━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2023/04/16(第991号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショーを生み出し、
それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
(『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。
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◇◇ もくじ ◇◇
1.反応することだけで
2.編集後記
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■ 1.反応することだけで
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今日は朝から雨です。
気温もなんか寒々しい日。
でも眼前に広がる庭のピンクは
いまが一年中でいちばん華やかな時期です。
正面の花桃、眼の前と左側のミツバツツジ。
その手前には白い匂いイリス。
雨上がりの空気感の中でのこの光景。
なんと言ったらいいのか……。
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”と
“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。
『アセンション館通信』配達人のpariです。
みなさま、この永遠の<今>を
いかがお過ごしでしょうか?
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質問者 運命と恩寵は同じなのでしょうか?
マハラジ
絶対的にそうだ。
人生を起こるがままに受け入れなさい。
そうすれば、
あなたはそれが祝福に満ちていることを知るだろう。
『私は在る』(p509)
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運命と恩寵は絶対的に同じもの。
こんな言葉の意味がわかるときが来るなどとは
じつは思ってもいませんでした。
でもいまこうしてこの言葉に触れると、
それ以外にありえないのがわかります。
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世界には何の間違いもない。
誤りはあなたの見方にあるのだ。
あなたを惑わせるのは、あなた自身の想像だ。
想像なしには世界もない。
あなたが世界を意識しているという確信が世界なのだ。
あなたが知覚している世界は意識でできている。
あなたが物質と呼ぶものは意識そのものなのだ。
あなたは、
そのなかで世界が動く空間(アーカーシュ)だ。
あなたは永遠に続く時間だ。
あなたはそれに生命を与える愛なのだ。
『私は在る』(p304)
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これらの言葉のなかで
ここが納得いかないというところがありますか?
ありません。
強いて言うなら、
「あなたはそれに生命を与える愛なのだ。」
とは恥ずかしくて言いきれずに、
「あなたはそれに生命を与える執着なのだ。」
と言って逃げたくなるかもしれないけれど。(^_-)
いずれにせよ、
【世界には何の間違いもない。
誤りはあなたの見方にあるのだ。】
ということに関しては完璧に同意です。
その世界のなかで
マインドだけが落ち着いていない。
そしてあなたはそのマインドを
自分だと勘違いしているのだ。
とでも言ったらいいのか。(*^_^*)
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身体が誕生するとき、
あらゆることが自由に起こる。
そしてあなたは自分を身体だと見なして、
それらに関わっていく。
あなたは映画館でずっと席に座っていて、
画像が光の戯(たわむ)れにすぎないのを
よく知っているにもかかわらず、
画面を見て
笑ったり泣いたりしている人のようなものだ。
その魔力を破るには、
スクリーンから自分自身へと
注意を移行させるだけで充分なのだ。
身体が死ぬとき、
あなたが現在生きている身体的、
精神的出来事の連鎖である人生は終わりを迎える。
それは身体の死を待たずとも、
今でさえ終わらせることができる。
注意を真我に移行し、
そこにとどめておくだけで充分なのだ。
あたかもそこに、すべてを創造し、
動かす神秘の力があるように。
すべては起こるのだ。
あなたは動かす人ではなく、
ただの観察者なのだということを自覚しなさい。
そうすれば、
あなたは平和の内にあることだろう。
『私は在る』(p407)
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けっきょく、
【その魔力を破るには、
スクリーンから自分自身へと
注意を移行させるだけで充分なのだ。】
たったこれだけのことができないばかりに、
自分が【動かす人ではなく、
ただの観察者なのだということ】が
自覚できないわけですよね。
実際は、われわれの状況自体は
マハラジと何も変わらないわけですから。
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私もまたあなたが見ているものを
今ここで見ている。
ただあなたの注意の焦点が間違っているだけだ。
あなたは自分自身を自覚していない。
あなたのマインドは完全に物や、
人や、観念に占有され、
けっして自分自身とともにいない。
自己に焦点を合わせ、
自らの存在に気づきなさい。
自分がどのように行動しているのか見てみなさい。
行動の動機と結果を見守りなさい。
あなたが自分のまわりに、
不注意によって築いてきた牢獄を見てみなさい。
あなたが何ではないかを知ることによって、
あなたは自分自身を知ることになる。
拒否と否定を通してあなたは真我へと帰り着く。
ひとつ明らかなことは、
真我とは想像されたものではない。
それはマインドの産物ではないということだ。
『私は在る』(p25-27)
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【あなたは自分自身を自覚していない。
あなたのマインドは完全に物や、
人や、観念に占有され、
けっして自分自身とともにいない。】
たったそれだけのことなんですね。
たったそれだけのことだけど、
自分の【行動の動機と結果】に無自覚なまま
ただ思考に与えられた餌に反応し続けては、
自分が誰なのかを忘却しつづけ
いつしか途方もない思考の牢獄に囚われている。
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あなたとは執着によって束ねられた
一束の記憶なのだということを理解した上で、
そこから踏みだし、
外側から見てみなさい。
はじめてあなたは記憶ではない何かを
知覚するだろう。
自分個人の関心事に忙しい
某氏として在ることをやめて、
ついにあなたは平和になるのだ。
世界には何も間違ったところがないということを、
あなたは認識するだろう
――間違っていたのはあなただけだ。
そして、それは今終わったのだ。
けっしてふたたび、
あなたは無知から生まれた欲望の網の目に
捕まることはないだろう。
『私は在る』(p408)
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【あなたとは執着によって束ねられた一束の記憶】
こんなにも当たり前のことが語られていたのか!
【そこから踏みだし、
外側から見てみなさい。】
まだ登場人物を真面目にやりつづけるのか。
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何であれ起こることは、あなたによって、
あなたを通して、あなたに起こるのだ。
あなたが
あなたの知覚するすべてを創造する者であり、
それを楽しむ者であり、
破壊する者だということに気づきなさい。
そうすれば、恐れることはないだろう。
恐れがなければ不幸になることはなく、
幸福を探すこともないだろう。
あなたのマインドの鏡のなかで、
あらゆる類の画像が現れては消えてゆく。
それらが
あなた自身の創造物であることを完全に知りつつ、
それらが来ては去っていくのを
沈黙のなかで見守りなさい。
油断してはならない。
うろたえてはならない。
この沈黙の観察が、
ヨーガの根本的な態度なのだ。
あなたは画像を見ている。
だが画像があなたではないのだ。
『私は在る』(p488)
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【何であれ起こることは、あなたによって、
あなたを通して、あなたに起こるのだ。
あなたが
あなたの知覚するすべてを創造する者であり、
それを楽しむ者であり、
破壊する者だということに気づきなさい。】
およそあらゆる現れは
自分の興味のサーチライトが照らし出した
無意識の内容物でしかない。
自分の興味以外に自分にとっての現れを
幻出させているものなど何もない。
【あなたは画像を見ている。
だが画像があなたではないのだ。】
はい。(-||-)
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質問者 霊的な成就のためにあなたが勧める、
私が行くべき特定の場所がありますか?
マハラジ
唯一、正しい場所は内側だ。
外側の世界は、
助けにもならなければ妨げにもならない。
どのような体系的方法も、どのような行動様式も、
あなたを目的地へ連れていきはしない。
未来へ向けてのあらゆる働きかけを放棄しなさい。
完全に、今に集中するのだ。
起こるがまま、人生のあらゆる動きに
反応することだけで関わっていきなさい。
『私は在る』(p351)
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【未来へ向けてのあらゆる働きかけを放棄しなさい。
完全に、今に集中するのだ。】
遅まきながらおっしゃる意味合いが
やっとここまで聞こえてきました。
【起こるがまま、人生のあらゆる動きに
反応することだけで関わっていきなさい。】
ありがとうございます。
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一時性は非実在の最高の証拠なのだ。
時間と空間のなかに限定され、
ひとりの人にしか適用しないものは実在ではない。
実在はすべてのためにあり、
永遠のものなのだ。
ほかの何よりも、
あなたはあなた自身を大切にする。
あなたはあなたの存在を、
何ものとも交換することを許さないだろう。
在ることへの欲望は、
すべての欲望のなかで最強のものだ。
そして、あなたが真我を実在したときだけ、
それは去るだろう。
『私は在る』(p352)
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【一時性は非実在の最高の証拠なのだ。】
それがやっとわかったのです。
【在ることへの欲望は、
すべての欲望のなかで最強のものだ。】
はい。
【そして、あなたが真我を実在したときだけ、
それは去るだろう。】
わかりました。
(-||-)
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あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
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(-||-)
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永久的なもの、
それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
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……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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■ 2.編集後記:
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【未来へ向けてのあらゆる働きかけを放棄しなさい。
完全に、今に集中するのだ。
起こるがまま、人生のあらゆる動きに
反応することだけで関わっていきなさい。】
やっと聞こえました。
運命が恩寵になりました。
ありがとうございました。(-||-)
今日も晩くなりました。
おやすみなさい。
<(__)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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