OSHO 他人は味方ではありえない。他人は敵だ。他人であるというそのことで敵なのだ。 なぜなら、他人との間には、競争が、嫉妬が、闘いが起こらずにはいないからだ。 貪欲は、人生を意味あるものにしようとする愚か者の努力だ。 いかなる量的変化も、人生を真の意味で変容することはできない。 比較は病いだ、最大の病いのひとつだ。 比較は競争をもたらす。 比較は、傷とエゴをもたらす。劣等感という傷と、優越感というエゴを。 そして、人はこの二つの岩の間で押しつぶされる。 賢ければ、生きるための比較より、むしろ生きることを始めるだろう。 あるがままの自分を受け容れた瞬間、あらゆる重荷、山と積み重なっていた重荷はただ消えてしまう。 あなたのような人は、この世界にひとりもいない−−これまでいたこともなかったし、二度と現れることもけっしてない。あなたひとりだけだ!” 一人ひとりの個人がユニークだ。ユニークさとは、存在からの贈り物だ。 (p312-313) |