home > 通信 >本当の解放とは:『アセンション館通信』第942号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2022/05/08(第942号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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 ☆☆   ☆☆   https://www.ascensionkan.com
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

 〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショー生み出し、
 それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
 それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
 それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
 (『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
 
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。
──────────────────
◇◇ もくじ ◇◇

1.本当の解放とは

2.編集後記
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■ 1.本当の解放とは
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はっきりしない天気というか、

昔は好きだと言っていた曇天です。

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

注意が気分に向かっているかぎり、

こうして何度も何度も

“自分”がどんな気分であるのかを

確認しようとするものです。

まるでそれが何事かであるかのように。

気圧のせいかどうかはわかりませんが、(*^_^*)

今日は久しぶりに

マハラジの辛口な言葉が聞きたくなりました。

ずっと以前にもいちど触れたようですが、

そんなことは関係ない。

今日はジーン・ダン編集による

『意識に先立って』から
https://goo.gl/pWqC7d

マハラジの言葉をご紹介したいと思います。

(相変わらず

 常識の範囲を超えた長い引用ですが、

 これが本書の出版に関われた方々の

 ご迷惑になる無断引用ではなく、

 本書の販促に貢献する

 無料宣伝となることを願っています。(-||-) )

この対話はこんな質問から始まります。

──────────────────
 
 一九八一年一月六日
 
 質問者
 死後、私は他の人たちが光に到達するのを
 助けることができますか?
 
 マハラジ
 死んだあと、
 あなたは自分が存在していることを
 覚えていないことだろう。
 あなたは死とは何かを知らなければならない。
 あなたは死後の存在について話しているが、
 何かの過去世を覚えているのだろうか?
 
 質問者 前回の人生で、私はある島にいて
     他の人々を助けていました。
 
 マハラジ
 あなたはその時の
 自分の両親を覚えているのかね?
 
 質問者 いいえ。
 
 マハラジ
 あなたがそこで生まれたという
 証拠は何だろうか?
 
 質問者 わかりません。
 
 『意識に先立って』(p218-219)
──────────────────

> 質問者
> 死後、私は他の人たちが光に到達するのを
> 助けることができますか?

まあ、

奇特というか、おせっかいというか、

こういう願いを持つ方もいるんですね。

マハラジはこの方に、

こんなふうに語りかけます。

──────────────────
 マハラジ
 こういったことは、
 ただあなたに起こった想像、幻想、
 概念にすぎない。
 もし死ぬときに意識が
 非常に力強い概念を楽しめば、
 意識はその特別な概念を創造することができる。
 死ぬとき、
 その人が別の場所での人生を想像するとしたら、
 意識は似たような状況を創造することだろう。
 しかし、
 意識の領域は永遠ではない。
 意識は偽物だ。
 こういったすべてのことは意識の領域の幻想だ。
 
 質問者 意識は常に顕現するのですね?
 
 マハラジ
 一欠片の空間が手に入るときだけ、
 意識はそこにあることだろう。
 
 質問者 このことを理解するために、
     隠遁することは役に立ちますか?
 
 マハラジ
 そのとおりだ。
 
 質問者 日常生活をやめるということでしょうか?
 
 マハラジ
 そういうことではない。
 あなたは自分の家庭生活をやめる必要はない。
 
 質問者 では、どんな種類の隠遁でしょうか?
 
 マハラジ
 こういった
 大勢の人たちの間にいるときでさえも、
 単独でいなさい。
 自分自身の真我の中に留まっていなさい。
 注意を自分の真我に集中しなさい。
 
 『意識に先立って』(p219-220)
──────────────────

> こういったことは、
> ただあなたに起こった想像、幻想、
> 概念にすぎない。

マハラジの言葉に触れてきた人には

違和感のない言葉です。

> しかし、
> 意識の領域は永遠ではない。
> 意識は偽物だ。
> こういったすべてのことは意識の領域の幻想だ。

【意識は偽物だ】とは、

おそらく

マハラジの口から以外は聞けそうもない

痛烈な言葉ですね。

> 質問者 意識は常に顕現するのですね?
> 
> マハラジ
> 一欠片の空間が手に入るときだけ、
> 意識はそこにあることだろう。

こういう問答も、

意識の顕現を望ましいこととして

期待しているマインドが聞くのか、

そうでないマインドが聞くのかで

意味合いは変わってくるのでしょう。

> 質問者 このことを理解するために、
>     隠遁することは役に立ちますか?
> 
> マハラジ
> そのとおりだ。

これ、ドキッとしますよね。(^_-)

> 質問者 日常生活をやめるということでしょうか?
> 
> マハラジ
> そういうことではない。
> あなたは自分の家庭生活をやめる必要はない。

ホッとしたりして。(*^_^*)

> 質問者 では、どんな種類の隠遁でしょうか?
> 
> マハラジ
> こういった
> 大勢の人たちの間にいるときでさえも、
> 単独でいなさい。
> 自分自身の真我の中に留まっていなさい。
> 注意を自分の真我に集中しなさい。

こういうマハラジの言葉は

何回読んでも華麗にスルーされる言葉です。

「わかりました」

と言って、

聞かなかったことにする。

この言葉を読んだ人の

一万人に一人が、

実際にそれに集中するのでしょう。

次の質問です。

──────────────────
 質問者 知的に理解することなく、
     ただ帰依するだけでは駄目ですか?
 
 マハラジ
 もしあなたがそのように帰依すれば、
 知識がその中から花開くことだろう。
 人は帰依から神に出会うと言われるのは、
 それは人格神にではなく、
 その帰依者自身が知識の中へ、
 深遠さの中へ花開くということだ。
 彼が神々しくなるのだ。
 その神は、
 その帰依者が自分自身を知るかぎり、
 そこにいることだろう。
 そして、
 その帰依者が
 何でもないものの中に静まるとき、
 神もまた何でもないものの中へ静まるのだ。
 最終的な分析では、
 あなたのバランスシートは無である
 という結論に到達しなければならない。
 
 肉体の中で消化された食物の本質から、
 「私は在るという性質」が生まれる。
 現在のあなたの姿は
 この食物という材料の結果だ。
 もし食物がなければ、
 あなたはどこにいるのだろうか?
 
 自分が何かの行為者であるなどと
 間違って主張しないようにしなさい
 ──すべてはただ起こっているだけだ。
 もしあなたが存在しなければ、
 神を含めた
 こういったすべての修行の必要性が
 どこにあるというのだろうか?
 たとえこのことを完全に確信したとしても、
 あなたは何でもないものに帰すのだ。
 それにもかかわらず、
 あなたは臨終のときに
 生き延びるための
 最後の薬の一滴を飲むことだろう。 
 
 『意識に先立って』(p221)
──────────────────

> 質問者 知的に理解することなく、
>     ただ帰依するだけでは駄目ですか?

わたしは

こういう言葉を言えるタイプの

マインドではありませんでした。

マインドは何かを知ることができる

と思っていましたから。

> マハラジ
> もしあなたがそのように帰依すれば、
> 知識がその中から花開くことだろう。

浄土真宗などで言う

「妙好人」に当たる方々でしょうね。

> 人は帰依から神に出会うと言われるのは、
> それは人格神にではなく、
> その帰依者自身が知識の中へ、
> 深遠さの中へ花開くということだ。

そういうことだったんですね。

> 彼が神々しくなるのだ。

それなら言葉として理解可能です。

> その神は、
> その帰依者が自分自身を知るかぎり、
> そこにいることだろう。

そうなることでしょう。

> そして、
> その帰依者が
> 何でもないものの中に静まるとき、
> 神もまた何でもないものの中へ静まるのだ。

もう何も求めてる誰もいないわけです。

> 最終的な分析では、
> あなたのバランスシートは無である
> という結論に到達しなければならない。

なるほど。(-||-)

わたしはまだこのことが

腑に落ちていないから、

こうしてわたしがいるわけですね。(*-_-*)

> 肉体の中で消化された食物の本質から、
> 「私は在るという性質」が生まれる。

そういうことか。

> 現在のあなたの姿は
> この食物という材料の結果だ。

いまのわたしの姿は

この食物という材料の結果です。

これは紛れもないことです。

> もし食物がなければ、
> あなたはどこにいるのだろうか?

マハラジの論理は素朴すぎて

ごまかすことができない。

もし今までにこの身体が

食料にありつけずに崩壊していたら、

わたしがどこに存在するでしょうか?

> 自分が何かの行為者であるなどと
> 間違って主張しないようにしなさい

はい。(*-_-*)

> ──すべてはただ起こっているだけだ。

わたしのすべての思いなど、

神経細胞レベルで起こっている

ただの自然現象にすぎません。

> もしあなたが存在しなければ、
> 神を含めた
> こういったすべての修行の必要性が
> どこにあるというのだろうか?

その自然発生的な現象の一部を

あえて自分のものだと主張する

わたし(誤解)が存在しなければ、

(誤解にもとづく観念の)修行の必要性など

どこにあるでしょうか?

> たとえこのことを完全に確信したとしても、
> あなたは何でもないものに帰すのだ。

そしてたとえわたしが

このことを完全に確信したとしても、

わたしはただ無に帰するだけのことです。

> それにもかかわらず、
> あなたは臨終のときに
> 生き延びるための
> 最後の薬の一滴を飲むことだろう。 

それにもかかわらず、

わたしは臨終のときに

医者が勧める最後の延命薬を飲むでしょうか。(^_-)

それもまた

ただの自然現象にすぎません。

──────────────────
 本当の解放とは、
 自分が何でもないものだと知ることだ。
 あなた自身も含めて、
 あなたのすべての知識は精算される。
 そのときあなたは解放されるのだ。
 もしあなたが、
 自分が何か偉大な行為をしたと考え、
 それから天国へ行くことを計画しているなら
 概念に取り憑かれているのであり、
 解放されていない。
 この知識はグルに帰依する人向きだ。
 そういう人だけが
 この知識を受け取るにふさわしい。
 
 質問者 私たちは長年こういうお話を聞い
     ていますが、決して飽きることが
     ありません。
 
 マハラジ
 これを繰り返し何度も何度も聞くことには、
 そういった魅力がある。
 あなたは言葉を集めて蓄積しているのではなく、
 言葉の衝撃を得て、
 それからそれらを手放しているのだ。
 
 『意識に先立って』(p222)
──────────────────

> 本当の解放とは、
> 自分が何でもないものだと知ることだ。

今回この言葉を聴きたかったのです。

【解放とは、
 自分が何でもないものだと知ること】
 
それ以外ではない。

(-||-)

その他の知識はすべて意識の中の調度。

つまりは、ただのガラクタです。

> あなた自身も含めて、
> あなたのすべての知識は精算される。

思考からなる意識の中の調度は

すべて精算されるのですから。

> そのときあなたは解放されるのだ。

そしてそのとき、

わたしのフォーカスは

否応なく架空の観念から開放される。

> もしあなたが、
> 自分が何か偉大な行為をしたと考え、
> それから天国へ行くことを計画しているなら
> 概念に取り憑かれているのであり、
> 解放されていない。

もしわたしが

意識の大伽藍の中での大いなる旅路、

魂の成長による天国への到達を

計画しているなら、

それはゲームセンターに取り憑かれた

子供と変わらない。

> この知識はグルに帰依する人向きだ。
> そういう人だけが
> この知識を受け取るにふさわしい。

だがこういう知識は

グルに帰依する人向きだ。

そういう人しか

この知識は受け取れないかもしれない。

> 質問者 私たちは長年こういうお話を聞い
>     ていますが、決して飽きることが
>     ありません。

(*@_@*)

> マハラジ
> これを繰り返し何度も何度も聞くことには、
> そういった魅力がある。

たしかに。

(*-_-*)

> あなたは言葉を集めて蓄積しているのではなく、
> 言葉の衝撃を得て、
> それからそれらを手放しているのだ。

そうなのか……。

これも自然現象ですね。

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


   ………○…………○…………○………


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■ 2.編集後記:
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相変わらず

自然現象の一部を

演じさせられています。

見かけの上で

起こるべきことが起こっているだけです。

ありがたいことです。(-||-)

おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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