home > 通信 > 『アセンション館通信』 第33号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.033 2004,10/10(第33号)
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガは“アセンション情報の広告塔メルマガ”です。

つまり、“アセンション”という言葉の流通拡大を手段として、
地球住民の“集合意識”の基盤を“ゆるめ・ひろげ”ることによって、
地球が向かう新しい光り輝く世界への次元移動を、できるだけ自然で、
スムーズなものにすることを目的に週刊で発行されています。(^_-)


◇◇ このメルマガが想定する“アセンション”◇◇

“アセンション”という言葉を聞いたことがない方は、発信サイトで
https://www.ascensionkan.com/demae/ascension.html
このページ↑をご覧ください。

また、特にこのメルマガが想定している“アセンション”という言葉の意味合
いについては
https://www.ascensionkan.com/demae/ascension_m.html
このページ↑をご覧ください。

要するに、グレゴリオ歴2012年12月22日をひとつの仕切として、これからわず
か8年ほどの間に、前後のつながりを辿れなくなるほどの大激変が起こって、
われわれは光り輝く圏域に移行するという、なんともはや嬉しいような、恐ろ
しいようなお話に“悪乗り”して行こう、という楽しい話題を振りまいていま
す。(^^)/

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◇◇ もくじ ◇◇

1.「人間」だけが“自分”が“死ぬ”と

2.“経済身体論”

3.“物流のシェア争い”

4.いただいたお手紙から:himaari さんから

5.編集後記:停電があったわりには……
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■ 1.「人間」だけが“自分”が“死ぬ”と
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台風が近づいてきているんですね。

共通したいろんな状況が、それぞれの世界に固有のいろんな夢をもたらして、
まあ、奇跡的とも言えますよね。

部屋の窓を開けると急に激しい川の音が聞こえて来るんですが、空いちめん雲
で覆われてはいても、いま雨はやんでいて、外は変に明るいんですよ。

この辺の雲は低いときはたいていそうなるんですが、上から垂れ幕の切れ端が
下がったみたいに見えて、まあ向こう側の山にかかっている辺りでは、要する
に雲というよりは霧になるわけですよね……。

さあ、今日は自分に許した“マインド無礼講”の日。

今日も、エラそうに、言いたい放題を書くぞう!! \(^O^)/

またまた、一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”にお付き合いいただく
時間がやってきました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有のお時間の中で、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、前回予告したみたいに、“経済身体論”とでもいう感じのものを書こ
うかなぁ、と思っていたんですが、じつはちょっとここで、変な話が飛び込ん
できたんです。(^^;)

それで、もしかして、話の流れによっては、ちょっと別のことも書くかもしれ
ません。(*^_^*)

前々回の『アセンション館通信』第30号
https://www.ascensionkan.com/mm/vol030.html#1
で、「環境問題の三竦み図」という話を書きました。

               「地球」

               /  \

             「経済」←「人間」

こんな話↑ね。

要するに、現在の環境問題っていうのは、われわれ「人間」の生命活動の一面
である「経済」活動が「地球」生態系に及ぼした負荷の最終結果が、「人体」
という「人間」に波及してきたことによって意識されたものだ、というあの話
ね。

ま、「人体」にまでその影響が及んでこなければ、『沈黙の春』の著者である
レイチェル・カーソンさんみたいなちょっと“特別”に意識的な人以外は、わ
れわには“環境問題”は存在しなかったわけだよね。

でも、ここで、「人間」の「経済」活動の結果が、「人体」にまでというか、
「人間」の生存可能性にまで影響するらしいことがわかって、“環境問題”と
いうのをどうやら無視するわけにいかなくなってしまった。

ブッシュさんなんかまだまだ気がつかない振りをしているけれど、はてさて、
それでいつまでやっていけるか、もう“予断を許さない”って段階にきた。

で、ここでは矢印の方向を全部は描けないんだけど、

               「地球」

               /  \

             「経済」←「人間」

この↑「環境問題の三竦み図」の“三要素”からの影響の矢印は、時計回りの
一方向にしか向いていなかったんだよね。

つまり、「人間(=頭)」→「経済」→「地球」→「人間(=人体)」の影響
回路は機能しているけれど、その逆の影響回路
「人間(=頭)」←「経済」←「地球」←「人間(=人体)」
は、機能しえないということだった。

何しろ、「人間(=人体)」は「地球生態系」の一部として存在しているのだ
から、“部分”が“全体”に命令するわけには行かないってわけだった。

「地球生態系」は「人間」の「経済」活動に命令してこない。

ただ、搾取されるだけ。(;_;)

「経済」も、「人間」に指示してこない。

「経済」というのは、「人間」活動の一面を捕らえた単なる“総称”で、固有
の意識存在じゃないからね。

「経済」的必然の“指示”に従っているだけだと思っている個々の「人間」は
たくさんいるみたいだけどね。(^_-)

じゃ、この「環境問題の三竦み図」↓の中には、

               「地球」

               /  \

             「経済」←「人間」

“環境問題”をそのものを“解消”できる要素は存在しないのかとなったら、
みなさん“百も承知”“千も合点”でご存じのように、もちろんいるよね。

「人間(=頭)」が作り出している「経済」活動が“悪さ”をしているわけだ
から、その「経済」活動を「人間(=人体)」に即したものに“戻せ”ばいい
わけだ。

別の言い方をすると、「人間(=人体)」も有機体であり固有の意識生命体、
「地球」も生態系(言ってみれば有機体)であり、固有の意識生命体だけど、
その中を取り持つ「経済」が、未熟な「人間(=頭)」が作り出した形だから、
まだオーガニゼーション(組織体)ではあっても、オーガニズム(有機体)の
レベルにまで達していないわけだよね。

他の地上の生き物たちの社会は、すべて“有機体”のレベルに達していて、全
体としての地球生態系の中にすっぽりと収まっている。

人間以外の動物たちや、植物たち、鉱物たちは、地球生態系の“一部”として、
それこそ“一分”の隙もなく、地球生態系の中にちゃんと収まっている。

でも、「人間」の生命活動(=生活)の器としての「経済」は、なぜか、地球
生態系の中には収まりきらない。

なぜか、わかる? (^^;)

(^^)O

そりゃ、もっともなところもあるわけ。

だって、「人間」だけが“自分”が“死ぬ”と思いこんでいるんだもー。(*^_^*)

(他の動物は、自分が死ぬことを知らないが、人間だけが、自分が死ぬことを
 知っている、なんて言い方もあるよね。(^_-))

あ、他人(ひと)ごとみたいに言ってるけど、わたしは違うって言ってるわけ
じゃないからね。(@_@)

まま、固いこと言っこ、なしにしよう。

お互い、“すねに傷持つ身の上”だからね。(*^_^*)

ささ、“環境問題”、“環境問題”。

でさ、“環境問題”を解決するには、「人間(=人体)」の生命活動(生活)
の一大集合体である「経済」を、ちゃんとした“有機体”にすればいいってこ
とだよね。

だから、「経済」を、「地球生態系」と「人体」という二つの立派な“有機体”
の間を取り持つ一人前の“有機体”にしてやればいいわけだ。

そこで、“経済身体論”というのが出てくると思うのね。

ちょっと段落を変えるね。


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■ 2.“経済身体論”
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いま、地球人類の「経済」を、“経済身体論”という観点から考えるとどうな
っているか、というのは前々回もちょっと考えてみたわけだよね。
(カー、この↑科白まわし、偉そうだねぇ。堪えられない。(>_<))

(*^_^*)

あの「擬似有機体“経済身体”の姿」
第21号 クロボーについて
↑で、考えてみたところによると、われわれ人間の「身体」と、現在の人類の
“経済身体”の間にはかなりの類似点も見つかるけど、かなり、奇妙奇天烈に
違っているところもある。

似ているところというのは、両方の身体において、それぞれの構成細胞が生命
活動(=生活)をしていくためには、物資の交流(交換)が必要だということ、
構成細胞はひとつだけ“切り離され”ては生きられない、ということだよね。

そうしてみると、現代流行の“核家族”なんて、なかなか“危うい”よね。

で、「人体」という身体では、肺臓で再活性化され“生命力”を新たに吹き込
まれた生活必需品(=血液)が、直接、中央の心臓ポンプの律動で、動脈とい
うパイプを伝って末端の毛細血管にまで送られて、身体中の全構成細胞に供給
されるわけだ。

そして、同じく全構成細胞から排出される老廃物が、今度は、静脈というパイ
プを伝って、これも同じく中央の心臓ポンプの律動で、再処理工場の肺臓まで
送り返される。

文字通りの、ゼロエミッションの世界。

もっとも、その間、粗っぽい方のエネルギーの流れとしては、口から食料が入
ってきて、体内の各構成細胞が必要とする物資(=生活必需品)を供給しては、
その老廃物が糞尿として出て行っているわけだけど。

でも、こういう洗練されたマナーと比べると、わが“経済身体”には、いろい
ろ“おかしな”ところもあるような気がするよね。

われわれの“経済身体”では、身体内の各構成細胞(=個人)への物資(=生
活必需品)の直接的供給は行われていない。

これは、「家族」というもう少しクラスターの大きな生活単位を生存(=サバ
イバル)の基本単位にしているからね。

結構、最近は、家族というサバイバル単位によるいろいろ“危険な場面”も出
て来始めているけど、うん、ま、それはここではいいや。

ただ、わが“経済身体”と本物の「人体」との一番大きな違いは、何と言って
も、各構成細胞への物資(=生活必需品)の“直接的供給”が行われていない、
ということだよね。

なにしろ、われわれ「人間」の場合は、“自分”は“死ぬ”と思いこんでいる
というか、“自分”だけで生きられると思っているというか、ま、そういう幻
想世界の「夢」を観ているわけから、“経済身体”の視点からいえば、個々の
構成細胞の単位で生命活動(=生活)していることになるよね。

これって、結構、やばいんだけど、まあ、そういっても仕方がないやね。(^_-)

だから、


        …………○…………○…………○…………


じつは、ここまで↑保存してある段階で、その先かなり書いたところで停電が
起きました。(^^;)

昼の3時くらいだったかな。

その先、延々と停電が、終わらない。

そのうち、外の世界はただただ真っ暗闇。

窓を開けると、暗闇の中でただ猛烈な雨風が吹いているだけなんだ。

……もう、何もしなくていいんだよね。

……。

うん、素晴らしい体験だった。(^^)/

ここに移ってきてから経験した一番長い停電。

今日はもう、電気は点かないと思って、ロウソクの灯りで夕食を済ませて、床
に入ったら、夜の8時の今頃になって電気が点いちゃった。(>_<)

うーん、もう今日は諦めようと思ったけど……、こうして電気が点いたら、し
ゃーないなぁ。

書くっきゃ、ないよね。


        …………○…………○…………○…………


でさ、われわれの場合は、生きているのは“経済身体”全体ではなくて、個々
の構成細胞だという前提になっているから、エネルギーの交流とか、物資(生
活必需品)の交換にはすべて、個々の構成細胞を単位とする“帳付け”が必要
なんだよね。

「借方」がオレで、「貸方」がアイツだから……、というよう“帳付け”ね。

最近は、こういう“面倒”自体を意識化させるために、意図的に“帳付け”を
再開させようというような動きもあるみたいだけど、人類のこの“帳付け”の
歴史は永いから、通常は、そんな面倒なことはもうしないよね。

生活必需品の供給には、もっとずっと洗練された“帳付け”が、あたかも空気
のように自然に、実際の物流に“寄り添って”流れていくわけじゃない。

「貨幣」という(じつにありがたい (^_-))発明が、現地球人類の歴史の展開
とともに、寄り添い、発展し、進化してきたわけだ。

でも、この「オカネ」という仕組みには、発明者が知ってか知らずか、ちょっ
とした“異次元の異物”が仕込まれていた。

つまり、この万象が変化し、成長とともに、衰退と老化と新陳代謝を免れない
“物理次元”の中に、けっして老化しないという“異次元”のリアリティが、
秘かに挿入されたんだよね。

これが、どれくらい微妙で巧妙な仕込みだったかは、まだまだ“まどろんで”
いたわれわれ地球人類にはとても見当もつかなかった。

ところが、これがじつは、結構な“悪さ”をすることになった。

ま、いろんな言い方があるだろうけど、これが今回の“地球劇場”のお芝居の
メイン・シナリオと言ってもいいのかも。

このシナリオの“どん詰まり”をわれわれは、今、生きているわけだよね。

この「オカネの仕組み」に仕込まれたものが何かを簡単にイメージするには、
やっぱり本物の有機体である「人体」と、われわれが作った“経済身体”との
違いを考えるのが、いちばん、手っ取り早いよね。

本物の「人体」では、中央心臓の律動に合わせてすべて“直接的に”個々の構
成細胞に供給されたエネルギー交換は、われらが“経済身体”では、オカネと
いう“帳付け”と同伴でなければ移動できないという拘束衣を着せられた。

そして、その「オカネ」には、二つの特権が付与されていた。

ひとつは、「オカネ」は腐敗も老化もしないという特権。

つまり、「オカネ」は、物理次元に形を持って存在する物質であるにもかかわ
らず、“新陳代謝”という物理次元に存在する生命体(=有機体)を統べる大
きな「法則」を破る特権が認められたわけ。

そしてもうひとつは、あらゆる物財との交換能力を付与された特別の抽象的物
財である「オカネ」には、強者の権力として、交換に際して“利息”を要求し
てもいい、という特権が認められたということ。

この二つの特権が、積もり積もって、結局は、物理次元に実在する実際の“生
き物(=有機体)”の生命を脅かすほどの大変な“悪さ”をすることになった
わけだ。(@_@)

その結果、擬似有機体である“経済身体”はどういうことになったか?

じゃん、じゃん。

最近の紙芝居は、理屈っぽいけど、結構、面白いよね。(@_@)
(あ、そんなこと言ってるのは、やってる方だけか。(*^_^*))

各構成細胞(=個々人)の生命活動(=生活)を賄う生活必需品は、“経済身
体”の中で新陳代謝して行くのに、その物資の流れに随伴する「オカネ」だけ
は“経済身体”の中のどこかに蓄積することになってしまった。

今や「実体経済」の40倍ともいわれる規模になってしまった「マネー経済」
が、いわば“経済身体”の“頭部”に蓄積した「オカネ」だという話は前々回
の『通信』でしたよね。

しかも、この「マネー経済」のオカネを「実体経済」のオカネと区別する方法
はないわけ。

“経済身体”の“頭部”に溜まりに溜まったオカネは、「実体経済」の物流を
動かすオカネと、まったく同じオカネなんだよね。(@_@)

ミヒャエル・エンデさんは、これがどれくらい不幸なことかを洞察していたわ
けだけど、結局、このことが“経済身体”を「地球生態系」の一大収奪機構に
してしまっているわけだし、ひいては、“経済身体”の中で生存している「人
間」の不幸の根本原因にもなっているわけだ。

そして、このシステムの“どん詰まり”が

             「貧富の二極分解」

というわけ。

このシステムで行くかぎり、これは避けられない。

「オカネ」に

1.「オカネ」は、より増える可能性のあるところにしか行けない

2.「オカネ」は、生産に携わることによってしか入手できない

という2つのDNAが仕込んであるかぎり、個々の「人間」のどんな“善意”
も、個々の「人間」のどんな“努力”も“効率化”も、この

             「貧富の二極分解」

という結末を回避することはできない。

これは、恐ろしいのよ。

「人体」が、“頭部”だけで生きることができないように、また“右半身”だ
けで生きることはできないように、資源の再配分に失敗したあらゆる文明は、
結局は、滅びるより仕方がないわけだから。

じゃ、この「貧富の二極分解」を回避する方法はあるのか、となったら、もち
ろん、あるよね。

それは、「オカネ」からこの2つのDNAを剥ぎ取ることだよね。

でも、それを現在の地上の“経済身体”の中で実現しなくてはならない。

そうでないと、必然的に“頭部”に過剰に蓄積してしまう「オカネ」は、何と
かゲームの何とかリーグの延命のために何千億円と投資されるより仕方なかっ
たり、何とかいう“珍品貨幣”のオークションに何千万と投入されるより他に
道がなくなるわけだから。

(あ、けっして、どなたかのことを、批判したり、当てこすったり、している
 わけではありません。
 わたしも誰も、みんな、自分がしたいことをしているだけですから。)

とはいえ、実際に、この“経済身体”という幻影の中で、いま、個々の経済主
体は、サバイバルという形を取ってはいるけれど、「人体」をも含むトータル
な「人間」と「地球生態系」の生存可能性に向けて、必死で、出口を求めてい
るところだと思うのね。

インターネットという“グローバル・ブレイン”の配線がほぼ完了した現在で
は、個々の“志”、個々の“経済意図”の出発から結論までの“走行時間”が
極端に短縮しつつあると思うの。

あらゆる“経済意図”は、あっという間に、結論に辿り着いてしまう。

だからこそ、

             「貧富の二極分解」

という結論が、避けられないということでもあるんだけど。

で、ここまでで、言いたかったことは、現状でのわれらが“現実”、われらが
“経済身体”の中では、どんなに“努力”しようと“効率化”を図ろうと、
「貧富の二極分解」は避けられない、ということ。

そして、どうやら、(“トンデモ情報”も含めた)歴史の示すところ、惑星内
の“資源の再配分”に失敗した文明が生存できる可能性は皆無らしい、という
ことです。

だいたい、あらゆる惑星内の文明の滅亡は、“核爆発”(またはそれに相当す
る破壊力の解放)の結果か、“資源の再配分”に失敗した結果かの、どちらか
らしいのね。

ならば、どうすればいいのか……。(-_-;)

なんて、柄にもなく、深刻ぶってみていたら、なんと、ひょんな情報が、飛び
込んで来ました。(*^_^*)

ま、宇宙内に“偶然はない”とも聞くから、その話の流れに“悪乗り”してみ
ようかな、なんて思うんですよね。

まるで、冗談みたいに面白いよね。(^^)/

で、ちょっと、段落を変えます。


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■ 3.“物流のシェア争い”
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dom さんの科白じゃないですが、

       “「生産力」が「消費力」を超えてしまった”

現在の地球の経済環境で、いま、熾烈に戦われているサバイバル戦争の傾向を、
一言にまとめるとしたら、どういう言葉が妥当でしょう。

そうだなぁ。(-_-;)

こう言ってもいいかも。

      “パイの大きさが決まっている物流のシェア争い”

(^^;)

ね、そう言っても、そんなに外れてはいないでしょ。

消費人口は限られているのに、作り手はいくらでもいるんだから。

というより、今となっては、一番優れた作り手が一社あれば、もうそれだけで
その分野の全消費を賄えるかもしれないわけだものね。

われわれ人類は、それくらい強力で効率的な生産手段を構築できるようになっ
てしまったみたい。

ただ、その“物流のシェア争い”の闘い方は、“生産業”と“流通業”で違う
んだろうけど。

その“物流のシェア争い”を、“製品の競争力”を手段としてやろうとしてい
るか、“流通経路の最適化”という手段でやろうとしているか、といった違い
はあるんでしょうけどね。

でも、それはどちらも、いわば“配線”の問題で、通信能力の飛躍的拡大によ
って実現してしまった能力が原因で起こったこと。

いや、もちろん、地上全体、つまり世界中がそうだというわけじゃないですよ。

いわゆる、“資本主義”の最終段階に突入してしまった国々の状況です。

だから、「日本」がその最先端です。(*^_^*)

見たところ、アメリカの“後追い”をしているように見えますけどね。

名目上“経済身体”の“血液”であるはずの「オカネ」は、従来の2つの DNA
を棄てられない限り、もう“血液”の役割を果たせなくなったわけだよね。

金融業が“国債”を買うなんて、“自己否定”そのものだものね。

運輸業の会社が「荷物を運んだのでは利益にならないから、金貸しをします」
と言ったら。それは誰が考えても自己否定だけれど、銀行が、いちばんオカネ
を必要としている企業にオカネを貸せない時代が来たら、それは金融業の最期
ということだと思うのね。

にも関わらず、まだ、金融業が“生存”しているかのように見える……。

あ、あの田圃の下の間道にある“葛”、あれどうなったと思います?

あれ、まだ、そのままなんです。(*^_^*)

既に、“根切り”されているんです。

もう生存できる見込みはないし、完全に“死に体”なんだけど、まだ剥ぎ取る
ことはできないの。

銀行は、増やせる可能性のあるところにしか「オカネ」を貸すことはできない
んだよねぇ。

つまり、地球の“経済身体”の生存に役立つことはもうできないんです。

まともな「人体」だったら、息は吸ったら、吐き出さなきゃならない。

それが、リズムだものね。

でも、いま地上の“経済身体”の“血管”は、だんだん、構成細胞に“血液”
を運ぶことができなくなりつつあり。

もう、“血液”の上納しか、できなくなりつつあるということね。

だから、トータルな意味では、地球の“経済身体”そのものが、完全な“脳梗
塞”の直前にいるわけ。

まさに、“風前の灯火”だよね。

このまま、来年、アメリカが国債の償還を拒否して、「基軸通貨ドル」の幻想
が崩壊したら、それこそ、ラビ・バトラさんじゃないけど、

         「資本主義は花火のように爆発する」

よね。

そうなったら、かなりハチャメチャな状態が来るんじゃない?

できれば、まだこの「資本主義」の幻想が残存している間に、次の社会のため
の“型”というか“受け皿の雛形”くらいは、作って置きたいよね。

だって、幻想さえ残っていれば、「オカネ」そのものは、在るところには、そ
れこそ、“うなるほど”余っているわけだから。

なにしろ、地球の“経済身体”が脳梗塞で倒れるのは、使われる可能性もなく
“頭部”に滞留している「オカネ」のせいなんだから。

そうするうちにも、生産ラインから“非効率的”で“余計な”「生産力」は、
どんどん排除・淘汰されていき、そうして退縮していく“経済身体”の“右手”
に対応して、「消費力」である“左手”も同じように退縮していかざるをえない。

そして、誰もそれを止めることもできないし、止めようとも思っていないわけ
だものね。(;_;)

コイズミさんは、「“痛み”に耐えて、構造改革をしなければならない」って
いうかもしれないけれど、“痛みに耐えている”平均的な「人間」なんてもの
は、言葉の上にしか存在しない抽象なんだよねぇ。

現実には、肉体の生存可能性から一瞬、一瞬、排除されていく個々の「人間」
がいるだけなのね。

でも、コイズミさんは、もう“経済身体”の箇々の構成細胞に“血液”を運ば
なくなった“血管”(=金融)だけは守らなければならないと思っているみた
いだし。

でも、実際の“経済身体”の中で起こっているサバイバル競争は、もう少し、
リアルだよね。

どんどん疲弊していく“経済身体”の“左手”(=「消費能力」)に手を差し
伸べる以外に、生き延びられる道はないことを知っている。

もちろん、

      “パイの大きさが決まっている物流のシェア争い”

という意味での、サバイバル競争の話よ。

さて、そこで、昨日、わたしのところに飛び込んできた話です。

流通業界という競争場裏でのお話ね。

たくさんの企業がそれを狙っているように、ある流通企業が“無店舗販売ネッ
トワーク構築戦略”を完成したわけ。

そして、今年の十一月末日まで、“販売店特別縁故募集”というのをやってい
るというんです。

わたしもこれまで似たような話に手を出して失敗しているので、人様に迷惑を
かけるような可能性があることは、もう金輪際やるまいと思っているのね。

ただ、この話は、これまで聞いたことがある話の中では、迷惑をかける可能性
が無限小だと思いました。

話はこうです。

これまで“通販”のツールとしては、紙モノの「カタログ」か、「インターネ
ット通販」というのが一般的だったと思うんだけど、この企業の場合は、紙の
カタログに代わって、今では誰もが知っている一瞬で頭出しができるある大容
量媒体を使おうとしているようです。(^_-)

つまり、長時間の映像情報を販促ツールとして使おうというわけ。

で、この手段については、ビジネスモデル特許を取得してあるみたいね。

これまで通販業界でそれなりにやってきた会社みたいだけど、ま、これから、
固定客の囲い込みに大きく打って出ようとしているわけだよね。

将来の生き残りと大きな儲けのために、とにかく、与えに与えようと思ってい
るわけだと思います。(ま、この頃は、どこもそうだけどね。)

で、販売商品としては、まあ、(少なくとも将来的には)生協のように生活必
需品全般を考えているんじゃないのかな。

そういう商品群を、その大容量媒体カタログで購入する固定客を作ろうという
ことだと思います。

そして、その販促ツールの媒体プレーヤは、お客さんに無料レンタルするとい
う戦略です。

年に、2回か3回更新されるカタログ媒体そのものは、これは(多分)販売店
が1000円で購入するということじゃないかな。

で、お客さんには商品購入代金と同額のポイントが還元されて、そのポイント
と同額の商品と引き換えてもらうことができる、ということみたいです。

聞いた話はもう少しありますが、でも、関心を持てるかどうかを判断していた
だくための情報としては、これで十分だと思います。

で、わたしが、とにかくご迷惑をおかけする可能性が無限小だと思ったのは、
この“縁故募集”に手を上げてその大容量媒体のプレーヤを受け取ったとして
も、要らないなと思ったら“着払い”で返送すればいい、という話を聞いたか
らです。(^^;)

これは、「演出」としたところで、かなり本気ですよね。

で、そのプレーヤ自体は、通常の映画の再生などにも使えるようなんだけど、
そのカタログ媒体は、このプレーヤでなければ見られないそうです。

で、今、主宰企業がこの“特別縁故募集”の応募者に求めていることは、同じ
プレーヤを受け取る(もらう)人を十人集めること、です。

「わたし欲しかったんだけど、まだ買っていないから、それもらおうかな」と
いう人を11月末日までに十人以上集められると思う人は、まあ、いちおう、
この縁故募集に関心を持ってもいいわけですよね。(*^_^*)

販売店になるには、東京でのスクールに参加する必要があるらしいけど、地方
の方には宿泊費用はみてもらえるみたい

ちなみに、「開発資金ゼロ」というのが謳い文句です。
販売店登録にあたりスタータキット代、各資格における研修費用、入会金、年
会費及び商品の強制購入等の特定負担は一切有りません。(販促物は除きます。)
ということみたい。

で、もし、興味がある方がいらしたら、
http://www.formzu.com/formgen.cgi?ID=6456714
ここ↑から資料請求してください。
ビジネス・プランなどの資料を(Fax、E-mail、または郵送で)送ります。

急に、こんな話を書いて、驚いたでしょ。(^^;)

わたしだって、昨日この話を聞くまでは、そんなつもりはまったくなかったん
だから。(*^_^*)

でも、駄目元で、気楽に考えてね。

いずれにしろ、わたしは、オカネが通用する世界はもうそう長くは続かないだ
ろうと思っています。^^;

でも、その効力が続いているうちは、その世界で生きなくてはならないし、そ
れが当面の仕事だとも思っているので。

もし、万が一、この話が大きく化けて、オカネが入ってきたら、それこそ嬉し
いじゃない。(^^;)

またまた、必要以上に“儲かった”りしたら、それこそ、「キママ」第1号の
立ち上げ資金にでもしましょうよ。あはは。(^^)/

で、いずれにしろ、どんなこともレッスンだし、誰も悪い人はいないし、みん
な一生懸命やっていると思うのね。

考え方は、ひとりひとり違うけどさ。

今回は、ここまでかな。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■  4.いただいたお手紙から:himaari さんから
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回、himaari さんという方から、メールをいただきました。

(これ↑“ひまわり”さんじゃないところが面白くて。(^^;))

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>いつもありがとうございます。
>
>今回のメルマガで読者の質問(ミカエルさん)の項で、うむむ〜〜〜と膝を
>打ちました。
> 隣に誰もいなかったので本当には打ちませんでしたが。
> 
>最近の私にはよく言われている、シンクロという様な、他のところで考えさ
>せられていた事に対しての答えが、早く別のところで出会う感じがします。
> 
>上記のミカエルさんの文だけを読んでいると、なるほど〜〜、まったくだ!
>と思ってしまう、土台がしっかりしていない私ですので、何度も同じ答えを
>別々の所で発見しないと、納得というか、中に収まらないのです。
> 
>あっちへどどどど〜〜、こっちへどどどど〜〜
>
>よくやる群衆真理で、この真理はころころ変わりますので、何度のそれに巡
>り会わなければならないのです。(笑い)
>
> 
> 今回もそのような気がします。 ちょっと自分の身に付くかも知れません。
> 今度聞いても、ハタと人の膝をたたくことも無くなる時、身についたと思
>います。
> 
> どうでも良い話を書いてしまいましたが、読者数が少ないだけに(1万目
>標から言うと)とても内容が濃いと思います。その中に入っている私もそう
>とう優秀なのだと鼻の穴を膨らませているのですが。
> 
> 次回も楽しみ読ませて頂きます。   ありがとうございました。
>                         himaari
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ありがとぅございます。

こうして、反応していただけると、やはり、とても嬉しいです。

今回に限らず、ミカエルさんには本当に、お世話になっています。

多分、このマルマガでの貢献度から言えば、わたしがミカエルさんのお世話に
なっている度合いの方が大きいような気がします。

ミカエルさんのおかげで、そうでなくては表現できなかった、わたしのいろん
な面を表現できたような気がしますから。

そうしたら、その表現が、こうして himaari さんにもある種の反応を引き起こ
したりもするのですから、ほんとに、わからないものですね。

>……、読者数が少ないだけに(1万目標から言うと)……

あはは、そんなタイミングがあるかどうか。(*^_^*)

わたしとしては、一回一回、とても楽しませていただいています。

これからも、よろしくお願いします。

ありがとうございました。m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


それから、前回のLさんへのご返答は、やっぱり、ちょっと、よくなかったな
と反省しています。

Lさんのお気持ちを汲むことが、あまりにも少なすぎたようです。(-_-;)

というか、<意識>というのは、わたしの“病気”と言ってもいいほどの好み
のテーマなものですから、勝手に走りすぎました。

自分で好きなことを言うのは、とっても、嬉しくて楽しいんだけど、それだけ
まわりが見えなくなりますね。

いりいろあるんだなぁ、と思いました。


        …………○…………○…………○…………


それから、じつは、今回も、ミカエルさんからメールをいただいているんです
が、今回は、停電もあったし、時間切れです。

できれば、次回に、取り上げさせていただくかもしれません。

でも、ああ書いた後で、また、ミカエルさんからメールをいただけたことは、
とても嬉しかったです。

ミカエルさん、ありがとうございました。m(_ _)m


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■ 5.編集後記:停電があったわりには……
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今日は、停電があったわりには、かなり、書きました。

でも、書いた部分がかなり消えてしまったので、後から書き継いだときは、ち
ょっと、その思いが残った。

後で書いたものは、消えた部分とはかなり違ったけど……。

ま、当然のこと。

とりあえず、よくやったと、自分には言ってやろう。

こんなものか。

それにしても。今日の停電はいい体験だったなぁ。

というわけで、今回も……。

前号に続いて、著者のご了解を得ている「祈願文」という内容の文章を掲載さ
せていただきます。

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17.2001.7.7 地球さんへ

            【 祈 願 文 】 

56億年の永きにわたり、多くの魂に学舎を提供されてきた、地球さん、
本当にありがとうございました。
満身創痍でボロボロになりながらも、一言の愚痴も言わず、ただひたすら
大いなる愛で耐えてこられたあなたに、深く感謝いたします。
もうすぐ光の次元へ戻られるとのことですが、一日も早く傷を癒され、
元気な姿で光に還られますよう心よりお祈りいたします。
天の父よ、天の母よ、どうか私達の祈りを聞き入れ、地球さんにたくさんの
癒しの光をお送り下さい。

           海よ山よ空よ森よ川よ    よみがえれ

         生きとし生けるもの全て  よみがえれ

            地球よ         よみがえれ
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<(_ _)>

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■ 【作 者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: paritosho@dream.email.ne.jp
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