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『21世紀への指導原理 OSHO』より

    OSHO:永遠


OSHO

意識は静止したままだ。
人は世界中を動きまわるかもしれない。だが、内側の何かはけっして動かない。
そして、あらゆる動きはその不動の中心を根拠にしている。

見張りは見張りであること以外、何もできない。
見張りが何か他のことをした瞬間、それは滑【すべ】り落ちる。それがマインドだ。

マインドとは副産物を意味する。
それは肉体と共に生まれ、肉体と共に死ぬ。それは時間の中の現象だ。

大脳の一部は目覚めたままだ。ちょうど立会人が窓を通して見ているようなものだ。
窓そのものは目覚めていないが、窓の背後の立会人がそれを開けたままにしている。

立会人は大脳の一部ではない。
だが立会人は大脳をひとつのメカニズムとして使用する。

最後に、あらゆるものが消え去ったとき、その見張りだけが残る。

その体験はあなたたちのマインドのどんな体験とも比べることはできない。
至福、歓喜、恩寵−−そういうものはすべてその下にある。
それは常にそういうものの背後にいる。それはただ見守っているだけだ。

大空はいたるところにあり、しかも何処にも存在しない。
大空はすべてを包含し、大空を包含するものは何もない。
大空はすべてに浸透し、しかも何ひとつ邪魔しない。 (p224-225)

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