━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2022/01/02(第924号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショー生み出し、
それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
(『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在493名
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◇◇ もくじ ◇◇
1.その瞬間にしかない
2.編集後記
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■ 1.その瞬間にしかない
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みなさま
明けましておめでとうございます。
新しい年になりましたね。
何が明けるのかはわからないにしても、
日々新なりということに間違いはありません。
今年もまたお付き合いいただけると
嬉しいです。
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”と
“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。
『アセンション館通信』配達人のpariです。
今となっては去年の暮ですがほぼ一週間をかけて
敷地内の西端に並んでいた五本の杉の樹を
すべて伐採し終えました。
一本一本のことを思い出します。
やはり最初の一本を伐採し終えたときが
一番大きな自信の基盤となった瞬間でした。
その杉は五本の中で二番目に大きな木でしたが
意外と真っ直ぐに倒れてくれた。(-||-)
同じ天に向かって一直線に伸びていても、
一本一本、微妙に重心が異なります。
こちらの都合としては北側に向かって
鹿留(シシドメ)の防御柵の内側に倒れてほしい。
しかし個々の杉の樹は
そんなこちらの都合に合わせて伸びてはいません。
彼らなりの個々の立地環境のなかで
微妙なバランスを取りながら成長してきたのです。
少し離れて立ち姿を見れば、
重心の方向が見当がつくこともあります。
見ただけではちょっとわからないこともあります。
五本すべてを切った今になってみれば、
一本一本がじつに絶妙の順番で
並んでいてくれたような気もします。
これが他の順番だったら、
すべを伐採することどころか、
伐採そのものを断念したかもとさえ思えます。
特に五本の内二番目に大きな
最初の一本があんなに素直に倒れてくれたことが
その後のプロセスへの大きな自信を与えてくれました。
その杉の場合は購入しておいた安全楔(クサビ)を
使うことすらありませんでした。
北北東に向けた「受け口」の切込みに合わせて
南側からの「追い口」の切込みでは
途中で安全クサビを使うまもなく
チェーンソウは少しも重くならずに
樹が傾く段階まで一直線で行ってしまいました。
ありがとうございました。(-||-)
杉の樹はあるていど大きくなると
下半分以上に枝は生えていません。
それでも上の枝を切り落とすには
切り倒す時間の何倍もかかったものです。
その次の(北側から)二番目の杉は
もしかしたら一番小さな樹だったかもしれません。
でもこれが意外となかなかの難物でした。
こちらが意図する北側の方向へは傾いてくれず、
途中でチェーンソウの刃が重くなり
クサビは思うように刺さってくれず、
北北東側へ倒すのを諦めざるをえませんでした。
さてこれを反対側に倒すとなると
畦畔の斜面と残っている杉の間の
南南西側に倒さなければならない。
邪魔になりそうな南側の下枝を払って準備して
南側に「受け口」を切り込み
北側からの「追い口」の切込みを入れるのですが、
足場は悪いし、なかなか思うように進まない。
そうやっていろいろ足場を変えて眺めているうちに、
むしろ南東に向けて畦畔の側に倒したほうが
樹間の空間に余裕があることがわかった。
それで「受け口」「追い口」ともに
三度目の作戦変更ということになった。
ところがこれもおいそれとは行かない。
「追い口」からの切込みをギリギリまで入れ、
楔を打ち込んでも
なかなかその気になってくれない。
限界まで切り込んだらチェーンソウの上に
杉の樹が座り込んでしまった。(>_<)
挟まったチェーンソウはもうまるで動かせません。
さてどうやって杉を南東側に倒すか?
これはもう杉の上のほうの枝にロープをかけて
南東側に引っ張るしかない。
ナイロンロープに端に石をくくりつけて
畦畔の上から杉の枝の上に向けて投げて
枝に引っかけようとするのだけど
それがなかなか届かないのです。
やろうとしていることと体力との差が大きい。(*^_^*)
カーボーイふうよろしく
ローブをぐるぐる回して放ったりもするのだけれど、
どうしても目的の枝までは届かない。
それで今度はナイロンロープの端に細い紐をつないで
石だけ投げて枝にかけることを思いつきました。
何度かやって今度は成功!(^^)/
手元のナイロンロープを振るわせて
少しずつ細紐につないだ先端の石を揺り降ろします。
下に降りてやっと石を掴んで手繰り寄せ
畦畔を登って南東側に引っ張りました。
いや、全力で引っ張るのだけれど
簡単には倒れてくれません。
ナイロンロープを目一杯伸ばして、
全身の重みをかけて引っ張ったら揺らぐ感触あり。
引っ張って引っ張って引っ張ったら、
ついにゆっくりと倒れてきてくれました。
やー、われながら頑張った!\(^O^)/
あれより下の枝ではとうてい無理だった。
一番小さいと思われた杉の樹でも、
本人の重心に逆らうとなればこれほどの抵抗に遭います。
倒れた杉の上の方の枝を払ってその日はそれで終えました。
次の日はクサビ造りからはじめました。
次のは五本の中でも一番大きな杉の樹だったので
購入済みの小型の安全楔だけでは足りないと思ったからです。
一番背が高いこの樹はいわば今回の作業全体の目標です。
クサビ作りはいろいろ試行錯誤しました。
貰い物の電動ノコギリを使いながら、
けっきょく長目の木のクサビを二本作りました。
万全の準備を整えて臨んだこの樹は、
見上げるたびに堂々とした見事な姿でした。
新たな樹に挑戦するたびにチェーンソウの刃を研ぎます。
こっちの気も高めていかなければならないけれど、
向こうの同意も得てその気になってもらわなければならない。
まあ現実化のための波動の同調段階みたいなもの。(^_-)
こうして臨んだ三番目の一番高い杉の樹は
用意したクサビを使うこともなく、
いっさい手間取らせることなく真っ直ぐに
目指す北北東に向けてドッシーンと倒れ込んでくれました。
何と言ったらいいのか……。
ありがとうございました。(-||-)
この日は午前中に一本処分したので
午後にもう一本挑戦しました。
できれば年を越さないで全部伐採できればと思ったのです。
その四番目の杉はちょっと癖のある姿の樹でしたが、
三本目よりまた少し畦畔側に傾いたけれど
とにかく北北東側に倒れてくれました。
それなりに苦労したはずだけどあまり記憶がない。
畦畔の上り下りに苦労した感じばかりが残っています。
そして翌日最後の一本に挑戦しました。
あとから思うに、この樹は明らかに
北側に向かって倒れるつもりの樹ではなかったようです。
もし最初に挑戦した樹がこの杉だったら
どういうことになっていたか見当もつきません。
この樹を北側に向けて倒すには
それまでの知見と準備をすべて要求していたからです。
「追い口」からのクサビの入り方から察するに、
手作りの二本のクサビがなければとうてい
北側に倒すことはできなかったと思います。
この杉がついに北側に向けて傾いたのは
まさに二本の手作りクサビの間に入れた
安全クサビの打ち込みの力によってでした。
この杉の枝のほとんどすべては南側についていました。
クサビの力でそれを北側に向けて倒したのです。
いろんなことがありますね。
人が個人として生きているかぎり、
人生の各瞬間はさまざまな意味として現象するようです。
でもそれは夢の中の意味にすぎません。
わたしは二十代のあるころ、
人生の意味とはその瞬間が支えた意味以外のものが
あるはずがないという直感的洞察を得ました。
そしてそれが間違いないのだとしたら、
こんなもの要らないではないかとそのとき思った。
いったい、なんのために、
どんな理由があってこういうものがあるのかと思ったのです。
<何故にすべては始まってしまったのか?>と。
そして今になってこう思います。
人生にはそのときのその瞬間が支えた意味しかない。
言葉を換えれば、
人生とはその瞬間が支える意味のために存在している。
敢えて言うならば、そうとも言える。
しかしまた、
それは若さの側から見た一つの見解でもありました。
反対側から見ればその同じ事実は、
その瞬間が支えたその意味はいつでもあるわけではなく、
特別にそのために準備されたその瞬間にしかないのです。
もちろん、そんな一瞬の理解もまた
この瞬間にしか存在しないわけです。
そしてこの瞬間は二度と再び現れることはない。
(-||-)
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あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
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(-||-)
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永久的なもの、
それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
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……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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■ 2.編集後記:
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今日もいい日でした。
今日は晩くなりました。
おやすみなさい。
<(_ _)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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