home > 通信 >現象世界に構造はあるか?:『アセンション館通信』第888号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2021/04/25(第888号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

 〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショー生み出し、
 それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
 それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
 それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
 (『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
 
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在504名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.現象世界に構造はあるか?

2.編集後記
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■ 1.現象世界に構造はあるか?
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今日はお天気。

とはいっても空は薄雲に覆われていて

穏やかな春の一日です。

このごろは休みというと

あちこちペンキ塗りをしていて、

今日はスチールの白い物置を

ダークブラウンに塗り直しました。

他の誰も気にしない自己満足の変化です。

相変わらず飽きもせずに

恵まれた状況を夢見つづけています。

夢見られたpariさんも

楽になりつつあるのでは。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人pariとの

一体化が緩みはじめている意識です。

<何故にすべては始まってしまったのか?>

とかいう大層な疑問を抱えて

包括的「意味」を求めさせられていたころ

pariは“世界”には“構造”というものが

当然あると思っていました。

“全体”があれば“部分”もあり、

そこには「包含関係」はあると考えていました。

当時は「正しい考え」や「間違った考え」というのは

あると思っていたでしょうね。

でもやがて

そういう考えの根拠は怪しく思われはじめた。

そしてやがて

「正しい考え」や「間違った考え」と断定する

基準は存在し得ないのではないかと。

こういうことを考えるとき、

何かを勉強しようというような感じは起こらず、

ただ自分の“感情論理”だけによって

考えていたようです

まあ、そういうタイプの個性だったのでしょう。

そして、たとえいろいろな「概念」を、

“正しい概念”“間違った概念”と断定する

基準は存在し得ないとしても、

それぞれの“概念”間には

集合論的な包含関係はあるはずと

というふうに思われていたようです。

ミナミAアシュタール情報によれば、

思考(エネルギー)は波動だそうですから、

この“概念の包含関係”というのは、

もしかしたら波動の包含関係なのかもしれません。

つまり、

より軽い波動エネルギー(の思考)の方が

より重い波動エネルギー(の思考)を

包含する(包み込む)ことができる、というような。

しかし、包含関係はありえても、

それは現象世界のいわゆる“構造”とは

違うように思われます。

たとえば、

いま地上世界には

「環境問題」というのがあります。

pariもひところ盛んに

「環境問題」を考えさせられたものです。

人間の経済活動という部分最適化系に対して、

生命世界(地球生態系や肉体)の有機系

といった概念装置を使って……。

なので、高木善之さんの「地球村」の活動などには

とても感心していました。

でも、人と交わるタイプではないので、

本を読み講演会に出かけたことがある程度ですが。

またアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が主演し、

ノーベル平和賞の授与にまでつながった

『不都合な真実』というドキュメンタリー映画は

とても感心して見ていた口でした。

でもその後いろいろ噂も聞くようになって、

かなり誇張した面もあるらしいと知りました。

ところがあるときユーチューブで

武田邦彦さんの話を聞いて驚きました。

「アルキメデスの原理」を知っていれば、

氷山がいくら溶けても海面上昇など起こらないのは

中学生でもわかることだ、というのです。

いやはや、恥ずかしい。(*-_-*)

【気候変動の原因は本当にCO2?
 定説に疑問を投げる懐疑論者たち】
https://bit.ly/32LZgoW

というページがあります。

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 登山ガイドであり世界的に著名な雪崩専門家である
 ヴェルナー・ムンターさんは
 
 「気候変動の原因は人間」という理論に公然と
 異議を唱えるスイスで数少ない人の一人だ。
 ……
 ムンターさんによれば
 空気中のCO2濃度は極めて少なく(0.04%)、
 そのうちのたった5%が人間の活動によるものだという。
 フリブール大学生誕125周年記念行事で行った公演で、
 彼は疑問を投げつけた。
 「この量で気候変動の原因になり得るだろうか?」
 
 ムンターさんはCO2に温室効果があるとも考えていない。
 根拠として、
 米物理学者ロバート・W・ウッドの研究を挙げる。
 「100年以上前から、温室効果はないことが分かっている。
 (地球と)ビニールハウスを比べるのは物理的に間違っている」
──────────────────

そういえば、

ご自分でも地球温暖化の数式計算に挑戦した

ことがあるという先程の武田邦彦さんは、

これは科学的にはとても高度なむずかしい問題で

とても高校生レベルの数学・物理学の能力で

扱えるようなものではない。

子供が役者として出てきた時点で、

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)には

もう他に(つまり感情を揺らす以外に)

使える手段がないからだろう、

とおっしゃってましたね。

まあ、そんな感じで、いろいろな観念が

交錯しているだろうけど、それでも、なんとなく、

物理的現象世界には一定の“構造”というのはあって

一種の内部的整合性みたいなのはあるのだろう……

という感じを持っていたわけです。

そして、今度は

ミナミAアシュタール情報に出会わされたわけです。

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「こんにちは
 
 こうしてお話しできることに感謝します。
 
 
 どこからお話ししましょうか?
 
 まず、あなたの世界は、あなたしかいないのです。
 
 イヤ、まわりにたくさんの人はいます。
 
 植物も、動物も、たくさんいますよ・・
 というエネルギーが飛んできますが、
 
 それは、
 あなたが他の存在とリンクしているから
 
 居るように思うのです。????ですね。
 
 あなたの世界は、あなたしかいないのです。
 
 そして、あなたが創っている世界なのです。
 
 だから、あなた以外のことを
 心配する必要はないのです。
 
 例え、テラの上の存在が
 すべていなくなったとしても
 
 それはあなたには関係ないことなのです。
 
 アシュタールは
 なんて冷たいことを言うのですか?・・
 と怒りのエネルギーも感じますが、
 
 あなたは現実というホログラムを
 遊んでいるだけなのです。
 
 そのホログラムはあなただけのものです。
 
 そして、他の人も
 その人のホログラムの中で遊んでいるのです。
 
 ひとりずつが、
 とても精巧な3Dメガネをかけていると
 イメージしてください。
 
 その3Dメガネをかけて、
 バーチャルリアリティの
 ゲームを楽しんでいるのです。
 
 そのゲームのシステムは
 テラで遊ぶとき用のものです。
 
 テラにはテラの遊び方があります。
 
 たとえば、時間と空間という制約があって
 年をとっていくと髪が白くなったり
 
 ある程度の時間を過ごすと
 そのゲームから出るというものです。
 
 他にもいろいろありますが、
 基本的なシステムはそのようなものです。
 
 そのシステムに同意して、
 あなたはあなたの
 3Dのゴーグルをつけて
 テラの遊びに参加したのです。
 
 たくさんの人
 (人だけではなく、動物も、植物も
  テラに住むすべての存在)が
 
 一緒にゲームをしているということです。
 
 そして、
 あなたが一緒に遊びたいと思う人と
 リンクをつなげるのです。
 
 どちらも同意した時だけ
 リンクをつなげることが出来ます。
 
 勝手に、一方的に
 リンクをつなげることは出来ません。
 
 そして、リンクをつなげると、
 その人はあなたの
 バーチャルリアリティーの中に
 登場するということになります。
 
 こうして、あなたは
 あなたが同意した人(存在)たちと
 
 リンクをつなげて、
 その人(存在)たちと一緒に遊んでいるのです。
 
 そして、どちらかが、
 もうあなたとゲームをするのはやめます・・
 
 といってリンクを切れば、
 その人はあなたの
 
 バーチャルリアリティーからいなくなります。
 
 ゲームの利用時間制限が来て、
 ゲームをやめることもあります。
 
 それを、
 あなた達は”死”と呼んでいます。
 
 ゲームの制限時間が来て、
 3Dのゴーグルをはずすと、
 
 いままで体験していた、
 遊んでいたバーチャルリアリティーから
 
 離れることになります。
 
 でも、
 あなた自身は何も変わりません。
 
 ただ、
 遊んでいたゲームをやめただけのことです。
 
 あなたの世界は
 あなたが3Dのゴーグルで見ている
 バーチャルリアリティーの世界だけなのです。
 
 他の人のゴーグルをつけることは出来ません。
 
 他の人も、
 あなたのゴーグルをつけることは出来ないのです。
 
 何が言いたいかというと、
 あなたの世界が終わるとき
 (あなたがゴーグルをはずしたとき)
 
 あなたはそのゲームとは
 関係なくなるということです。
 
 分かりますか?
 
 あなたがそのゲームを終えた後、
 
 そのゲームがどうなったか
 心配する必要はないということです。
 
 心配しても、あなたにはもう
 ゲームに関わることは出来ないのです。
 
 そして、システムは変わります。
 
 少しずつ変わることもありますが、
 大きく変わることもあります。
 
 システムが大きく変わると、
 そのシステムと合わない
 
 何だかつまらないと思う存在たちは、
 ゴーグルを脱ぎます。
 
 そして、もし、一時的に
 テラで遊ぶ存在が減る?居なくなる?
 としても、
 
 また違う存在たちが、遊びに来るのです。
 
 またテラでは、
 違うゲームを楽しむ存在たちが
 
 たくさん遊びに来るということです。
 
 そのゲームは、
 あなたには関係のないゲームなのです。
 
 伝わっていますでしょうか?
 
 ですから、
 あなたがテラのことを心配する必要もないし、
 
 他の人のことを心配する必要もないのです。
 
 他の存在は、その存在が決めます。
 
 ましてや、そんなに大きな範囲で
 
 (人類やすべての存在が滅亡するのではないか?)
 というところまで
 
 あなたが心配して
 不安になる必要はないということです。
 
 そんなに大きな範囲で心配したり、
 不安になるよりも
 
 まずあなたのゲームを
 どう楽しむかということに
 
 フォーカスしてください。
 
 テラのゲームを
 楽しみたくて来ているのですから
 
 いまのテラのゲームを楽しみ尽くしてください。
 
 あなたの世界は、
 いまあなたが見ているホログラムなのです。
 
 あなたがあると思っている世界は、
 それは記憶や予測、
 
 そして、
 あるよと教えられて信じてしまった物だけです。
 
 テレビの中の世界のように、
 
 あなたの世界には関係のない世界なのです。
 
 テレビを見なければ、
 それはあなたには無い世界なのです。
 
 そして、テレビの中の世界は、
 
 バーチャルの中の
 バーチャルだということです。
 
 こんなにリアルな現実を
 バーチャルリアリティーだと言われても
 
 信じられな〜いって思うと思いますので、

 今日はこんな話もあるんだな・・
 
 程度のお読みいただければと思います。

 あなたに愛をこめてお伝えいたします」
 
 http://5am5.blog.fc2.com/blog-entry-2681.html
──────────────────

……。

今この地球世界に来ている存在たちが、

それぞれの興味と観念で、

自分の現実を創造している……。

いわゆる人間のマインドは

一日で5万もの想念をスキャンするとも言われます。

そして一瞬ある想念に関心を向けたら、

そこにひとつの小さなシャボン玉、

いわば潜在的現実の種みたいなものが発生するのだとか。

でも多くの潜在的現実の種は

エネルギーを注がれることもなく

そのまま浮遊しているそうです。

そんな小さなシャボン玉が

人間の周りにはたくさん浮遊しているらしい。

関心を向ければそれは現実として

目の前に物理化することになる。

もちろん、ヴァーチャルリアリティですが。

そんな潜在的現実の種がゴマンとある。

ミナミAアシュタールが伝える

このような情報は

たとえばpariのようなちょっと変わった個性には

ある意味とても論理的に聞こえるわけです。

しかしもしこのような現実の生成機序を

受け容れることができるとするなら、

現象世界の構造とか、

物理的現象世界内の“構造”とか

物理的現象世界内の論理的整合性など、

はたして考えられるものでしょうか?

これは“心理的妥当性”だけを目安に生成される

“観念的正しさ”以上のものであるはずがない。

つまり、これは寝ているときに見られる夢と

同じ機序で生成されるものだということでしょう。

明らかに、現実とは、

見ている個人(が抱える観念)との整合性、

言い換えるなら、

見かけの個人の“心理的納得”だけを目安に

塩梅・生成されている。

まさに娯楽以外の何ものでもない。

“自分”が納得できる現実だけを、

“個人”は見せられることになる、

ということです。

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 質問者
 夢は考えることによって起こるのでしょうか?
 
 マハラジ
 すべては観念の戯(たわむれ)れだ。
 観念化から自由になった状態
 (ニルヴィカルパ・サマーディ)のなかでは、
 何も知覚されはしない。
 その根本となる観念が「私は在る」だ。
 それが純粋意識の状態を打ち破る。
 すると無数の感覚、知覚、感情、観念が
 その後に続いていく。
 それらの全体性が神であり、
 その世界なのだ。
 「私は在る」は観照者として残る。
 しかし、すべては神の意志で起こるのだ。
 
 質問者
 私の意志で、ではないのでしょうか?
 
 マハラジ
 またしても、あなたは
 あなた自身を神と観照者に分割した。
 それらはひとつなのだ。
 
 『私は在る』(p134-146)
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(-||-)

──────────────────
 夢の人生において
 一定の成果をあげる必要はないのだ。
 あるいは、それを高尚なものにしたり、
 幸福で美しいものにしたりする必要もない。
 あなたに必要なことはただ、
 夢を見ているということを自覚することなのだ。
 想像することをやめなさい。
 信じるのをやめなさい。
 矛盾と不調和、虚偽と悲しみの
 人間の状態を見るがいい。
 そして、
 それらを超えていく必要性を見なさい。
 無限の空間のなかに
 微小な意識の原子が浮遊している。
 そして、
 宇宙はそのなかに包含されているのだ。
 
 『私は在る』(p277)
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 解放への道には何も立ちはだかっていない。
 そしそしてそれは
 今ここで起こることができる。
 だが、
 あなたはほかのことにもっと興味がある。
 そしてあなたはその興味と
 闘うことはできないのだ。
 あなたはそれとともに行き、
 それを見抜き、
 それが単に判断と賞賛の誤りであることを、
 それ自体が自ら暴くのを
 見守らなければならないのだ。

 『私は在る』(p475)
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


   ………○…………○…………○………


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すべてここに置いてあります。
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■ 2.編集後記:
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今日もすっかり暗くなりました。

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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