home > 通信 >何をするかは問題ではない:『アセンション館通信』第925号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2022/01/09(第925号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

 〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショー生み出し、
 それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
 それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
 それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
 (『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
 
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在493名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.何をするかは問題ではない

2.編集後記
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■ 1.何をするかは問題ではない
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風呂上がりで頭髪を完全に乾燥させないまま

DVDを観たりしたものだから、

頭を冷やしてしまったらしく

正月早々ちょっと久しぶりに風邪気味です。(;_;)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

いつも戻ってくるこの本、

ラメッシ・バルセカールの手になる

 『ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの』
 
の最後の方に

「付録1 教えの核心」という章があります。

その中に「霊的修行:意志」

という節があって、

そこの記述に何度となく戻ってきました。
 
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 霊的修行:意志
 
 
 マハラジの言うことにここまでついて来ると、
 たいていの訪問者の反応は驚くほど同じです。
 「あなたが言ったことはとても奥深いですし、
  私はそれを知的に理解したと思います。
  しかし、
  それを実際に経験するために
  人がするべきことは
  まさに何なのでしょうか?」
 マハラジはときには
 自分の落胆を隠すときもありますし、
 またこの質問に
 かっとなって怒るときもあります。
 しかしたいていは、
 その質問に対して次のような
 対抗する質問をして答えます
 ──
 自分が何かをしなければいけないと考える
 この「人」とは誰なのか?
 そして、
 何を達成するというのか?
 いったん実体は単に間違った
 観念にすぎず、
 肉体は他の現象と同様に、
 意識の中の経験にすぎず、
 意志を行使する人は
 誰もいないことが理解されたら、
 誰かが何かをする
 という問題がどこにあるのか?
 理解──直感的認識がすべてである。
 この直感的認識に
 全面的に完全に浸透されることが、
 解放にとって必要な
 すべての「行動」である。
 そして、
 自立した意志をもつ
 独立した実体という間違った観念が
 完全に消滅しなければ、
 どれほどの「行動」も
 それを達成することはできないだろう。
 「私」は
 「自分」の消滅なしに、
 現れることはできない。
 「自分」が消えるとき、
 あなたは私である。
 
 マハラジが言うように、
 もし矢が的に当たったなら、
 もはやどんな質問も
 ありえないことでしょう。
 しかし、
 この事実の直接的直感的認識
 ──矢の飛行──は、
 知的思考による観念化の介入によって
 困難になります。
 知的理解は原因と結果にもとづき、
 それは一時的二元論の一つの面であり、
 観念化はそれにもとづいています。
 その一方、
 直感的理解──直接的理解──は
 原因と結果が一つである永遠です。
 次のような質問へと導くのは知的理解です
 ──
 「もし意志を行使する
  自立的実体が何もいないなら、
  どうやって非意志的生き方は
  達成できるのか?」
 とか、
 「どうやって人はこの世の中で生き、
  行動することになるのだろうか」
 など。
 
 そういった質問が尋ねられるとき、
 マハラジの通常の答えは
 「あなたが私の言っていることを
  本当に理解しているかぎり、
  あなたが何をするかは問題ではない。
  別の言い方をするなら、
  あなたが私の言っていることを
  理解していないとしても(!)
  同様にあなたが何をするかは問題ではない!」
 というものでした。
 明らかに、
 そのポイントとは、
 もし注意深く分析するなら、
 私たちの過去のすべての経験は、
 私たちが考えているように
 私たちによって生きられているのではなく、
 事実は
 人の夢の中にいるすべての登場人物のように、
 私たちのために生きられているということ、
 そしてそれゆえ、
 私たちの人生で意志というものは
 重要な要因ではないことを示している、
 ということです。
 少し考えれば、
 私たちの肉体的ないし有機的機能の
 ごくごくわずかな部分しか、
 自分たちの意志に依存していないことが
 明らかになることでしょう。
 マハラジは尋ねます
 ──
 あなたはどれくらいの間、
 睡眠、食べ物、水なしで
 生きることができるだろうか?
 どれくらいの間、排泄作用なく
 やっていくことができるだろうか?
 あなたは次の五分間さえ生き残るための
 絶対的意志をもっているのだろうか?
 あなたは自分が妊娠されたとき、
 自分の意志を行使したのだろうか?
 そして、
 妊娠された物質が
 母親の子宮の中で成長するときも、
 意志を行使したのだろうか?
 
 『ニサルガダッタ・マハラジが
  指し示したもの』(p335-337)
──────────────────
 

> マハラジの通常の答えは
> 「あなたが私の言っていることを
>  本当に理解しているかぎり、
>  あなたが何をするかは問題ではない。
>  別の言い方をするなら、
>  あなたが私の言っていることを
>  理解していないとしても(!)
>  同様にあなたが何をするかは問題ではない!」
> というものでした。

もちろん、ここで

「問題ではない」と判断されているのは、

自分が「何をすべきか」を模索し、

気にかけ、心配している

偽実体の判断でないことは間違いありません。

「問題ではない」という判断は

もちろん観照される見かけの中に

どんな分離した実体も存在していないことを知っている

マハラジのような覚者の判断でしょう。

まずそれが大前提にあります。

とはいえ、

このマハラジの言葉の前半と後半には

意味の包含において明らかな差異があります。

> 「あなたが私の言っていることを
>  本当に理解しているかぎり、
>  あなたが何をするかは問題ではない。

この言葉の意味は自明です。

私が言った言葉の意味が

あなたという存在の中核を射抜いて

現象という見かけの上での個人に

実際はどんな実体も存在していないことが

直感的に認識されているなら、

あなたが何をするかは問題ではないと。

具体的にどのような行為が喚起されるかは、

その肉体精神器官の性質によることですから。

しかし、この後半部分、

>  別の言い方をするなら、
>  あなたが私の言っていることを
>  理解していないとしても(!)
>  同様にあなたが何をするかは問題ではない!」

このメッセージが意味するところは、

必ずしも自明ではありません。

これは何を意味しているのか?

マハラジはあまり「神」という言葉を使いませんが、

これは、

>  あなたが私の言っていることを
>  理解していないとしても(!)
>  同様にあなたが何をするかは問題ではない!」

なぜなら、それもまた

神の意志が行われているということだから、

ということになるでしょうか。

つまり、

何をすべきかを模索して、

あたふた右往左往するのもまた

神の表現なのだから……ということになるでしょうか。

では、

あたふた右往左往に共振させられている者は

神の犠牲者なのか?

いえ、そこには

意識的な一時的観念が浮上しているだけで、

それ以外のどんな分離した実体も

実在してはいないわけです。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


   ………○…………○…………○………


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■ 2.編集後記:
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今日は少しボーッとしてます。(*^_^*)

今日はまだまだ明るいです。

それではまた。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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