home > 通信 >『アセンション館通信』第847号:同じ行為は続くのです



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2020/07/12(第847号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称するあるパターンに
浮上している夢の場面の報告です。

 私があなたに言えるたったひとつのことは、
 あなたができるたった一つのこともないということです。
 なぜなら、その「あなた」は消えなければならないからです。
 でも、その「あなた」は「あなた」を消せないのです。
 『意識は語る』(ラメッシ・バルセカール)
 
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在517名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.同じ行為は続くのです

2.編集後記
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■ 1.同じ行為は続くのです
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突発的な集中豪雨というのがあります。

登山口に近い山麓の集落のここは、

ときとしてそれが凄まじいです。

ついさっき、

かなり近いところに雷が落ちました。

PCをシャットダウンして、

電源を抜きました。

一瞬前のことなどまるで忘れたように

今は静かになっています。

なのでまたPC電源を入れたわけです。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と“「私は在る」噺”に

お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

時間は(観念としてしか)

存在しないそうですから、

この今の瞬間も、

一週間前の今の瞬間も、

また一年前の今の瞬間も、

すべて今この瞬間にあるのでしょうね。

物理的現象世界にフォーカスしている

われわれには理解しがたいことですが、

信じられないようなことを

信じたがるpariパターンとしては、

そういうものなのだろうと思ってしまいます。

そして時間も空間も

(観念としてしか)存在しない

ということを前提にするなら、

そもそも

物語というものは成り立たなくなります。

するとそれに応じて、

物語とか文脈とか言った

構造に根拠を置かざるをえない「意味」もまた

存在できなくなります。

このことの包含が実質的に了解されたら、

そもそも言葉を綴ったりする

動機は存在できなくなるでしょうね。(*^_^*)

pariパターンの場合は、

またそこまでの理解が浸透していないので、

こうしてまた意味もないよしなしごとを

書き綴ったりしています。(^_-)

相変わらず時間があると

ラメッシ・バルセカールの

『意識は語る』の

どこかここかを開いては眺めています。

(いま、

 ガラス戸越しの目の前に

 子鹿がやってきて草を食んでいました。

 なんか平和な感じ。(*^_^*) )

このごろ本を開くとき

たいていそうなのですが、

最初に開いたそのページで

深く入ってくる言葉に出会うことがあります。

たとえば、こんな感じです。

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 【質問者】
 人がますます解体の感覚を感じ始めるとき、
 それは敗北感のようなものですか?

 【ラメッシ】
 敗北ではありません。
 受容の感覚、
 途方もない自由の感覚があります。
 あなたは想像できますか?
 あなたは自分が重荷と
 すべての責任をもっていると考えています。
 それからあなたは、
 この肉体精神機構の反応にもとづいた
 同じ行為が起こり続けることを理解します。
 同じ行為は続くのです。
 起こることになっているものと
 闘うためにあなたが何をしても、
 それはまだ起こるのです。
 あなたがこれを深く理解するとき、
 あなたは途方もない自由の感覚をもちます。
 「何が起こることになっていても、
  それは起こるのだ。
  どうして私が心配するべきだろうか!
  私にできることは、
  何であれ今やっていることだけだ」
 あなたは責任感をもって、
 ──もしそれがあなたの性質なら──、
 でも自分の行為の結果に対して、
 自分は何のコントロールも
 もっていないことを知りながら
 行動し続けるのです。
 理解し受容する基本的ポイントは、
 あなたが何をしても、
 結果はあなたの手中にはないということです。

 『意識は語る』(p480-481)
──────────────────

> 【質問者】
> 人がますます解体の感覚を感じ始めるとき、
> それは敗北感のようなものですか?

解体の危機に晒されたとき、

エゴは敗北感を味わうのですか?

という質問でしょうね。

> 【ラメッシ】
> 敗北ではありません。
> 受容の感覚、
> 途方もない自由の感覚があります。

いえ、実際に起こるのは

敗北感ではありません。

そこにあるのは受容の感覚、

重荷が取り除かれたことを理解した

途方もない自由の感覚です。

> あなたは想像できますか?
> あなたは自分が重荷と
> すべての責任をもっていると考えています。

わかりますか?

想像してみてください。

いま現在のあなたは

自分に起こることの全責任は

自分にあると思っています。

あなたはすべての重荷を負って

その重圧を感じているわけです。

> それからあなたは、
> この肉体精神機構の反応にもとづいた
> 同じ行為が起こり続けることを理解します。
> 同じ行為は続くのです。
> 起こることになっているものと
> 闘うためにあなたが何をしても、
> それはまだ起こるのです。

ところが

その重圧に押しつぶされそうに

なっていたあなたに、

ある理解が明け染めるのです。

それは自分が何をどう努力しようと、

どんなことを理解しようと、

自分というこの肉体精神機構は、

起こってくるすべての変化に対して

自分が担ったDNAと条件づけにもとづいて

これからも反応し続けることは間違いない。

それを避ける方法はないのだと。

自分がその時々に

これまでと同じように反応し、

行為し続けるだろうことは明らかです。

これまでそうだったように、

これからもその同じような反応、

同じような行為が起こり続けるでしょう。

起こることになっていることが起こるのです。

あなたがそれを

自分に都合に合った別のものにしようと

どんなに努力しても、

これまでもそうだったように、

これからもあなたは自分の行為の結果を

コントロールすることはできません。

あなたが望むような結果は

起こるかもしれないが起こらないかもしれない。

いずれにせよ、

自分の行為の結果をコントロールすることは

あなたの能力の範囲を超えている。

> あなたがこれを深く理解するとき、
> あなたは途方もない自由の感覚をもちます。
> 「何が起こることになっていても、
>  それは起こるのだ。
>  どうして私が心配するべきだろうか!
>  私にできることは、
>  何であれ今やっていることだけだ」

このことが深く理解されると、

あなたはこれまで自分が背負っていた責任感が

まったく無用で不必要なものだったことを理解して、

途方もない自由の感覚をもちます。

「そうか!

 何であれ起こることになっていることが

 起こるのだ。

 わたしがどんなに心配しようと、

 起こるべきことに逆らってどんなに奮闘しようと、

 その葛藤自体も含めて

 それこそが起こるべきことだったのだ。

 それが全体の機能の中で

 わたしが担っていた非個人的役割であり、

 わたしが果たすべき非個人的機能だったのだ。

 いずれにせよ、

 起こることになっていることが起こる。

 だとすれば、

 わたしがさらにその上に

 何を心配する必要があるというのだろうか!

 わたしにできるのは、

 これまでと同じことをやることだけだ」

> あなたは責任感をもって、
> ──もしそれがあなたの性質なら──、
> でも自分の行為の結果に対して、
> 自分は何のコントロールも
> もっていないことを知りながら
> 行動し続けるのです。
> 理解し受容する基本的ポイントは、
> あなたが何をしても、
> 結果はあなたの手中にはないということです。

あなたはこれからも

これまでと同じように、

あなたふうに反応し続けるでしょう。

あながた優しい人格なら

同じように優しく振る舞うでしょうし、

あなたが辛辣な人格なら、

同じように辛辣に振る舞うでしょう。

あなたが世渡りに器用な人なら、

これからも器用に振る舞うでしょうし、

不器用な人なら

これからも不器用に振る舞うでしょう。

しかし

その自分の行為の結果に対して

どんな支配力ももたないことを知りながら、

あなたは行動し続けるのです。

そして

そのあなたが理解しているのは、

あなたが何をしようと、

それは全体の働きの中での

非個人的機能を果たしているだけで、

その結果はあなたの手中にはないということです。

まさに御心が為されているのです。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.編集後記:
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相変わらず

まだ降り続いています。

今日は明るいうちに終えました。

ではまた。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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