[別の引用]
わが同胞たちよ、自分が何者かについて、あなたたち一人ひとりが持っている理解は、まさに数千年にもわたって生きてきた幻の積み重ねだ。あなたは単なる人間以上の存在である。ほんの限られた存在でしかない人間という生き物よりも、計り知れないほど偉大なのだ。あなたは神そのものだ。つねにそうであったし、これからもそれは変わらない。あなたはこの地上に幾代にもわたって繰り返し生き、自分から奪われるのを許してしまったある壮大な真理を、再び学ぼうとしている偉大なる不滅の創造主なのだ。
あなたたちはすべて、神自身から創造された神そのものだ。すべての生命の源からただひとつ直接つくられた創造物である神、さらにそこから生まれたさまざまな神々、それもあなたの姿だ。生命を探求するという冒険の中で、あなたは崇高なる知性と細胞物質を統合し、神なる人間となった。それは、神の精神が人類という名のひとつの形で表されたものであり、神々が、人間と呼ばれる自分自身の手になる創造物のすばらしさに感動しながら生きている姿なのだ。男、女、そして人類、それはまさしく限定された哀れな存在に化身した神の姿なのだ。すばらしい変装を施した神の姿なのだ。(p70-71)
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