化することは、
 創造的想像の本性なのだ。
 あなたは注意をそらすことで、
 あるいは究明することによって、
 いつでもそれを止めることができる。

 『私は在る』(p362)
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わたしは注意をそらすことで、

あるいは究明することによって、

いつでもそれを止めることができる。

こういうことを十年来引用してきています。

まだしばらく……。(-_-;)

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.編集後記:
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意志だけで書いています。(^_-)

いや、それとも意地か惰性か……。

まあ、そういうことが起こっています。

ピノキオはまだ入った劇場から出てきていない。

今日もすっかり暗くなりました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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