home > 通信 >シッダラ・メシュバールの言葉:『アセンション館通信』第876号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2021/01/31(第876号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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★★しばらく消えていたサイト「アセンション資料館」
  【https://www.ascensionkan.com/】が準備できました!★★

◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人pariと称する
ある夢の登場人物に浮上している夢の場面の報告です。

 非現象が私たちの本質であり、現象は意識の中で私たちが
 分離した対象物として見えるものである。
 (『ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの』)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在508名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.シッダラ・メシュバールの言葉

2.編集後記
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■ 1.シッダラ・メシュバールの言葉
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今日は雲ひとつない晴天。

外でフェンスのペンキ塗りをしました。

夢の中でとても恵まれている。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”にお付き合いいただく

今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

このメルマガを創刊する前から

ありがたいことに無料で自分のサイト空間を

利用させてもらっていました。

ありがとうございました。m(_ _)m

そのサーバーが維持されないことになって

しばらく別のレンタルサーバーで、

臨時のURLで表示していたりもしたのですが、

やっとドメインを持つことにしました。

大昔の古代遺跡みたいなサイトを

こんなふうにそのままで表示しています。

「アセンション資料館」
https://www.ascensionkan.com

しばらくぶりに眺めてみて

こんなページに行き当たりました。

「随想の部屋」というコーナーがありますが、
https://www.ascensionkan.com/view/

中に「わがふるさと」というページがあります。

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 世界は華麗にきらめく空虚なショーだ。
 それは在り、しかもそれはない。
 私が見たいと欲し、
 それに参加したいと望むかぎり、
 それはそこに在る。
 私が気にかけるのをやめるとき、
 それは溶け去る。
 それは原因がなく、
 何の目的にも仕えない。
 それは私たちが放心しているときに起こる。
 まったく見たとおりに現れはするが、
 そこには何の深みも意味もない。
 ただその傍観者だけが実在なのだ。
 彼は真我ともアートマとも呼ばれる。
 真我にとって世界は、
 それが続くかぎり楽しみ、
 終われば忘れられてしまう、
 ただの色鮮やかなショーにすぎない。
 何であれ、
 舞台の上で起こることが
 彼を恐怖で身震いさせようと、
 あるいは笑い転げさせようと、
 常に彼はそれがただのショーだと知っている。
 欲望や恐れなしに、
 彼は起こるがままに楽しむのだ。
 
 『私は在る』(p196)より (2008/2/6)  
 https://www.ascensionkan.com/view/my_longing.html
──────────────────

(-||-)

いまから12年ほど前に

ここにアップしたマハラジの言葉です。

タイトルは【わがふるさと】としましたが、

もちろん、実質的な意味は

【わがあこがれ】

とでもするべき内容です。

当時は自分の実際状態とは

隔絶した心境だと思っていました。

こんな気持ちで現象世界を眺められたら…。

という思いでした。

でも、今眺めていて、

どの言葉にも今の自分の気分と

それほどの隔たりとか

違和感は感じませんでした。

もちろん、

> 私が気にかけるのをやめるとき、
> それは溶け去る。

というような実力はないので、

「0」か「1」かというなら、

むろん「0」でしょう。

でも、

そういうことを気にしなければ、

その他の部分に関しては、

まあ似たような気分とも言える。

こんなメルマガでも続けて書いていれば

そんな副作用もあるということなのか。

メルマガなど書いて防衛をして

言葉のエネルギーの浸透を遮らなければ、

もっと素直に浸透しただろうに

ということなのか。

まあ、

何かをできる独立した実体など存在しないのだから、

起こることが起こっているのだと思います。

──────────────────
 どこであろうと、
 それが導くところ、それは夢だ。
 夢を超えていこうとする
 考えそのものが幻想なのだ。
 なぜどこかへ行かなければならないのか?
 あなたはただ
 世界という夢を見ているのだ、
 ということを悟りなさい。
 そして、出口を探すのはやめなさい。
 夢があなたの問題なのではない。
 問題は、
 あなたが夢のなかのある部分が好きで、
 別の部分が嫌いだということだ。
 すべてを愛すがいい。
 あるいは何も愛さないことだ。
 そして不平を言うのはやめなさい。
 あなたが夢を夢として見たとき、
 為すべきことはすべて為し終えたのだ。
 
 『私は在る』(p135)
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マインドが死んでいないかぎり、

考えることは起こるのでしょう。

でもそこで起こる思考を

手柄にしようとする自分も

あまり立ち上がってはこないようです。

マハラジのグルの

シッダラ・メシュバールが、

最初の出会いでマハラジに伝えた言葉を

ラメッシ・バルセカールは

『意識は語る』の中でこう描写しています。

──────────────────
 「すべては夢で、
  非個人的出来事で、
  あなたは全体が機能するための
  単なる道具にすぎず、
  独立した実体としての
  どんな『あなた』もいない」
 と言ったのを聞いたとき、
 それを受け入れたと言いました。
 それについて
 何の疑問ももたなかったのです。
 こういうことは
 非常に稀にしか起こりません。
 私の場合、
 そういった受容性はありませんでした。
 
 『意識は語る』(p394)
 https://amzn.to/3gsVHcj
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わたしは、

このマハラジのグルの

シッダラ・メシュバールが使った

この道具という観念がとても好きです。

とはいえ、

Oshoの弟子になるために

インドに出かけた頃のわたしが

もし

> 「すべては夢で、
>  非個人的出来事で、
>  あなたは全体が機能するための
>  単なる道具にすぎず、
>  独立した実体としての
>  どんな『あなた』もいない」

という言葉を聞かされたら、

もしかしたら、

資質としては自分にとても向いている

この言葉の意味が

まったくわからなかったかもしれない、

という想像も浮かびますが。(*^_^*)

でもこうして、

Osho言葉を読み、

ナンダンから『私は在る』を譲り受け、

こうして、

セイラー・ボブ・アダムソンや

ラメッシ・バルセカールや、

その他の西洋の先生たちの本に触れた今、

シッダラ・メシュバールが使った

この素朴極まりない観念は、

pariという肉体精神機構にとっては

まさにそのものずばりの

うってつけの言葉という感じです。

もちろん、

これが悲しみの星テラでの

言葉でなかったら、

ミナミAアシュタール的な

表現もありうるとは思いますが。

覚者たちが言うように、

そこで使われる方便はすべて観念です。

言葉による想像の中で

迷子になってしまって、

自ら仮想の実体に同化した意識を

言葉の魔法から解くために

使われる観念です。

マハルシのいう「刺抜きの刺」。

意識の海は

様々の内容物(観念)を生み出しては

飽きることがないようです。

このちっぽけな表現も

その一部なのですから。

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.編集後記:
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今回は

夕食前に書いた部分は

すべて消してしまって、

結局、こんなふうになりました。

でも、好きなんでしょうね。

こうして続いている。

もう暗くなりました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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